フィラデルフィア・エクスペリメント

１９５５年、ＵＦＯ研究家モリス・ジェサップの元に、アレンデと名乗る人物からの手紙が送られて来た。その内容によると、、、。 第２次世界大戦のの最中、アメリカでは原爆とともに、いくつかの技術開発が進んでいた。そのひとつが、軍艦を敵のレーダーから不可視にさせようというものであった。 これは、アインシュタインの統一場理論を応用にしたもので、巨大な磁場を作り出すことによって、物体をレーダーから遮閉しようというもので、当時軍の科学顧問だったアインシュタインも参画していたという。 １９４３年、フィラデルフィアで乗員を乗せた駆逐艦エルドリッジを使って、その実験が行われた。それが「フィラデルフィア実験（エクスペリメント）」である。 しかし実験が始まってまもなく、エルドリッジは緑色の光に包まれ、見守る人々の前から忽然と消えてしまったのである。海は、エルドリッジの船底形にごっぽりと凹んでいたそうである。しかも消えたエルドリッジは、同じ瞬間に、南方に３００キロほど離れたノーフォーク港に出現していた。 磁場を切ると、エルドリッジはフィラデルフィア戻ってきたものの、乗船していた船員たちに悲惨な出来事が起こっていた。ほとんどのものが発狂し、消失中に異次元に迷いこんだものがいたり、異星人とあったと証言するものもいた。また、消失による空間の歪みからか、何人もの船員が甲板や壁にめり込んでしまい、艦上はさながら地獄図絵だったという。 比較的被害の少なかった船員は厳重に口止めされて船を降りたが、その後行方不明になったり、突然身体から発火して焼け死んだりしたものもいたそうである。 このプロジェクトはその後、原爆の完成で中止になったとも、タイムトンネルを作り出す「モントーク・プロジェクト」に引き継がれて行ったともいう。 でも、全部嘘っぱちだ（笑）。