line
spc
news01 backtoindex
line
spc
 
 
 
深海魚サケガシラの相次ぐ捕獲は、天変地異の前触れか?
 
sakegashira サケガシラって、ご存じですか?
右図のような、タチウオ形の深海魚です。
頭が鮭に似ているから、「鮭頭」なのでしょうかね。
冷水を好み、水深200〜500メートルに棲息しているそうです。タチウオ形という通り、海中では直立して泳ぎます。そのせいだと思いますが、舵とりの尾びれは胴と垂直についてます。
大きい個体では、2メートルをゆうに越します。
 
このサカガシラ、深海に棲む故、めったに捕獲されない魚ですが、6月13〜14日にかけて、福岡とその周辺の浜に相次いで打ち上げられました。
体長50〜70cmと小さめですが、その数およそ十数匹。
また、和歌山県でも、3年に一度くらいしか上がらないのが、今年に入ってすでに3匹が捕獲されたそうです。(1/12、1/20、4/25。昨年冬からだと、4匹)
この他、喜界島南60キロの海でも4月に捕えられています。
 
深海魚が上がると天変地異があるとされていますが、はてさて、海温もしくは海底に何か変動が起きているのでしょうか。
東南海大地震が確実に近づいていている今、ちょっと怖い話ですね。
 
ちなみに、この魚、白身は軟らかくてマズイそうです(笑)。
天変地異の前触れを喰っちゃいかんだろ?(笑)
 (JUN 17, 2004)
spc
sq
spc
backtoindex
spc
sq
spc
gotoHOME