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『日曜ビッグバラエティ』
テレビ初公開だらけ!世界の国から(秘)映像 産地直送

2002.AUG.18 テレビ東京
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オカルトコーナーがあるかなあ、と思っていたらありました。しかも、テレ東にしては珍しく、この番組のために海外ロケしたらしい。(もっともわざわざ日本から派遣したのではなく、現地の特派員を利用)
内容はしょうもないのですが(笑)。
そのためか、それとも、司会が懐疑(否定)派の小倉智昭のせいなのか、このコーナーだけ若手女性タレントのゲスト付きでした。
 
さて、内容はというと、アメリカのゴースト・フォトグラファー、シャノン・ロバーツというおばはんのお話。肩書きを見ただけで、怪しさ爆発である(笑)。
心霊写真が必ず撮れると豪語する、このおばはん。何枚か写真が紹介され、確かに見た目に気味の悪い写真もあるけど、プロだからなあ。陰で何やってるか分からんし。
 
で、スタッフの用意したポラロイドカメラを渡して、まず墓地へ。
何枚か撮影するものの、心霊写真は撮れず。撮影用ライトが邪魔だとか、人(スタッフ)が多いとか、ぶつぶつ。そのうち、そう簡単に1回で撮れるもんじゃないと逆ギレ気味(笑)。
 
やがて、彼女の提案で、その墓地の丘から見えるセント・メリーズ・アートセンターという建物に移動。そこは、かつて病院だったものを、美術館にしたものだそうで、少女の幽霊が出るという噂のあるところらしい。もっとも、ここでも大した心霊写真は撮れなかった。
一行は、地元ネバダで最も古いホテルである、ゴールド・ヒル・ホテルへ。このホテルの4号室には小柄な女性の幽霊が出るという。
というわけで、その部屋のバスルームで撮った写真に、怪奇現象があらわれていた。2枚連続で撮ったにも関わらず、1枚はカーテンが開き、もう1枚は閉まっているというのだ。
ちなみに、レポーターもナレーションも、「開いていたカーテンが閉まった」と言っているが、実際は逆で、「閉まっていたカーテンが(数十センチ)開いた」のである。
そのうえ、この2枚の写真は連続ではない。入りしなに1枚撮影をし(カーテンは閉じられている)、オーナーによる幽霊話の収録をし、その後でもう一度バスルームの撮影(この時にはすでにカーテンは開いている)をしている。(録画ビデオをチェックしました)
カラクリを説明しよう。
最初にカーテンの閉じているバスルームを撮影(写真1)。別の話題でスタッフが忘れた頃に、カーテンを開けて、(スタッフが近くに来た時を見計らって)もう1枚写真を撮る(写真2)。この時点で、バスルームのカーテンは開いたままになっている。
写真2を見せてから、写真1を見せると、あら不思議、カーテンの開いているバスルームを撮影したのに、1枚はカーテンが閉じちゃってる!という怪現象の出来上がり。
おばはんのしたり顔は気に入らないが、騙されたスタッフがアホだからしょーがない(笑)。
 
その写真に感動(?)したスタッフは、彼女に小型ビデオを渡して撮影してもらうことにする。すると、窓の外に、光りが動いているのが撮影されたのである。
小倉智昭が、「たまたま外に懐中電燈持った人がいたんじゃないの?」と、いう通り、どう見ても懐中電燈持った人がいたようにしか見えない(笑)。とりわけ、右から入ってくる時には、まるで歩いているような上下運動をするのだ。ただし、個人的な意見を言えば、「たまたま」ではない気がするけどね。
この場所で撮影しようって提案したのは、おばはん自身だものね(苦笑)。
 
なんだか分からないけど、このおばはんがいつも浮かべている薄笑いを見ていると、一筋縄ではいかない人のようである。
こういうオカルト系に強くないテレビ東京、いいように騙されまくられちゃった感じ(笑)。
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