line
spc
no.0205050 backtoindex spc nextprog
line
spc
『奇跡体験! アンビリバボー』
2002.MAY.05 フジテレビ
spc
今回の番組はいつもよりまし。笑えるし。バカ霊能師が出てないからね(苦笑)。
 
sq spc 見えてしまった者たち・予知夢の驚異
spc
イギリス人のクリス・ロビンソン。彼の予知夢は非常に当たり、警察にも協力。情報機関も非常に関心を持っているという。
彼は、臨死体験をしてから、その能力に目覚めたそうである。クリスによれば、大きな知性=「宇宙霊」から情報を得ているそうである。これって、予知夢じゃなくて、「コンタクティ」の分類じゃない?って気がするけど(笑)、まあ、いいか。
(参照:arwspcUFOと宇宙人/用語・人名基礎知識>[ コンタクティ ]
 
また、福島県の主婦佐藤幸子さん(67)の事例も紹介。近所の井戸の発掘を初め、雲仙岳の噴火や阪神大震災も予知したという。
彼女の場合、一時期自動書記(!)に捕り憑かれていたらしい。自動書記の内容に関して、番組で大して紹介してないのは、多分意味不明なのか、関係ないということだろう。(なんか、短歌っぽかったけど。「恋」とか書いてあるし)
 
ところで、両予知能力者に共通していることは、夢日記をつけていること。
証拠として充分と思われるかもしれないが、検討が必要である。どこまで正確かが問題だからだ。 単語の羅列の中やイメージから予言があたったというのでは、ノストラダムスの予言解釈やガセ能力者の常套手段。子細に調べると、「それじゃあ、予知したとは言えない」ってのが、いっぱいあるからね。客観的に、どこまでが確実に当たったのか、子細に検討するべきである。
 
ところで、この番組の最も注目すべき点は、出ました、変な学者です(笑)。
一人目は、なんとケンブリッジ大の物理学者ブライアン・ジョセフソン教授で「アインシュタインの相対性理論によると、未来はすでに存在している」そうである。(そうなの?)
彼の予知夢のシステム仮説を紹介。3次元は時間という軸を加えて4次元のモデルとなる。時間軸上の3次元の空間を、さらに高次元から眺められれば、未来予知は可能である。その高次元から眺めるのは、自己の意識でも良いし、高次元から4次元を眺められる何か(「宇宙霊」か?(笑))から情報を得ても良い、というものだ。う〜ん、なんか陳腐なSFだなあ。
もう一人は、予知夢研究所(笑)のキース・ハーン博士。彼によると、ある大きな災害に対し同時に多くの人々が予知するのは、種の保存のためだという。つまり、大災害の前に鼠が集団で逃げるのと同じだというのだ。
その実例としてとりあげたのが、1966年、英ウェールズ・アバファンで起こった大規模な土砂崩れ。この時、確実なもので、25人もの人々がこの事件の予知夢を見たという。しかも予知夢を見たのは女性が多かったことも、種の保存と多いに関係しているという。
しかし、である。その予知夢を見たのは、アバファンと縁の無い人たち(!)だったそうである。ちょっと、待って。それじゃあ、種の保存とか全然関係ないじゃ〜ん(笑)。

spc
sq
spc
backtoindex
spc
nextprog
spc
sq
spc
gotoHOME