line
spc
no.0202160 backtoindex spc nextprog
line
spc
『不思議どっとテレビ。これマジ!?』
2002.FEB.16 テレビ朝日
spc
sq spc ミステリーサークル最終報告
spc
う〜ん、最近ネタ不足気味の『これマジ!?』(奮発してたからね)、ついにやってしまった。
ネタばらしである。べつに、そういう趣旨の番組ならいいんだけど、同じ穴のムジナだからなあ。いいんですかね、小山薫堂さん(監修・構成)。そんなことしてると、『これマジ!?』で力を入れてる「スカイフィッシュ」もネタばらしされちゃうよ(笑)。
 
さて、この「ミステリーサークル最終報告」のネタ元は、パンタ笛吹氏著の『ミステリーサークル 真実の最終報告』である。このパンタ氏、昔はオカリナ吹きながらヒッピーしてたそうで、現在はアメリカで寿司屋を経営しているという人。この人、以前「アガスティアの葉」のいい加減さを暴いてたりする。
さて、パンタ笛吹氏、昨年イギリスのサークル制作団体にオーダーして、ミステリーサークルを作ってもらったという。それが、2001年で最も美しいといわれたサークルだそうで、イギリス王室の紋章に似ているため、そこから「平和のメッセージ」を汲み取るサークル研究家もいた。実際は、このマーク、パンタ氏の寿司屋のマーク(家紋か?)に過ぎないのだが(笑)。
サークル制作チームのリーダーはマチュウ・ウイリアム(コンピュータ技師)。その他、ネイル・スワン(建築技師)とマチュウ・ベヴァン(銀行コンサルタント)の3人である。
マチュウ・ウイリアムによれば、現在イギリスでサークルを作っている団体は8〜9、総勢25人ほどだという。
マチュウ・ウイリアムのチームは1994年から制作を始め、60個以上作っているそうである。(彼等が作ったミステリーサークルの中には、本やテレビで見かけるものも少なくない)
 
番組では、彼等に「ミステリーサークル」の作成を依頼。季節の関係で、ニュージーランドの麦畑を使用。かなり複雑な模様であるが、4時間ほどで制作を完了した。
使用したのは、紐、メジャー、標識用の竿、小型電燈と、麦を踏み倒すための紐のついた板だけである。
「人間業では出来ない」と言われる麦が編んだように倒れるのも、「マジックバスケット」という2年前にマチュウ・ウイリアムが開発(?)したテクニックのひとつで、ようするに地道に編み込むように倒しているだけである(笑)。
 
ところで、彼等が何故ミステリーサークルを作っているかというと、「サークルを作ることによって、そのエリアに超常現象が起こると信じている」そうで、「デザインは宇宙からのインスピレーションによって決定する」と言う。
つまり、「異星人とのコンタクトの場所を作っている」のだそうである(笑)。
嘘つけ、と思うが(笑)、どこまでいってもいかがわしさが残るねえ(笑)。
spc
sq
spc
backtoindex
spc
nextprog
spc
sq
spc
gotoHOME