ロンドンの病院の集中治療室で目覚めたジムは、無人の廃虚と化したロンドンをさまよう。実は人間を狂暴化させるウイルスによって、世界は瀕死の状態にあったのだ、、、。
正確にいうと狂暴化した人間は死んでいるわけではいないので、「ゾンビ」物ではないのだが、まあ、単純なゾンビ物と評しても問題ないでしょう。
その程度の作品。
無人となったロンドンの撮影はご苦労様って感じだけど、壮絶な殺しあいがあったようには全然見えないんですけど、、、(苦笑)。
潜伏期間の無いウイルスってのもなあ、、、。潜伏期間があった方がじわじわと恐怖が拡がるような気がするんだけど、、、あ、そういう映画じゃないか(笑)。
2番館で見たので、1000円で済んだのは幸いなり。でも、ビデオで見た方が良かった映画である(笑)。
監督は『トレイン・スポッティング』のダニー・ボイル。予告にだまされないように。
(APL 09, 2004)
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