怪と笑に焦点をあて、「あったること」として語り継がれる膨大な話を現代の民話と解し、それらを収集し、まとめあげていった集大成が本書。
全何巻になるのか、手元ではよくわかりません。
『河童・天狗・神かくし』、『夢の知らせ・ぬけ出した魂』、『学校の怪談』などジャンル別に2期分で10巻ほど発行されているはずです。
同じジャンルの話がまとめられているので、微妙な差や地域、時代的な違いがわかり、いろいろ興味深いです。膨大な作業量を思うに、頭が下がりますね。
ただし、残念ながら、もう絶版かも知れない。
※ちくま文庫で復刊されているようです。
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