大会宣言

 

 私たちは、本日第7回アコムユニオン定期大会を開催し、これからの活動方針を確認しました。

 

 現在、貸金業界の経営状況は非常に厳しくなっています。利息返還金請求の高止まりや来年6月に予定されている貸金業法の完全施行により、さらなる収益悪化が予想されています。 また、中小業者の廃業、倒産のみならず、大手においても私的整理を申請する事態に至っています。

 当社においても、今期第2四半期業績は大幅な下方修正を余儀なくされており、決して対岸の火事ではありません。

 

 このような厳しい状況の中、会社は、グループ子会社の再編、支店・センターの統廃合、人件費抑制策、福利厚生の縮小等、コスト削減、効率化をさらに推進しています。

 こうした状況にあっても、私たちは、消費者金融業界のリーディングカンパニーとして、健全な市場の形成を促し発展させていく責務があります。 また、MUFGのリテール部門の中核としての役割を果たす為、企業価値をより高める取り組みが求められるでしょう。

 

 私たちアコムユニオンは、今年度「雇用確保」をスローガンとして掲げました。これまでの活動において、経営に現場の現状と問題点を伝え、改善を提案してきました。

 これまでの活動において、経営に現場の現状と問題点を伝え、改善を提案してきました。また、雇用不安解消への取り組みを実施し、確かな実績を残しています。

 今後においても、ユニオンメンバーが現場の状況を経営トップに伝え、正確な情報に基づいて、経営判断がなされるように情報発信をするとともに、 メンバーの現場力を最大限に発揮し、労使が協力しあって行動することが、より重要な組合の役割となってきます。

 そのために最も有効な方法が、ユニオンショップ協定の締結です。

 

 私たちアコムユニオンは、経営に対し、積極的に意見することで影響力を強めていきます。 ユニオンショップ協定の締結により、私たちの声を経営に反映させることができるようになります。その為にはメンバーのみなさまの協力と団結が不可欠です。

 安心して働き続けることのできる職場づくりの実現に向け、これからも一致団結してみんなで頑張っていきましょう。

 

 以上、宣言します。

 

2009年10月31日

連合ユニオン東京 アコムユニオン

第7回定期大会