ｱｺﾑﾕﾆｵﾝﾆｭｰｽ
第53号
平成20年12月26日
第46回団体交渉


【審査部】
組合：審査部の責任者と直接話し合う件について確認。
会社：人事部が会社を代表し交渉にあたるため、審査部の責任者と組合が団体交渉で直接話し合うことは考えていない。 今後も調査を継続する。再発防止の対策は考えている。
組合：再発防止は当然だが、処分が周知されなければ、今後も同様の問題が発生する可能性が考えられる。 今回の件について、責任の所在を明確にし、厳正な処分を要求。

『アコムは、コンプライアンスの徹底を経営の最重要課題とし、その強化と実践活動に早くから取り組んできました。』 （アコムＨＰより抜粋）

【横浜コールセンター】
組合：再調査結果について回答願う。
会社：人事部が直接確認した。
・現在残業込みのシフトはない。
・上司から退社時間の指示はない。
・業務の都合から残業ができる上限を決めているが、私用等があれば定時以降に帰宅できる。
組合：事実は違う。
・現在も残業込みのシフトは継続している。
・上司から毎日午前中に当日の退社時間について指示が出ている。
・上司の指示による退社時間までは帰宅できないという認識になっている。
会社：退社時間について個別に上司に相談していないのか？
組合：相談できる環境ではない。残業込みシフトが当たり前となっているため、用事がある人は個別にシフトの交換で対応している。
会社：認識に差があるため、再度調査をさせて欲しい。
組合：承知した。

【ＪＬＡ・アコムレンタル】
組合：ニュースリリースに譲渡が発表されたが、従業員の労働条件や処遇はどうなるのか？
会社：決定したばかりのことなので、詳細については交渉中。アコムから譲渡先への依頼事項として回答。
・プロパーの場合
賃金体系等は、一年間現在の水準を維持。健保は当面継続。グループ保険や財形等は、物理的に現状維持が不可能なため個別対応。
・出向社員の場合
原則全員出向解除。ただし業務引継や譲渡先の都合による出向は継続。業務内容により個別に対応する必要があるため、出向解除の時期は未定。
組合：出向解除後の従業員へのフォロー体制についてはどうか？
会社：出向解除の状況を見ながら考えていく。教育期間や受入体制の重要性は認識している。

【支店定員制度】
会社：来年２月１日から支店定員制度を導入。最少４名、エリアＭＧ駐在店舗はプラス１名。 半年に一度見直す。現状定員オーバーの店舗は１年で調整。２２年２月１日からは近隣店舗への異動は行わない。 原則雇用は確保するが、やむを得ない退職等の問題については検討。地域の状況や生産性等から適正人員を決める。 来年１月早々に指示通達を配信予定。
組合：承知した。

【支店統廃合】
組合：現在でも有人店舗の形態変更等、支店統廃合が継続しているが、従業員の処遇について確認したい。
会社：統廃合の計画について人事部では把握していない。しかし、これまで通り、原則雇用を確保する方向で考えている。 特に問題は発生していないが、問題があれば教えて欲しい。
組合：承知した。

【人事評価】
組合：出向解除後の初回評価が低くつけられている事例が発生している。
会社：あり得ない。通常はブランクを加味して評価をするよう指導している。またそのように認識している。 別の要因があるのではないか？
組合：評価者は評価に際し、ブランクを加味していない。出向が解除された者へのフォロー体制も十分ではない。
会社：事実であれば問題がある。
組合：個別事例として対応願う。

【今後の予定】
H21.1.31
消費者金融業界組織化対策会議

H21.2.10 第47回団体交渉

H21.2.10
横浜支部ﾐｰﾃｨﾝｸﾞ

H21.2.14
第21回定期執行委員会

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