アコムユニオンニュース
第50号
平成20年8月1日
第43回団体交渉

【札幌コールセンター】
組合:前々回の交渉で存続すると確認したが、閉鎖の動きがある。再度確認をしたい。
会社:何も聞いていない。しかし、経営改革の中での可能性は考えられる。
組合:仮に閉鎖するとして、どのような対応が考えられるか?
会社:以前の統廃合と同様の対応が考えられる。
ただし、以前のスキームは終了のため、新たに決める必要がある。 経営改革委員会が8月中旬にあるので、ある程度方向性がわかる。

組合:決定した場合は報告願う。

【横浜コールセンター】
組合:前回依頼したシフトの件について確認。
会社:部長に確認したところ事実を認めた。
業務内容から人員確保が必要であり、19時30分頃までの残業が必要な状態。 社員に必要性を説明し、意見を集め、改善していく。

組合:今回の問題は、社員の意見や不満に対して、回答や説明がなかったことが原因。 現在まで社員への説明はなく、改善されていない。 業務多忙で人員が不足していることは承知している。
問題解決には、スタッフィングの調整が必要であり、社員への説明と理解を得る事が重要。
再度対応を依頼。
会社:了承した。

【横浜カウンセリングセンター】
組合:ワークアウトミーティングにおいて、上級管理職による問題発言があったことを報告。
会社:内容が人事部も関わることのため、確認し対応する。
組合:また、カウンセリング業務において、上級管理職が通達に反する指示を出していたことを報告。 コンプライアンス関わる問題と説明。
会社:マネジメント能力を疑う。確認し対応する。

コンプライアンス遵守は重要課題のはずでは?

【審査部】
組合:調査の結果を確認。
会社:経営企画部を通じて確認した結果、事務処理の遅滞を説明する指示はあったが利息返還対応の引き延ばしはなかった。
審査コンプライアンス推進室を通じて実態調査をする。

組合:−事実について会社に説明−
コンプライアンスに関わる重大な問題と認識。既に実務や人間関係で問題が発生。
以下の調査を要求。
・大阪で発生した問題の原因の把握
・審査部として問題が発生した理由と原因
・責任の所在
会社:了承した。

【主任基本給バンド】
組合:会社としての対応を確認。
会社:一部だけ制度を変更すると歪みが生まれる。人事制度全体に組み込むかたちで対応を検討中。
組合:従業員の生活やモチベーションに関わる問題であり、早期解決が必要と説明。
−問題点−
・増税や物価上昇により事実上減収
・基本給バンドが上限のため良い評価でも昇給がない
・年齢的な問題もあり昇進も難しい
会社:優先課題であることは認識している。制度の見直しには時間が必要と理解して欲しい。

【年収証明取得】
組合:年収証明取得業務における店舗チャネルでの問題点を説明。
・連絡方法
・話法
・告知方法
・他部署との連携
・マネジメント手法
問題なく業務が遂行できるよう対応を依頼。
会社:実態調査をした上で対応する。

シリーズ「労働用語」(8)
【ベースアップ(ベア)】
ベースアップの略語がベアです。
ベースアップとは、社員の給料を、物価上昇や労働組合の交渉などにより一斉に底上げすることです。 ベアは、毎年4月1日など決まった日に、定期昇給と同時に行われることが多いため、定期昇給と区別がつきにくくなっています。 勤続年数に応じ自動的に上がるように決められているのが定期昇給です。
高度経済成長時代は、経済や企業が成長して豊かになった反映として賃金の水準が引き上げられてきました。 これまでは、ベアが春闘の最大の焦点でしたが、右肩上がりの成長が終わり、賃上げが難しくなる中でベアの獲得は厳しさを増しています。 そのため、春季生活闘争の焦点もベアからほかの労働条件の協議に移ってきています。

※連合HP「労働用語集」より抜粋

【今後の予定】
H20.8.23
第19回定期執行委員会
H20.9.6
消費者金業界融組織化対策会議
H20.9.19
第44回団体交渉

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