アコムユニオンニュース
第46号
平成20年3月7日
第40回団体交渉

【経営改革】
・組織変更
組合:札幌カウンセリングセンターをコールセンターに変更する理由と目的を確認。
会社:理由は不明。
組合:以前、札幌コールセンターを横浜コールセンターに集約した。 今回また経費をかけてコールセンターを開設する意味がわからない。 将来のビジョンや中期経営計画について回答を依頼。
会社:4月12日の全国営業会議まで待ってほしい。
組合:了承。

・メンテナンスコンダクター制度廃止
制度廃止に伴い支店業務が増加しているため、現場では様々な問題が発生している。
組合:改善策について確認。
会社:店舗チャネル部にヒヤリングを実施。
人員や支店長の負担等、現状は厳しいと認識。
中堅社員の不足に対してはグループ単位で教育担当を1名配置。
むじんくんコーナーのメンテナンスは外部委託。
支店長はむじんくんコーナーの「質」の管理のみ行うことで本来の支店業務に特化。
組合:有人店舗が減少している現在の状態で、「質」の向上を求めることは物理的に困難。 1つの有人店舗で数十店舗のむじんくんコーナーを管理するため、本来の支店業務がおざなりとなる。再度改善を要求。
会社:店舗チャネル部へ再度確認。

・更新契約
サービスセンターでは、更新契約の増加に伴い、お客さまが来店しても対応できない「あふれ」状態が発生。 アコムを選んでいただいたお客さまが来店しても契約ができないという異常な状態となっている。
組合:サービスセンターの現状について説明。
過去に「期限の利益の喪失」条項を外した結果、更新契約が必要となった。 これは「経営判断の誤り」であり、そのため、お客さまや従業員に負担を強いている。 企業理念である「お客さま第一義」のためにも早急な改善を要求。
会社:調査のうえ早急に対応する。

当社の「接遇」とは?

【評価】
組合:昇進の基準を満たしている者が、数年経過しても同じ職位に滞留しているケースがある。滞留の原因と最終決裁者について確認。
会社:昇進昇格には必ず部門長の推薦が必要。評価が良い」と「マネジメント適性」は違う。 営業では候補者(=昇進の基準を満たしてる者)の範囲が広く多数となるため、現場での判断が重要となる。
組合:何の説明もなく放置しておいては、候補者の「やる気」を維持することは難しい。 基準を満たしているが昇進しない者には、面談による説明や候補者研修の実施など、フォローが必要である。会社としての対応を要求。
会社:検討する。

【サービス残業】
組合:調査結果を確認。
会社:調査終了。調査段階で判明した新たな問題を含め、3月10日の委員会で結論を出す。組合からの情報提供により改善ができた。
組合:次回団交で結果の回答を依頼。
会社:個人情報も含むため話せる範囲で回答する。

シリーズ「労働用語」(5)
【パートタイム労働法】
パートタイム労働法はの改正案は、平成19年2月13日に第166回通常国会に提出され、可決成立、平成19年6月1日に公布。 就業形態の多様化の進展に対応した共通の職場ルールの確立を促進するため、今回の改正では次のような規定が設けられた。

1.労働条件の文書交付・説明義務
労働条件を明示した文書の交付等の義務化(過料あり)

2.均衡の取れた待遇の確保の促進
(働き・貢献に見合った公正な待遇の決定ルール整備)
(1)すべてのパートタイム労働者を対象に、通常の労働者との均等待遇の確保措置の義務化等
(2)特に、通常の労働者と同視すべき短時間労働者に対しては、差別的取り扱いの禁止

3.通常の労働者への転換の推進
通常の労働者への転換を推進するための措置を義務化

4.苦情処理・紛争解決援助
(1)苦情を自主的に解決するよう努力義務化
(2)行政型ADR(調停等)の整備

5.事業主等支援の整備
短時間労働者援助センターの事業の見直し(事業主等に対する助成金支給業務に集中)

平成20年4月1日施行(上記5.に関しては平成19年7月1日施行。)

【今後の予定】
H20.4.5
消費者金融組織化対策会議
H20.4.19
第17回定期執行委員会
H20.4.24
第41回団体交渉
H20.4.26
第79回メーデー

【アコムユニオンメンバーのみなさまへ】
氏名・住所・連絡先・所属・職位などに変更があった場合は、内容変更手続きを行いますので、執行部または連合東京へご連絡ください。 また、退職予定の方は、退会の手続きが必要となりますので、必ず執行部または連合東京までご連絡ください。

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