アコムユニオンニュース
第41号
平成19年9月7日
第36回団体交渉

【更新契約】
組合は、前回確認依頼事項について会社に回答を求めた。

Q.更新契約の目的と必要性は?
A.利下げのメリットだけではなく、お客さまに不利益となる「期限の利益の喪失」条項といったデメリットについても説明し、 理解して頂いたうえでの合意が必要と判断したため。
Q.その判断により、お客さまに迷惑を、社員には負担を与えている状態だが、そこまでして更新契約が必要なのか? また、改正法の完全施行迄に更新契約対象者全員の切替は不可能。未更新のお客さまへの対応はどうするのか?
→ 組合は、会社へ再度確認を求めた。

Q.前回「確定申告書」と「所得申告書」の取り扱いに関する指示について確認を依頼したが、前回交渉後、すぐに訂正された。
→ 組合は、会社へ「所得申告書」の必要性と現場の運用について確認を依頼。

Q.月間40時間残業の指示についての調査結果は?
A.チャネルで残業を40時間以内に抑えるよう指示があった。産業医の見解が40時間の根拠。それがなぜか40時間まで残業すると誤解された。

【利息返還】
(前回内容)
組合は、利息返還の対応について改善を求めた。 司法の判断では、利息返還はお客さまの権利としている。 現在、会社全体で、権利を主張しているお客さまを「悪い客」と見なす傾向にあり、優良顧客を永久に失い、会社のイメージを大きく損ねていることを会社に説明。

組合は、前回交渉より、利息返還対応についての改善案について回答を求めた。
会社は、再度確認し回答すると約束した。

【サービス残業】
組合は、一部の管理職がサービス残業をしていたと報告を受けたことを会社に説明。 会社として普段から注意していたにも関わらずサービス残業が発生したことに疑問が残る。 事実関係及び、対応と再発防止策について、会社に回答を依頼。
会社は、調査し回答すると約束。

【エイビーパートナーの件】
組合は、エイビーパートナーへ出向中のアコム社員が出向解除となった場合の処遇について不安を感じていると会社に説明。対応について改善を求めた。
会社は、2ヶ月程の教育研修を行い、出来る限り不利益とならないよう注意すると回答。
組合は、アコムでは主任の社員が、エイビーパートナーでは統括課長として業務を行い、次長格の社員が、エイビーパートナーでは係長格として業務を行っている。 また、出向社員の昇進昇格や降職が行われていないことを会社に説明。エイビーパートナーの状態について会社へ調査を依頼。
会社は、出向先から推薦があれば出向者の昇進昇格はできる。個別の事例として調査を約束。

【公的応対センター応援】
前回、会社は公的応対センターへの応援について、9月末までに応援社員全員と面談を行い、元の職場へ戻す予定と回答した。
組合は、応援から戻った社員への処遇に問題が生じないように配慮を求めた。
会社は、処遇に問題が生じないように対処することを約束。
時期は未定だが、本人の希望があれば異動も検討していると回答。

シリーズ「労働用語」(1)
【労働組合】
労働者が労働条件の維持・改善や社会的地位の向上などを目ざして、自主的に組織する団体。企業別・職業別・産業別・一般組合などの形態がある。労組。

【三六協定】
労働基準法第36条に基づき、時間外労働および休日労働に関して使用者と労働組合または労働者の代表との間で結ばれる協定。時間外協定。

【大阪支部長交代】
8月25日に開催された第14回定期執行委員会において、大阪支部役員に関する決議が行われました。
新大阪支部長には、大阪カウンセリングセンターに所属する「深見 慎次」さんが就任しました!

【経過と今後の予定】
H19.9.12
UIゼンセン同盟第6回定期大会
H19.10.13
消費者金融組織化対策会議
H19.10.26
第37回団体交渉
H19.10.27
第5回定期大会

【アコムユニオンメンバーのみなさまへ】
氏名・住所・連絡先・所属・職位などに変更があった場合は、内容変更手続きを行いますので、執行部または連合東京へご連絡ください。 また、退職予定の方は、退会の手続きが必要となりますので、必ず執行部または連合東京までご連絡ください。

定期大会のお知らせ
アコムユニオンメンバーのみなさま、お疲れさまでございます。
10月27日(土)14時から連合東京会議室にて、第5回定期大会を開催する予定です。 前期の活動報告や役員選出などを行います。
ぜひ多くの方の出席をお願いいたします。

問合せは下記、東京連合まで
〒108-0023
港区芝浦 田町交通ビル 
連合東京 
担当 古山
TEL03-5444-0538
FAX03-5444-0303