アコムユニオンニュース
第36号
平成19年1月25日
第31回団体交渉
【コンプライアンス】
企業倫理の崩壊!?
会社は、内部的に問題が解決したことを組合に説明。
組合は、外部からの批判や内部的悪影響の可能性を考慮していないこと、 コンプライアンスに対する認識の甘さ、危機管理意識の欠如を指摘。
コンプライアンス重視の実践という観点から、倫理を無視した行動を取った者への対応が不十分では、 現場のやる気やモラルが低下するだけでなく、ひとつ間違えると他社のように経営危機に陥ることを説明。
経営ボードの認識の再確認と再発防止策について回答を要求。
会社は、組合の要求について検討、改めて対応すると約束。
上級管理職の「ルール軽視」は、組織全体に悪影響を及ぼします!

【グループ経営改革】
組合は、経営改革として経費削減や組織変更が行われているが、法改正後の将来的なビジョンが不明確であり、 社員が不安に感じているため、具体的な経営施策の提示を会社に求めた。
会社は、現状具体的な内容は開示できないが、経営施策について検討していることはある、 現状の課題を解決させる目処をつけて、体制を整える準備をしている、来期以降は公表できると思うと回答。。
経営改革を成功させるためにも、従業員のやる気を引き出す明確な目標や働きやすい環境が必要です!
【情報提供業務】
組合は、営業部での情報提供業務において、その運用に問題があることを説明。
また、会社の指示と、Q&A、話法例で、矛盾があることを指摘。問題の解決と矛盾の解消を要求。
会社は、当該部署へ事実確認をした上で、対応を検討すると約束。

【個別相談】
事例@ 上級管理職の不適切な発言
上級管理職が希望退職に応募した退職予定者に対して「裏切り者」と発言した。
事例A 管理職による嫌がらせ
業務上の理由もなく個人的な考えだけで、希望退職に応募した退職予定者の最終出社日を遅らせる指示を出した。
事例B 希望退職者への対応不備
希望退職が決定した社員に対して、営業部が業務上必要な対応など何のフォローもしなかった。
事例C 上司の知識不足
会社都合で退職する社員が再就職支援について上司に相談。上司が間違った説明をした為、
該当する社員に不安と不満が募り、現場が混乱した。
事例D 無理な要求
ある部署で、閉鎖予定先に在籍する従業員に対し、1週間以内に「退職」か「転居を伴う異動」かを決めるよう要求した。
組合は、上記事例のような相談が多数あった事実を会社へ伝え、会社としての早急な対応を求めた。
会社は、早急に対応することを約束した。
「愛情」「信頼」「節度」そして「信頼の輪」があれば、問題は発生しません!!

【今後の予定】
H19.2.3
第11回定期執行委員会
H19.2.10
消費者金融組織化対策会議
H19.2.27
第32回団体交渉

【アコムユニオンからのお願い】
アコムユニオンメンバーへの連絡です。
氏名・住所・連絡先・所属・職位などに変更があった場合は、内容変更手続きを行いますので、執行部または連合東京へご連絡ください。
また、希望退職等で退職予定の方は、退会の手続きが必要となりますので、必ず執行部または連合東京までご連絡ください。

問合せは下記、東京連合まで
〒108-0023
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TEL03-5444-0538
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