アコムユニオンニュース
第21号
平成17年3月14日
第14回団体交渉開催
【管理職の残業問題】
・・組合のねばり強い交渉により、サービス残業問題に解決の兆し!!
 組合は係長格の残業の実態を会社に報告。現在進めている対策以外に該当部署への早急な対応と改善策の提示を要求。
 会社は調査・改善を約束。
 組合は今後も管理職のサービス残業問題の解決に向け積極的に取り組んでいきます。

労働基準法では「管理監督者」には残業や割増賃金の規定が適用されません。しかし、管理監督者かどうかは役職名ではなく、実態に即して判断すべきとされています。
管理監督者の条件
@労働条件の決定その他労務管理について経営者と一体的な立場にある者
A労働時間、休憩、休日に関する規制の枠を超えて活動することが求められる重要な職務であり、現実の勤務状況も、労働時間などの規制になじまないような立場にある者
B賃金の待遇面でその地位に相応しい待遇がされている者

【人事評価】
組合は、人事制度改定による今回の降格対象者数とその対応について質問。また、専任管理職の定義について回答を求めた。
 会社は、降格候補者が全社で約130名、降職者はその半数以下となる予測、救済措置として年齢を考慮し降職か専任職を選択できると回答。専任管理職の定義については次回団体交渉までに回答がある予定。

【団体交渉組合出席者の就業扱いに関する運用と申請書の取り扱い】
「みなし就業時間適用申請書」に帳票番号が付加され、あらためて会社の正式な帳票と確認。
 また、「『みなし就業時間』の適用手続きおよび管理に関する細則」についても合意。調印を行い、協定書とする予定。

【スタッフ雇い止め問題】
・・コンプライアンスに対する考えは、組合も会社も同じです。
 組合は一部の部署で行われているスタッフへの雇い止めについての説明に不備があることを会社に報告。早急な対応が必要との考えを伝えた。
 会社より、組合の報告に感謝する、調査し、次回団体交渉までに結果を伝えるとの回答があった。

【暫定労働協約】
 組合は、前回協議より内容の見直しを行い、2月26日に「暫定労働協約(案)」を会社に提出。
 会社より、組合案を基に会社案を作成中で、次回団体交渉までに会社案を組合に提示するとの回答があった。

【今後の予定】
第2回定期執行委員会
 日時:平成17年4月16日(土)14時〜
 場所:連合東京会議室
第15回団体交渉
 日時:平成17年4月22日(金)9時〜

( お詫び )
アコムユニオンニュース第20号で一部誤りがありました。
今後は誤りのないよう注意いたします。大変申し訳ありませんでした。
- 訂正 -
【出向・配転に関する問題】
出向・配転の問題についても継続協議を行っています。現在までの確認したことは以下の通りです。
・転居を伴う異動 → 一部を除き人事部長が確認する。
・出向      → 人事部が対象者に説明する。
・出向解除    → 出向先で対象者に説明する。

問合せは下記、東京連合まで
〒108-0023
港区芝浦 田町交通ビル 
連合東京 
担当 古山・松永
TEL03-5444-0538
FAX03-5444-0303