保健室の温もり

 午後、最後の授業が始まっている時間、太助は保健室で横になっていた。独特の匂いの漂う部屋の中で、白いカーテンに囲まれながら、太助はベッドの上でうつらうつらしていた。今日、最後の授業は体育であった。しかも、マラソンだった。太助は、走り始めるとすぐに倒れ込み、保健室に担ぎ込まれた。校医の診察では、軽い貧血と診断されていた。問診されたときに、朝食も昼食も食べていないことを太助が伝えると、校医は納得しながらも注意を促した。そして、どこからか腹の足しになる物を持ってくると、太助に食べさせてから、この時間は休んで行けと指示した。その校医も、今は所用で出かけていた。誰もいない保健室で、太助は程良い満腹感と、横になって休める安堵感を満喫していた。適度に暖められた室温も手伝って、太助は睡魔に誘われていった。

 太助が眠り込んで、しばらくすると保健室の扉が開いた。シャオが、翔子に肩を貸しながら、慌てて入ってきた。
「大変です!翔子さん・・・が・・・・・あれ? 保健の先生が居ません・・・・・」
「・・・ん?何だ居ないのか」
 肩を借りるように歩いていた翔子は、校医が居ないことを確認すると、シャオから離れて大きくのびをした。
「しょ、翔子さん!足は大丈夫なのですか?」
「ん? 平気、平気!この寒いのに、マラソンなんかやってられないって」
「はぁ・・・・・」
 シャオは、平気で歩いている翔子に驚いていた。先程まで、とても痛がっていたのに、今は痛がる様子はなかった。先ほど、長沙を呼ぼうとしたとき、保健室に連れってくれという、翔子の理由が解らなかった。しかし、翔子に怪我が無いことに、シャオはホッとしていた。そんなシャオの心配をよそに、翔子は近くの空いているベッドに腰を下ろすと、のんびりとくつろぎ始めた。
「シャオもこっち来て、休んでこうぜ」
「いいのでしょうか?」
「いいの、いいの、言い訳はどうとでもなるって」
 シャオは、翔子に言い切られると、休んでも良いような気になってきた。そして、シャオも腰を下ろすと、二人分の体重を受けて、ベッドが軽い軋み音を上げた。
「はぁ・・・やっぱ保健室は暖かいよな」
「はいっ」
「だいたい、長袖の上着とブルマだけで、この寒風の中を走らせるのは、間違ってるって」
 翔子はベッドに倒れ込みながら、愚痴をこぼしていた。シャオはと言うと、ニコニコしながら翔子の話を聞いていた。やがて、言いたい事を言い終えた為か、翔子はすっかりくつろいでいた。そして、ニコニコと笑みを絶やさないシャオを、いつの間にか眺めていた。翔子から見ても、素直に可愛いと思えるシャオを、ほんの少し眩しそうに見つめていた。しかし、体操着を大きく持ち上げている胸元に視線を移すと、嫉妬の気持ちが僅かだが、沸き上がってきていた。そんな気持ちをうち払うと、翔子は今朝から気になっていることを、シャオに聞いた。
「シャオ・・・朝からご機嫌だけど、何かあったん?」
 時々、上の空で微笑んでいるシャオに、翔子は質問していた。だいたいの事は、察していたのだが、実際にシャオの口から聞いてみたかった。多少、意地悪かなと翔子は思ったが、それでも問い質してみたかった。
「はいっ!・・・あ、いえっ・・・な、何も無かったです・・・・・」
 シャオは慌てて口元を押さえると、翔子の言葉を否定した。先程の休み時間に、朝のことは誰にも話さないようにと、太助に念を押されていたのだった。
「ふ〜ん・・・・・」
 シャオの口振りから、太助が口止めしているだろう事は、翔子には読めていた。やがて、口元を歪めると・・・。
「でも・・・朝からしてもらって、嬉しかっただろ」
「はい!・・・あ・・・うぅ〜、翔子さん意地悪です」
 シャオは、赤くなった頬を押さえると、俯いてしまった。翔子は起きあがって、シャオに近づくと耳元で囁き始めた。
「それで、どうされたん?」
「・・・・・・・」
 シャオは赤くなったまま、俯いていた。
「大丈夫だって、七梨には内緒にしておくからさ・・・で?」
「・・・・・あ、あの・・・昨夜、太助様が・・・・・・」
 シャオは昨夜、太助に頼まれた事、そして今朝の事をかいつまんで、翔子に話した。シャオの話を聞き終わり、翔子は沈黙していた。
『七梨太助!おまえはそこまで落ちたか!』
「・・・・・翔子さん?」
「あ・・・いや・・・何でもない・・・・・」
 シャオは、赤い顔をしたまま、翔子を覗き込んでいた。翔子はその顔を見ていると、心の底が泡立つような感じがした。朝早くからシャオが太助に抱かれていると言うことも、翔子の心を掻き乱す原因のような気がした。そして、シャオを少し、苛めてみたいような気になっていた。
「シャオ・・・・・七梨に・・・こんな風にしてもらった?」
「きゃっ!しょ、翔子さん!」
 翔子は、シャオの背後から腕を回すと、体操着の上から胸に手を伸ばしていた。そして、柔らかく大きな乳房を、優しく丁寧に揉み始めた。
「んっ・・・あ・・・・・だめ・・・・・」
「シャオ・・・いつもどうされてるの?」
 翔子は、軽い抵抗を示すシャオを無視して、胸の上の指をリズムカルに動かしていく。そして、シャオの耳元に息を吹きかけながら、更に問い質していく。
「はぁ・・・ん・・・翔子さん・・・・・」
「いつも、七梨にどんな風にされてるの?」
「ふぁ・・・太助様は・・・もう少し強く・・・あっ・・・・・」
 翔子は、シャオの上着を素早くたくし上げると、剥き出しになったブラジャーのホックを外し始めた。シャオの乳房は、歓喜に打ち震えるかのように、 ブラジャーから溢れ出た。
「あぁ・・・しょ、翔子さん・・・・・・」
 現れた乳房に手を伸ばすと、下から掬い上げるように、優しく捏ね始めた。手を動かし続けていると、乳房の頂が堅くなり始めた。翔子は、堅くなり始めた乳首を、重点的に愛撫していく。そして、すっかり突出した乳首を指で挟むと、ほんの少し力を入れてみた。
「ひぃっ!・・・しょ、翔子さん・・・つぅ・・・・・・」
 シャオの上げた、予想以上に痛がる声に驚き、翔子は慌てて指を離した。
「ごめん・・・・・」
「・・・・・翔子さん、酷いです・・・・・あっ・・・」
 翔子は、今度は優しく労るかのように、愛撫していく。そして、シャオの顔を自分に向かせると、唇を塞いでいた。そして、翔子が舌を伸ばし始めると、シャオも素直に口を開いて、舌を受け入れ始めた。
「んぅ・・・ぁ・・・・」
 やがて唇を離すと、二人は上気して潤んだ瞳で見つめ合っていた。そして、どちらとも無く、互いの服を脱がせ始めた。体操着の下から、薄紅を垂らしたかのように染まった肌をさらけ出し合うと、二人は再び唇を重ねていった。
「んぅ・・・むぁ・・・んっ・・・・・はぁ・・・・・」
 二人は、保健室のベッドの上で、横になりながら互いを求めていく。そのうち翔子は、唇から首筋を舌でなぞり、途中で乳房を含んだりしながら、シャオの女性自身に向かって、ゆっくりと滑り降りていった。やがて辿り着いたシャオの秘所は、すっかり蜜で濡れており、秘裂の筋に沿って蜜がこぼれ落ちて、シーツを濡らし始めていた。
「シャオ・・・七梨の匂いがする・・・・・朝じゃ、シャワー浴びるのが、やっとだったかな」
「あぁ・・・そんな・・・・・」
 シャオは手で顔を覆うと、その全身を更に赤く染めていった。そして、翔子はシャオの秘裂に顔を近づけると、舌を伸ばしてなぞり始めた。
「ひぅ・・・あっ・・・ふぁ・・・あぁ・・・・・・」
 舌が触れるたびに、シャオの躰は思った通りの反応を示し、翔子は嬉しく思った。シャオも何とか体を起こすと、翔子の下半身を引き寄せていた。そこは、シャオに負けず劣らず、蜜で溢れかえっていた。シャオが翔子の秘裂を舌でなぞると、ピクッと喜びに震える反応が返ってきた。
「んっ・・・シャオ・・・もっと・・・・・・」
「ふぁ・・・あぁ・・・しょ、翔子さん・・・・・な、何だか・・・たす・・・け様の味・・・が・・・はぅあぁ・・・・・」
「・・・・・・んっ」
 翔子は内心焦っていたが、それを誤魔化すかのように、シャオの秘裂の上にある小豆に、強く吸い付いた。
「ひぅ・・・あ、あ・・・翔子さん・・・ず、狡いです・・・ふぁあぁ・・・・」
 シャオも負けずに、翔子の敏感な突起に吸い付いていた。そして、二人はお互いを求め合いながら、官能の海を漂い始めていた。

 太助は、躰が高ぶるような感じがして、目を覚まし始めていた。薄目を開けると、そこは先程と同じく白いカーテンに囲まれていた。そして、太助の耳には、艶のある声が届いている。最初は、幻聴だと思っていた。今日の行動を思い返すと、聞こえてきても可笑しくないなと、太助は自嘲していた。しかし、ひときわ大きな嬌声が聞こえてくると、太助は現実であることを認識した。そして、太助は静かに起きあがると、隣との仕切りの白いカーテンを、ほんの少し開いた。
「ひぅ・・・あ・・・んっ・・・しょ、翔子さん・・・あぁ・・・・・」
「んっ・・・はぁあぁ・・・・・シャオ・・・そこ・・・ぃいぃ・・・・」
 わずかに開けた隙間からは、シャオと翔子が、裸で絡み合っている姿が目に飛び込んできた。シャオと翔子のふたりは、股の間に顔を寄せ合っていることから、互いの秘裂を舐め合っているのが窺い知れた。やがて、翔子が体を起こすと、シャオの上に覆い被さった。そして、豊満なシャオの乳房を揉み上げ始めると、翔子はシャオの唇を求めていった。
「シャオの胸・・・大きくて、柔らかくて・・・・・嫉妬しそう・・・・・」
「ふぁ・・・あぁ・・・翔子さん・・・・・んっ」
 太助は、翔子がシャオに覆い被さる姿を、息を殺して凝視していた。やがて、太助の下半身は大きな盛り上がりを見せ、今にも体操着のズボンを突き破りそうだった。そして、目の前のカーテンに手を掛けると、太助はいつの間にか開け放っていた。
「!・・・・七梨」
「!・・・・・太助様」
 ふたりは、突然に開いたカーテンに驚いたが、そこにいるのが太助だと気がつくと、安堵していた。そして、ベッドに上がってくる太助に対して、恋い焦がれるような瞳で、二人は見つめていた。
「シャオ・・・・山野辺・・・・・」
 太助は、まるで魅了されたように、二人に近づいていく。翔子は、太助が近づいてくると、シャオの太ももの間に足を入れて、そのまま広げていった。翔子が足を広げると、シャオの足も広げられていく。そして、太助の目の前には、蜜の溢れる二人の秘裂が並んで現れていた。
「七梨・・・・・・」
「あぁ・・・太助様・・・・・」
 シャオは、恥ずかしさのあまり顔を覆い隠し、翔子は潤んだ瞳で、太助を見つめていた。太助が手を伸ばして確認するまでもなく、二人の秘壺の入り口は蜜で溢れていた。翔子に到っては、溢れ出た蜜がシャオの秘裂にまで到達していた。太助はズボンを脱ぎ去ると、いきり立った自分自身を携えて、二人に近づいていった。押さえきれない期待を胸に、二人は待ち焦がれていた。太助は、二人に覆い被さると、腰を送り込んでいった。
「んっ・・・あぁ・・・あ、あ、あぁ・・・た、太助様」
 溢れ出る蜜のせいか、抵抗無くシャオに受け入れてもらった太助は、そのまま腰を激しく送り込み始めた。
「あ、あん・・・んっ・・・ひぅあぁ・・・あん・・・・・」
「・・・やっぱ、シャオからかよ・・・・・ひゃんっ・・・あ、あ、あ・・・んぅ・・・あぁ・・・」
 太助は、シャオの中からいきなり抜き去ると、今度は翔子の中に自分自身を突き入れていった。翔子の中も、こぼれ落ちるほどの蜜のおかげか、抵抗無く太助のモノを飲み込んでいた。
「ふぁ・・・あぁ・・・し、七梨・・・んぅ・・・あぁ・・・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・太助様・・・翔子さん・・・より・・・・・ひゃっ・・・あぁ・・・ん・・・ふぁ・・・・・」
 太助は請われるまま、二人の蜜壺を味わっていた。
「くぉっ・・・ふぅ、ふぅ・・・おぉ・・・ぐぅ・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・・」
 太助は、荒い呼吸を繰り返しながら、シャオの肉壺に突き込み、そして中から剛棒を抜き去ると、今度は翔子の肉壺を味わうという事を、繰り返していった。交互に、二人の中を味わっていると、互いの肉壺が醸し出す微妙な違いが、はっきりと太助には感じ取れた。シャオの肉壺は、太助自身を柔らかく包み込み、しっかりと締め付けてきていた。そして、シャオの肉襞が絡みつきながら、太助自身を扱きあげる事に、太助は酔いしれていた。翔子の中に移ると、多少・・・堅く感じられるが、太助を締め付ける力は、シャオよりも強かった。翔子の中で動くと、膣全体で力強く扱きあげられ、目眩を覚えるような感じに快感は高まり、太助は夢中になって腰を振っていた。
「んっ・・・あぁ・・・七梨・・・い・・・良いよぅ・・・・・あっ・・・・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・あっ・・・太助様・・・んっ・・・ふぁ・・・ぁあ・・・・・・」
 太助は、二人の中を交互に行き来しながら、最後はどちらの中で果てようか考え始めていた。しかし、自分が保健室にいる理由を、太助は思い出した。貧血で倒れたのだった。このまま達したら、また倒れてしまうのではないかと、思い始めていた。そして、出来るか判らないが、今回は我慢しようと、太助は心に決めた。
「太助様・・・んぁ・・・ひゃ・・・あぁ・・・・・・」
「シャオ、チョット待ってて・・・・・」
 太助はシャオの中から抜き出すと、翔子の中に潜り込んでいった。そして、翔子の腰を掴み込むと、先程と違って荒々しく注送し始めた。
「あぁ・・・し、七梨・・・そ、そんなに激しく・・・・・あ、あ、あぁ・・・んっ・・・・」
 太助は、奥の奥まで届かそうとするかの様に、激しく翔子を突き上げていった。やがて、翔子の肉襞が痙攣するかのように、太助のモノを締め付け始めた。
「し、七梨っ・・・んっ・・・ぁあぁああぁぁぁ・・・・・」
 翔子が、イッたことを伝えるかの様に、大きな嬌声をあげると、太助のモノを今までに無い膣圧で、締め付け始めた。 
「ぐっおぉ・・・・・」
 太助は、翔子の中から慌てて引き抜いた。あのまま翔子の中にいたら、精を放っていたと思うほど、気持ちよかった。翔子を見下ろすと、シャオに覆い被さりながら、荒い呼吸を繰り返していた。そして、余韻に浸るかのように、時々体を震わせていた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・」
「翔子さん・・・・・・・・」
「ふぅ、ふぅ、ふぅ・・・シャオ・・・・・」
「太助様・・・あっ・・・・・」
 太助は、翔子の淫水にまみれた自分のモノを、シャオの膣口に合わせると、ゆっくりと押し込んでいった。そして、ゆっくりと奥まで潜らせ、焦らすかのように注送していった。
「ん・・・ふぁ・・・ぁあ・・・太助様・・・ぃいです・・・ぁあっ・・・・・」
 太助は、ゆっくりとしたペースから、徐々にスピードを上げ始めた。シャオの肉壺は、太助がどんなに激しく突き込んでも、柔らかく受け止めてくれそうだった。ペースが上がるにつれて、シャオの柔襞は太助のモノを絡め取り、先程より激しく扱きあげていった。
 グッタリした翔子の下で、シャオは太助のモノに貫かれる喜びを、全身を赤く染めながら声に出していた。やがて、痙攣するかのように、太助のモノを断続的に締め付け始めた。
「あっ、あぁ、あ、ぁあ・・・・・た、太助様・・・も・・・もう・・・」
「ぐぅ・・・ぉ・・・シャオ・・・・・」
 太助は、今にも堰を切るかのように荒れ狂う固まりを、何とか押さえ込んでいた。そして、全身で耐えるかのように歯を食いしばり、樹液の噴き出しを我慢しながら、シャオの中で動いていた。やがて、柔襞がギュッと太助のモノを締め付けると、シャオは鋭い嬌声をあげた。
「た・・・助様・・・んぅ・・・ぁあぁあああぁあぁぁぁぁ!」
「ぐはぁ・・・・・」
 太助は、漏れそうになるのを我慢して、シャオの中から引き抜いた。太助は、引き抜いた勢いのまま座り込むと、荒い呼吸を繰り返していた。
『はぁ、はぁ、はぁ・・・・やった・・・た、耐えられた!』
 太助は心の中で、自分を誉めていた。そして、自分のモノを見下ろすと、シャオと翔子の蜜にまみれて、隆々と天を向きながらうち震えていた。今、チョットでも触れたら、アッという間に噴き出るだろうと、太助は断言できた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・ふぅ・・・・・・」
 やがて、呼吸も落ち着き始めた太助だったが、太助のモノは小さくなる気配はなかった。まるで、ここから出させてくれと、抗議しているかのようだった。
「七梨〜・・・まだまだ元気じゃん・・・・・」
 見ると、翔子が起き上がり、太助のモノに手を伸ばしてきた。
「や、山野辺・・・いや・・・俺は良いから・・・・・・うぉ・・・・・」
 翔子は、淫水にまみれた太助のモノを軽く扱くと、そのまま口の中に含み始めた。
「ぐっ・・・おぉうぅお・・・・・や、止めてくれ・・・・・・」
「翔子さん・・・狡いです・・・・・・」
 シャオもやって来て、翔子を押しのけるかのように、太助のモノに顔を寄せていく。翔子も、シャオのために場所を空けると、二人一緒に両側から太助のモノを舐め始めた。二人して、竿の部分を舐め上げていき、先端を交互に口の中にに含むと、ゆっくりと降りてゆく。
 落ち着き始めていた太助のモノは、二人の愛撫によって、たちまち出口を求めて暴れ始めた。今度は、押さえられないと、太助は観念した。
「ぐおぉぉ・・・も・・・で、出る!」
「きゃっ!」
「あっ!」
 太助のモノは、限界まで膨らむと、独特の匂いのする白い液体を、二人の顔めがけて吐き出していた。そして、断続的に震えながら、シャオと翔子の目の前で、熱い樹液を吐き出していく。
「まだ出てきます・・・・・」
「・・・・・・・七梨・・・絶倫?」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」
 シャオと翔子の二人は、うち震えながら白い液体を出す太助のモノを、熱い瞳で見つめていた。そして、最後に大きくうち震えると、太助のモノの噴火は収まった。そして、自分の吐き出したモノで、汚れてしまった太助のモノを、シャオと翔子の二人は綺麗に舐め取り始めた。やがて、綺麗になった太助のモノは、先程までの怒張を無くし、小さくなり始めた。そして二人は、互いのの顔に付いたままになっている、太助の樹液を舐め取り始めた。
「フフフ・・・シャオ・・・こんなにかけられっちゃって・・・・・」
「あん・・・翔子さんだって、いっぱい・・・・・・」
 太助は、自分の吐き出したモノを、舐め合う二人をボーっと眺めていた。そして、段々と視界が暗くなっていくのを、太助は感じた。
「た、太助様!」
「お、おい・・・七梨!」
 シャオと翔子の、呼びかけの声を聞きながら、太助の意識は深く沈み込んでいった・・・・・・