病院にて
放射朗


 3人の若い看護婦の前で、裕之は尻を丸出しにされていた。
 処置室のベッドにうつ伏せで膝を立て、顔は横を向いて枕に押し付けられている。
 尻を突き出した格好だから肛門は丸見えだ。
 便秘による腹痛で来院したのだから浣腸はある程度覚悟していたが、何も3人も
看護婦がつくことは無いじゃないか。
 裕之はこの病院を選んだことを少し後悔し始めていた。
 
「じゃあ浣腸しますね。管が入りますから力を抜いて楽にしていてくださいね」
 3人の中でも先輩格の最年長らしい看護婦が言った。
 名札には小松と書いてある。
 ちょっと飯島直子に似た感じで看護婦の制服からは豊満な胸がはちきれそうだった。
 ナースキャップがすごく似合ってる。恥ずかしい状況の中でも、中学生らしい好奇心で、
裕之は3人の看護婦をそれとなく観察していた。

「なんだか緊張してるみたいですよ、膝もきっちり閉じてるし……」
 横から髪形をショートカットにしている愛くるしい目をした新米らしい看護婦が口を
出してきた。
 この子は門田という姓らしい。この娘の制服のスカートは妙に短く、低い位置から覗く
裕之の視線はもう少しで太腿の奥に達しようかとしていた。

「本当ね。ちょっと膝を開きましょうか。その方が力が抜けるわ」
 小松はそう言うと、膝のところにあったジーンズとパンツを足首まで引っ張り下ろした。
 そして裕之の膝を大きく広げさせた。

 裕之は羞恥心の荒波に今にも沈没しそうな小船となった。心臓は高鳴り、枕に押し付けら
れたこめかみからはドクンドクンと血液の流れる音まで聞こえてくる。
 止めてくれといいたかったが、ここは病院であり、自分は今病気の治療をしてもらってる
んだと自分を無理やり納得させた。

「きゃあかわいい。タマタマがぷるんと出てきた」
 もう一人の新米らしい看護婦、岡田がデリカシーの無いことをかわいい声で叫んだ。
 今まで膝を閉じて何とか隠していたが、膝を開かれたことで、どうにも隠しようがなく
なったのだ。
 岡田は美少女系で、胸は無いけど腰がくびれていてそのぶんヒップが張り出していた。

「中学生くらいの子のタマタマってまだ色も白くてかわいいのよね。これが大人になったら
どす黒くなって汚くなるのよ」
 小松はそう言ってあたりまえのように裕之の睾丸を手のひらで触り、軽く握った。

「う、変な所触らないでください」
 裕之は思わずうめいた。

「まあまあ、恥ずかしいかもしれないけど、これも治療のうちなのよ、浣腸の前に勃起の機
能がきちんと正常か検査してあげます」
 そんな検査は聞いていない。裕之は起きようとしたが、その瞬間玉をきつく握られて、激
痛に動けなくなった。

「ほら、動くと痛くなるわよ。黙っておとなしくしてなさい。あなた達、ちゃんと勃起するか
握って確認してみて」
 先輩は裕之の睾丸を握る力を強く弱く加減しながら二人の後輩に言った。
 後輩の二本の腕が裕之のペニスに伸びる。

「まだふにゃふにゃです」
 岡田が恥ずかしそうにはにかみながら言った。
 だが、裕之も健康な中学生だ。そうやってかわいい看護婦にまさぐられれば、すぐに元気に
なってくる。

「きゃあ。大きくなってきた。本当にこんなに膨れるんですねえ」
 岡田は無邪気に喜んでいる。門田はペニスから睾丸に手を移し、玉の感触を味わうように
もんだりしていた。
「うう、痛い」こりっとした感じで睾丸にいきなり激痛が走る。裕之は逃げようにも不可能な
状況に冷や汗をかきはじめていた。

「睾丸を扱うときはもっと丁寧に!割と簡単に破裂することもあるんだから」
 小松が門田をたしなめる。

「でも本当に大きいなあ。いつもおじいちゃんのお世話ばかりだから、こんなに元気なのは
はじめて見ました」
 岡田はまだ裕之のペニスを離さない。
 おもちゃで遊ぶ子供のようにひねくりまわし、感触を楽しんでいた。

「さあ、充分勃起する所も見たし、そろそろ浣腸ね」
 小松の一言でやっと、岡田と門田は名残惜しげに裕之の陰部から手を放した。
 裕之はもう発射寸前まで感じていた。
 便秘の腹痛で、ここ2〜3日あまり出していなかったから、かなり溜まっているはずなのだ。

「はい、管を入れるから力を抜いてね」
 小松の声の後、裕之は肛門にひんやりとした感触を受けた。
 何かゼリーのようなものがたらされる感触だった。

「潤滑用のゼリー垂らしましたからね、痛くはないと思いますよ」岡田の声。
 門田の手が裕之の尻を両側に広げる。
 そして中心部に橙色の管がぬるりと挿入された。
 確かに痛くは無い。裕之はゆっくり目をつぶった。
 管の中ほどにあるクリップが緩められて、浣腸液が速やかに裕之の腸内に移る。
 しかし半分も入らないうちに注入が止まった。

「駄目だわ。便秘のせいでこれ以上入らない、いったん出してからもう一度かな」
 小松はそう言って管をいったん抜いた。

「じゃあ仰向けになって。お腹のマッサージをしますね」
 小松に指示で裕之は反対向いて仰向けになった。
 まだ陰部を見られることに抵抗があったから、さりげなく左手で隠すようにした。

「手はどけておいてください。マッサージの邪魔になりますから」
 小松が裕之の手を握りどかせる。

「恥ずかしがらなくてもいいのよ。私たちは見慣れれてるんだから」
 小松は優しく裕之のペニスを握った。別の手で裕之の腹部を揉み解すようにマッサージし
始める。

「あ、また大きくなってきた。中学生のチンチンってすごく敏感なんですね」
 門田は身を乗り出して裕之の股間を観察していた。
 岡田も後ろから目を光らせて見入っている。

「ほら、まだきれいなピンク色よ」
 小松は裕之の包茎気味のペニスを剥くと、亀頭を露出させて二人に見せた。

「うわあ。本当にきれい。でも竿は血管がすごく浮いてますね」
 門田は裕之のペニスの先を舐めるように見ていた。

「本当に血管が浮いてる。あれなら私でも採血できそうです」
 岡田が変な事を言い出した。
 そんなことをしてるうちに裕之は便意が高まって我慢できなくなりそうだった。

「そろそろトイレに行きたくなってきたでしょ」
 小松の両手で、腹部とペニスをマッサージされ、裕之は高まる便意と股間の興奮で
爆発しそうだった。前と後ろの穴から同時に発射しそうな感触だ。
 ふと、小松の手が止まった。

「あそこも発射しそうだもんね。このままいったらどうなる事か、さすがにあとが大変
だから、そろそろトイレに行きますか」
 緊張と興奮のあと、裕之は起こされ、トイレに案内された。

 やっと終わった。
 裕之は一度では流れきれないほどの便に閉口しながら、何度かでやっときれいに流し終わ
ると、トイレを出た。
 便秘は治り、久しぶりに腹部がすっきりしていた。
 まだ少し腹痛がするが、その痛みは今までのものとは違って浣腸液の刺激による軽い痛み
だった。

「たくさん出たみたいですね。はいこちらでまた仰向けに寝てください」
 門田が裕之の手を引いて再び処置室の寝台に寝かせた。

「もう終わりじゃないんですか」
 裕之は不信に思い上目使いに門田のぽっちゃりした顔を見つめた。

「便秘は治ったみたいだけど、他にも腹痛の原因があるかもしれないでしょ。血液検査とかも
しておいたほうがいいのよ」
 小松は有無を言わせぬ強い態度で裕之に言った。
 裕之はまた恥ずかしい事をされるのではないかと、心配半分期待半分だった。

「じゃあ、岡田さん採血お願いね」
 小松は岡田にバトンタッチした。岡田が裕之の横に来る。
 さっきは、この美少女顔の岡田にペニスをもてあそばれ、おもちゃにされていたのだ。
 それを思い出すと、自然と勃起し、丸出しのペニスが持ち上がる。

「そうそう。元気良く立てておいてね。血管が浮いてるから採血しやすそうだわ」
 岡田の言葉に裕之は耳を疑った。
 いったいどこから採血するつもりなのだ?この看護婦は。
 裕之が抗議しようとすると、それを制して小松が言う。

「岡田さんはまだ新米だから採血が下手なのよ。でもちんちんの血管は浅いところにあって
すごく刺しやすそうだから、そこから取らせてね、大丈夫よ。針を刺すことには変わりない
んだから、痛みだっておんなじよ」

 冗談じゃない。痛みがおんなじなわけが無いじゃないか。裕之は起き上がろうとするが、
二人の看護婦に押さえつけられて、無理だった。

 そうこうしているうちに、ボケ老人なんかを拘束するためのものだろうか、拘束ベルトの
ようなもので、ベッドに固定されてしまった。
 いったんベッドに固定されてしまうと、全身の力をこめてもどうにもならない。
 両手は頭の上で万歳する格好に、両足は開いた形で固定されている。

「止めてください。採血なんてしなくていいから解いてください」
 エッチな期待でドキドキしていた裕之は、それまでと打って変わった危険な雲行きを感じ、
背中が冷たくなってきた。

「患者はこうやって暴れるわけだけど、あまり暴れる時は男ならおとなしくさせるのは簡単。
こうするのよ」
 先輩の小松の手が裕之の股間に伸びる。そして力をこめて、ぐっと握った。
 予想した以上の睾丸の痛みに裕之は思わず身体が弓なりに反り返った。
 足が痙攣している。
 小松の鮮やかな手並みに、岡田と門田は感心した様子だ。

「でも、見るだけじゃあどのくらい力入れていいかわかりませんよ」
 岡田の声。
 一瞬気が遠くなった裕之が少し落ち着いた頃、再び痛みが襲ってきた。
 今度は岡田が裕之の睾丸をわしづかみにしていたのだ。

「もう少し力入れてもいいかな。でも、ジワリとじゃなくて、瞬間的にぐっと握って離すのよ、
その方が利くから」小松の声だ。
 ズンと下腹部を殴られるような衝撃と苦痛だ。

「うう!痛い。もう止めてくれ」
 裕之は叫びたかったが、懸命に大声を上げようとしても、かすれた声が少しだけもれ出る
程度だった。
 その後、門田にも何度か握られて、その度に裕之は目が裏返りそうになるくらいの激痛を
味わった。さっきまで期待半分で勃起していたペニスは完全にしぼんで陰毛に隠れそうなく
らいだった。

「あらあら、すっかり縮こまったね。これじゃ採血できないわ」
 岡田が困った声を上げた。
「ちょっといじめすぎたかな。でも大丈夫よ。若いんだからすぐに勃起させてあげる」
 小松はそう言うと、裕之の薄緑のTシャツをたくし上げて敏感な乳首を触った。
 睾丸の痛みがおさまるまでしばらくかかったが、痛みはじんわりと静かにひいていった。
 代わりに小松に刺激される乳首の快感と、岡田に握られたペニスの快感が上がってきた。
 でも、ここで勃起させたらペニスに針を刺されるのだった。
 裕之がそのことを思い出すと、勃起し始めた彼のものは再びしぼんでいった。

「うまくいきませんね。恐怖で縮んじゃってますよ」
 門田が後ろから言った。

「こうなったら何が何でも立たせないとね。看護婦の意地よ」
 小松の言葉。変な所で意地を見せなくてもいいのに。
 裕之はそう思いながら懸命に勃起するのをこらえる。

「立たせるの手伝いますよ。これなら一発ですから」
 門田がそう言うと、おもむろに裕之の目の前で自分のスカートを捲り上げた。
 白いパンティストッキングの下にピンク色のレースのパンティが透けて見えた。

「ほら、ぼく、よーく見てごらん」
 門田は言いながらさらに腰を突き出す。
 レースのパンティの恥骨の盛り上がりが裕之の目を直撃した。
 駄目だ。必死にこらえても勃起を押さえきれない。裕之は絶望感とともにペニスに
血液が流れ込むのを感じていた。

「だいぶ大きくなってきました。これなら刺せそうです」
 岡田の手の中で消毒用アルコールを塗られて、その冷たい感触に一瞬萎えそうになるが、
やはり目の前の門田の姿態は効果抜群だ。
 すぐにギンギンになった。

 裕之は諦めた。採血なんかどうってことないさ。ちょっと血管に針をさして少しだけ
血液を取るだけなんだ。裕之は自分に言い聞かせた。
 岡田がねらいを定めて裕之のペニスに針を刺す。
 ペニスを切られるような痛みが起きる。

「痛い痛い痛い。許してください。やっぱり痛いです」
 裕之は涙声で懇願する。

「あれ、変だ。プルンって逃げちゃった」岡田の声と、さらに針でえぐられるような痛み。

「何やってるのよ。しっかり血管を逃がさないように刺さなきゃ駄目よ。ここの血管って
薄皮一枚下にあってするする動きやすいんだから」
 小松がしかってる。どうやら血管を捕らえきれなかった様子だ。
 裕之はさらに痛みが増した気分だった。
 痛みでまたしぼむのがわかった。

「ああ。しぼんじゃう。もう少しなのに・・・・・・。門田さんもう少しがんばらせてよ」
 岡田の甘えた声で、門田はヨシとばかりにストッキングとパンティを一緒にずり下ろした。
 黒々した門田の陰毛がフワリと持ち上がる。
 女の匂いが漂ってきた。裕之はその中心に目を凝らした。

「ほら、大サービスよ」門田はそう言って指であそこを広げて見せた。
 裕之は鼻から生ぬるい液がとろりとこぼれるのを感じた。

「きゃあ、鼻血だしてる。そんなに刺激的だったかな、あたしが魅力的ってことね」
 門田ははしゃぎながら脱脂綿を丸めて裕之の鼻に詰め込んだ。

「もう一度いきます!」意を決した岡田が再度裕之のペニスに斜めに針を入れる。
 今度は血管に入ったようだ。歓声の声を上げた。
「やったやった。うまく刺せました。うわーすごい血が吹き出るみたいに入っていく」
 注射器の中に血液が噴き出すように入っていく様子を想像すると、裕之はめまいがしそう
だった。
 
 何とか無事に採血もすんだ。ほっとする裕之。しかしまだまだ検査は終わらなかった。

「次は精液の検査をします。今度は交代ね、門田さん来て」
 小松に呼ばれて、門田は捲り上げていたスカートを下ろした。下着はずり下ろしたまま
だったが、黒い股間はすぐに隠れてしまう。

「じゃあ、門田さん。この子を速やかに発射させてください」
 小松の指導で門田が裕之のペニスを握る。
「そう。軽く握って亀頭の縁を刺激する感じよ」
 小松のアドバイスに沿って門田の白い指が裕之のペニスにからみつき、ゆっくり擦り上げる。
 
 何度もの苦痛の後にやっと訪れた快楽の時だ。
 裕之は今まで我慢してきた事が報われた思いだった。
 やっと快感に身を任せてゆったりできる。
 ふと眼を開けると岡田が自分のスカートに手を突っ込んでいた。
 悩ましそうな目をして裕之たちを見ている。
 岡田の指がどこに向かっていて、何をしてるのか気づいた裕之は、あっと声を上げた。

「あら、岡田さん、すっかり興奮しちゃったみたいね。いいのよ。そこで脱いでこの子にも
見せてあげたら」
 小松の優しい声が狭い処置室に響く。

「はい」小さく返事をした岡田はスカートを捲り上げて、黄色いTバックの下着と白い
ストッキングを一気に脱ぎ捨てた。
 後ろを向いて裕之の顔に尻を突き出す。真っ白い尻の中心は濡れて光っていた。
 前から股間に手を入れて、岡田がオナニーを始める。

 裕之のほうからは、赤い亀裂とそこをすべるように動く二本の指先が見えた。
 ん、ん、あ、あーん。いい、すごくいいです。
 岡田が一人で今にもいきそうな声を上げていた。
 裕之もすぐに登りつめる。背中が自然にそってきて、股間が破裂しそうだ。

「もうすぐいくわよ。門田さん容器を用意してね」
 冷静な小松の声はこの場にはすごく場違いに聞こえる。
 裕之も岡田も、それに門田も興奮で鼻息も荒くなっているというのに。
 裕之はペニスの先に当てられた容器に向かって激しく射精した。
 溜まっていた白濁液がどっと奔流のようになって容器の中で泡立つ。
 腰が立たなくなるほどの快感だった。

 落ち着いた裕之の目の前で、岡田はまだかわいい尻を向けて一人でオナニーにふけっていた。





                                           病院にて  終わり