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ワーウィック・デイビスをめぐる楽しみ |
アナキンの友人であるローディアンのウォルド。そして、ワトーの隣で一緒にポッド・レースを鑑賞していた、みすぼらしい服を着ていた男ウェアセル。この二人の人物は、ワーウィック・デイビスによって演じられていた。また、ワーウィックは『ジェダイの復讐』のウィケット役、『ウィロー』のウィロー役、を演じていた。Willow 、Wold 、Weasel、Wicketの四人。ワーウィック・デイビスが、演じるキャラクターは、ワーウィックの頭文字の「W」にちなんで、全て「W」で始まる名前になっている。ちなみに、ウィケットの正式名称は、 Wicket W. Warrickと「W」が三つもサービスされている。 ウォルドとウェアセルが同一人によって演じられていることを知ると、映画を別な面から楽しめる。まず、ポッド・レースのスタート・シーン。エンストして出遅れるアナキンを見て、ウォルドは「チューバ」と言って悔しがるが、次のカットではウェアセルは、指を指して喜んでいる。 そして、アナキンが優勝したとき、ウォルドは両手を上げて大喜びしている。そして、次のカットでは、ウェアセルが不機嫌な顔をして、ワトーと言い合いをしている。 ウォルドからウェアセルというカットつなぎの妙。ルーカスは、明らかに意識していると思う。 補足であるが、ラストのパレードのシーンで、カドゥの手綱を引いている、背の小さな男がいるが、彼はワーウィック・デイビスではない。彼はスター・ウォーズ・ファンクラブの会長ダン・マドセンである。 |
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