EP2観て、気になること
投稿者:ニル 投稿日: 7月 1日(月)12時03分45秒「アナキンの親」が話題になってますが、他にも疑問点が多いですよねー!
サイフォディアスって誰?とか、なんでジャンゴがクローンの原体に選ばれたのか、とか。
僕がエピU観て感じるのは、「クワイガンのことがあまりにも語られない」
って点です。どうも、今後のキーパーソンとして、あえて語られなかったとしか思えなくて。
サイフォディアスが死んだと語られる「10年前」って、クワイガンの死んだ年と
同じですよね。
「なぜクワイガンは、死んだとき肉体が消えなかったのか」という疑問に対するヒントが、
エピUで語られてると雑誌に書かれてたんだけど、誰か分かりました?
2度見たけど分かりません・・・。
クワイ=ガンの叫び
投稿者:樺沢紫苑 投稿日: 7月 1日(月)17時20分29秒>シス・シスターズさん
>オビ=ワンが図書館でジッとみていた銅像はドゥークーのものなんでしょうか?
そうです。一回見ただけではわかりづらいですが、二回目、ドゥークーの顔を十分知った状態で、銅像を見るとわかると思います。あるいは、「EP2 キャラクター&クリーチャー」にはっきりとした写真が載っています。また、小説にもドゥークーの銅像を見ていたと書かれています。
>ニルさん
>「なぜクワイガンは、死んだとき肉体が消えなかったのか」という疑問に対するヒントが、
>エピUで語られてると雑誌に書かれてたんだけど、誰か分かりました?
多分、アナキンがタスケン虐殺をしようとするときに、瞑想中のヨーダが聞く、クワイ=ガンの「アンキン、アナキン、ノーーー」という声のことだと思います。
「なぜクワイガンは、死んだとき肉体が消えなかったのか」については、拙著「新三部作完全解読本」で詳細に検討していますので、そちらをご覧ください。結果として、今回のクワイ=ガンの声だけの登場という出方は、私の仮説が正しかったことを証明していることになります。
拙著では、EP2でクワイ=ガンの霊体が登場してアナキンはそれを見ないだろう、と予想しましたが、その通りとなりました。しかし、クワイ=ガンの声を聞いたのは、弟子のオビ=ワンではなかった。そのことが、意外でありながら、オビ=ワンとクワイ=ガンの師弟関係を象徴しているのでしょう。
まず、クワイ=ガンが声として登場したということは、彼がフォースと一体化を果たしたということでしょう。それは、火葬によってということになります(詳しくは、拙著参照)。
ダーク・サイドに偏りつつあるアナキンが、クワイ=ガンのアナキンに向けた叫びを聞き取れなかったのは、誰にも了解できるでしょう。
しかし、オビ=ワンはどうでしょう。オビ=ワンは任務中でタトゥイーンから遠く離れていたということを差し引いても、クワイ=ガンとオビ=ワンの精神的な結びつきが非常に密接なものであったなら、オビ=ワンがクワイ=ガンの声を聞いても良かったはず。しかしオビ=ワンは、クワイの叫びを聞けなかった。これは、オビ=ワンがクワイ=ガンの正当な後継者でない、あるいはクワイ=ガンの意思を表面的には継いでいるものの、本質的な意味で継いではいないことを表わしているのかもしれません。
クワイ=ガンの声を聞いたのが、ヨーダだというのはおもしろい。ヨーダは、強いフォースを持っていたわけで、瞑想中ということもありますが、クワイ=ガンとの結びつきが弱ければ、その声は聞けなかったと思われます。すなわち、ヨーダはクワイ=ガンに厳しいことを言いながらも、彼に対して敬意を払い、彼らの言動の辛辣に捉えていたことが、このささいな描写によって浮き彫りにされてきます。
オセロ
投稿者:シルヴィ 投稿日: 7月 2日(火)09時05分25秒クワイ=ガンの声を聞いたのがヨーダだった
しかも暗黒面へのアプローチ中(?)だったということは、クワイ=ガンはどこにいたのでしょう?
ライトサイドとダークサイドの中間地点にいたのでしょうか〜?
どなたかクワイ=ガンの行方を教えて下さい。
字幕だと「アナキン、やめろ〜」だとか
投稿者:ビンラディン 投稿日: 7月 2日(火)11時46分30秒>クワイ=ガンの声を聞いたのが、ヨーダだというのはおもしろい。
前々から疑問に思っていたのですが、クワイの声をきいたのはヨーダだけだったとしても、アナキンのフォースの乱れを察知したも彼だけだったのでしょうか?
以前シミの死に対する樺沢氏の「皇帝の陰謀説」と討論した時「いつ頃から皇帝がアナキンに目を付けたかはわからない」とおっしゃってましたが、私は皇帝もフォースの乱れを察知できたのではないか?と思っています。
ダークサイドのフォースに傾く、ということは自らのフォースの波長にシンクロする、という部分があるでしょうから、ヨーダよりよっぽどハッキリと感知できそうな気がするのです。つまりこの時点で皇帝はアナキンに目をつけたのではないか、と。
確かにそれ以前からコナをかけるような事は本人に言っていましたが、「議長としての単なる(偽善の)言葉」ともとれますし、案外若いパダワンには誰彼構わずコナかけてるのかもしれませんし。(笑
いずれにせよハッキリとアナキンに標準を絞ったのはこの時だ、と私は思っているのですが、さらに憶測を進めると同じくダークサイドにあるドゥークも察知した可能性もあります。 そうなると「後に仲間(もしくは弟子?)となる可能性のアル奴の腕切っちまったヨ」、と思ったのであんな複雑な表情をしたワケですよ!(笑
クワイ=ガンの存在感
投稿者:樺沢紫苑 投稿日: 7月 2日(火)13時18分25秒>エピUを観てると、クワイガンのことを、あえて触れてないように感じます。
私は全く反対に、EP2にはクワイ=ガンの影響が、色濃く滲んでいたと思っています。もちろん、クワイ=ガンという名前は、数回しか登場していませんが、クワイ=ガンの残した精神が、各キャラに染み渡っているのです。
オビ=ワンが口うるさい教師になっているのも、クワイ=ガンからあずかったアナキンを立派に育てなくてはという、責任感、あるいはプレッシャーであり、その責任感が強すぎるからこそ、小言が多くなりすぎ、アナキンに嫌がられているわけです。
また、クワイ=ガンが強調していた、「リビング・フォースを感じること」は、ヨーダに影響を及ぼしています。瞑想室のヨーダは、どこに意識を及ぼしていたのか。それは、未来ではないのです。現在なのです!! リビング・フォースの乱れを感じたからこそ、クワイ=ガンの声を聞いた。『ファントム・メナス』のヨーダは、未来予知重視でした。未来予知重視なのであれば、アナキンが虐殺するもっと前に、その徴候が予知されるべき。つまり、クワイ=ガンの死を通して、ヨーダの考え方、姿勢自体が既に変わっていると思えるのです。
ちなみに、『帝国の逆襲』では、リヒング・フォースの重要性をルークに説いています。