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  『クローンの攻撃』引用事典

 過去のスター・ウォーズ作品と同様に、『クローンの攻撃』に黒澤作品を中心に多くの映画からの引用があった。一覧表にまとめてたみた。

『野良犬』  1949年 黒澤明監督   
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新米刑事村上(三船敏郎)と
熟練刑事佐藤(志村喬)
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パダワン・アナキンと
熟練ジェダイのオビ=ワン
村上が、刑事にとって命である拳銃をなくしてしまうことから、事件が始まる saber.jpg (8490 bytes)
「刀は命」とライトセイバーをなくした
アナキンを叱責する
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雨の中の死にもの狂いの格闘
オビ=ワンとジャンゴの
雨の中での死にもの狂いの格闘
 犯人の遊佐と刑事村上。二人とも、復員兵だった。同じ環境にいた二人が、一人は強盗殺人犯に、一人は刑事になった。二人の運命を変えたものは何だったのか?
 親子でありながら、ダーク・サイドに落ちたアナキンと、それを救ったルーク。
善と悪を分けるものは何か? スター・ウォーズに通じるテーマである。

 

『七人の侍』1954年 黒澤明監督    近日更新
 

 

 『AI』
 2001年スティーブン・スピルバーグ監督 
 
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『AI』の宇宙人
(未来ロボット?)

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カミーノアンのトーン・ウィ

 首の長さと言い、ボディ・ラインと言い、その喋り方までそっくりである
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『AI』のテーマ 母と息子
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新三部作のテーマ 母
『AI』はデイビッドの父親探しの物語 旧三部作は、ルークの
父親探しの物語
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『AI』のテーマ 人間対ロボッ
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ドロイドと人間の関係は
重要なエッセンス
デイビッドが、マンハッタン島の廃墟ビルにいた父(製作者)に会いに行くシーン ドゥークーがコルサントの廃墟ビルにいたシディアスに会いに行くシーン
リーナ・オーエン
チケットのもぎり嬢として
『AI』に出演
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トーン・ウィを演じる
リーナ・オーエン(Rena Owen)
  『AI』は、スティーブン・スピルバーグ監督作品。スピルバーグとルーカスが親友であることは有名である。

 

 『アメリカン・グラフィティ』
ジョージ・ルーカス監督

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ジョン・ミルナーの乗る
フォード・デュース・クーペを意識している。
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黄色いエア・スピーダー
色、光沢ともにそっくり
yellowcar_138.jpg (7079 bytes) フォード・デュース・クーペのライセン・プレートが「THX138」であることは有名な話。
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メルズ・ドライブイン
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デックスのダイナー
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ローラー・スケートをはいた
ウェートレス
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足がローラーになった
ウェートレス・ドロイド

 オフィシャル・サイトの、スナップ・ショットに、『アメリカン・グラフィティ』のメルズ・ドライブインの画像がアップされていた。何かの冗談かと思ったが、それは『エピソード2』がアナキンにとっての、青春グラフィテイであることを暗示していた。

 

『グラディエーター』
1999年 リドリー・スコット監督
 
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  アリーナでのモンスターの格闘シーン。カメラワークや、戦闘の仕方(相手の武器を奪って利用するとか)、観客の喜び方までそっくり。
 『グラディエーター』は、『AI』と同様に、スピルバーグらが主催する「ドリーム・ワークス」製作の作品である。

2002年7月29日