《写真解説》 今回は、「時計」から電気を借用しています。 理由は、コンセントがACアダプターだらけになるのを避けるためです。 とはいうものの、さすがにDC160Vを引き回すのは危険なため、DC12Vを「時計」から引っ張ってきて、「温度計」の方で160Vにして使用しています。 右側スイッチは、温度計の電源のON・OFFです。 その上のLEDは、電源がOFFの時に光るようになっています。 つまり、「時計」の表示をOFFにしていて、「温度計」の電源を切ってある場合、はたして回路に電気が流れているのかどうかを判断するために、このような仕様にしています。 ですので、「温度計」が動作中は、LEDは消灯しています。(動作中は、表示を見れば分かりますので、パイロットランプは必要ありませんもんね。) …本音を言ってしまいましょう。 本当は動作時に点灯させるはずだったんですが、LEDを適当に繋いだために、温度計の電源OFF時に点灯するという仕様になってしまいました。(回路と並列に繋いだのが、原因??) ま、結果オーライということで。 左側のファンガードがある部分には、(ファンはありませんが)温度センサーがあります。ここで外気を計測しています。 外見的な特徴ですが、「℃」表示のニキシー管は(真空管のような形の)サイドビュー表示方式のものしかありませんでした。 これをケースの中に収める場合は、ケースサイズが大きくなってしまいます。 そこで、せっかく真空管のような形をしているのですから、その特徴を生かしてみました。 ケースサイズをなるべくコンパクトにしたいのと、真空管っぽさをアピールするために、今回はこのような形にしました。 また、危険(=破損)防止のために、三方向にガードを付けてあります。 あくまでも気休め程度のガードではありますが。 (あまりガードを高くしてしまうと、見づらいのと、重量のバランスが悪くなり、安定しなくなってしまうため、この高さにしました。) 《ニキシー管温度計についての解説》 ニキシー管についての解説は、「ニキシー管時計についての解説」の中に書いてありますので、そちらをご覧下さい。 ニキシー管温度計キットについての解説です。 この温度計キットは、プログラミング済みPIC(1チップマイコン)により制御されています。 皆さんもご存知のように、PICとは、プログラミングできる1チップマイコンです。 温度の読み取り方は… この温度計は、3つのニキシー管で温度を表示しています。 時計とは逆に、フェード・イン表示を採用しています。 例えば、温度が23.4度だった場合… 「23」がフェード・イン→少し遅れて「℃」もフェード・イン→一瞬消えて、「.4」がフェード・イン→少し遅れて「℃」がフェード・イン→ギミック (ギミックとは、0〜9までの数字を0.5秒程度でカウントアップして高速に表示するものです。) フェード・インは、0.5秒程度でだんだん明るくなるようにプログラミングされています。 ちなみに、氷点下の時は、「℃」表時管に「M」(マイナス)が表示されます。 温度表示(℃)の専用記号ニキシー管を使用して組みましたので、こちらも時計同様、COOLでナイスでHOTでGOODです♪ なんといっても、3本のニキシー管が同じ形状ですので、バランスが良いです☆ − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 《組み立て終わって》 今回は、致命的な配線ミスはありませんでしたが、ニキシー管の一部の表示が変で、その原因追求に時間をかなり取られました。 (症状は、小数点以下が6の場合、なぜか5と6が同時に点灯していました。さらに、小数点以下表示時、毎回5と小数点が同じニキシー管に同時に表示されてしまっていました。) 回路図と実体配線図を比べましたが、どこも間違っていませんでした。 結局、どこかで配線が接触していたようです…配線をいじっているうちに、勝手に直ってしまいましたから。 (そろそろテスター買わないと、いけないかな?) また、今回もコンパクトにまとめたため、ケースへの組み込みがえらく大変でした。 例えば、2mmのナットを、手の届かない場所に使っていたりするんです。 1つネジを締めるのに、30分くらいかかったりしています。 メンテナンス性は、限りなく0に近いです。 しかし、苦労した甲斐もあり、時計とほぼ同じ幅になりました。 どうでしょう、なかなか楽しい対比になっていると思いませんか? (写真にもあるように、「温度計」を「時計」の上に重ねるのがオシャレな置き方だと思います。ただ、また地震が来たらと思うと…) とりあえず、工具類の扱いにも慣れてきましたので、次回はもっとケース加工が上達すると思います。 さぁ、皆さんも是非、製作に挑戦してみましょう☆ なお、キットに含まれるものは制御用の基板と部品のみですので、表示用のニキシー管と駆動用の電源、配線材(電流は微々たるものですが、電圧は160V以上になりますので、あまり細い線はお奨めしません)、ケース(基板むき出しは、感電の恐れがありますので大変危険です)については各自用意する必要があります。 また、ケースの加工が腕の見せ所&オリジナリティーを発揮するところです♪(楽しんで工作しましょう☆) − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − さて、次回は「時計」と「温度計」を一つのケースにまとめて入れるという作品を、計画しています。 ニキシー管は、さらに別の種類のものを使う予定です。
このページの最終更新日 2010年3月14日