2003年3月13日
雨後のたけのこ
旧国鉄所有地だった汐留地区が開発され、2002年11月2日「都営地下鉄・大江戸線」と「新交通・ゆりかもめ」に「汐留駅」が開業した。
JR新橋駅に隣接する広大な空き地「汐留」が再開発されるに伴い、雨後の筍のようにニョキニョキとビルが群生してきている。
左端の、同じ形をした二つのビルが「東京ツインパークス」
地上47階・地下2階建が2棟、総戸数1000戸の超高層マンション。2LDKから3LDKで、販売価格は2億円前後。
その右側に「日本通運」
クレーンと遠くのビルを挟んで、右側に「トッパン・フォームズ」
コンピュータシステム・ビジネスフォームの会社。旧「トッパン・ムーア」。1997年4月に「トッパン・フォームズ」に社名変更している。
その手前三角形の光っているビルが「共同通信」
その右側、壁面にギザギザの構造柱が見えるのが、「日本テレビタワー(日テレタワー)」
建物の4すみに付けられた巨大な構造柱は「バットレス」と呼ばれ、鉄塔のイメージを醸し出す。この柱により、建物は高い耐震性、免震性を持つと言う。
地上200m近い屋上両サイドに突き出ているのはアンテナ。7m級の衛星アンテナを数機設置できるように設計されている他、屋上鉄塔にはFPU用のアンテナをはじめ情報カメラなどの設備を設置できるように最新の工夫がされているとか。
日本テレビのビルを隠すように見える茶色いビルは「鹿島・汐留タワー」
メタリックな色彩の多い高層ビル群の中で、温かみのある色調の外装は、常滑焼の伝統を継承した「テラコッタタイル」という陶磁器タイルを使っている。
その右側に、切れてしまって画面のごみのようにしか見えないのが「電通」である。
ちなみに、1年前「いちめんのなのはな」で紹介したときには、菜の花畑から同じ方向を見ると下の写真のような状態だった。