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豆本の作り方

※ 写真は少し大きなサイズ(A5)の本の例ですが、小さな豆本でも同じです。

材料と道具

表紙の紙、見返し、花布、寒冷沙(医療用ガーゼで代用)、クラフト氏、麻布(#30)、たこ糸、定規、カッター、はさみ、きり、かがり台(木板)、へら、木工用ボンド
原稿作成

プリンタの設定などで、印刷形式を「冊子形式」にする。
印刷
折丁

約90ページの原稿を3つの折丁に分ける。
かがり穴を開ける

天地を7等分し、1折づつ、きりで穴を開ける。
麻糸でかがる(本がかり)
綴じ終わり
見返しをつける

両面に見返しを重ねて、背を木工用接着剤で固める。
小口をカッターナイフで揃える。
寒冷沙を貼る
寒冷沙を貼り終えたところ
寒冷沙の上から、クラフト紙を貼る
接着剤が乾くまで両面を強く押さえる。
表紙の芯にするための厚紙を切る。
(色紙を代用)
表紙に貼る布を切る。
厚紙と布を貼り合わせる
表紙(2枚)と背の芯を貼り終えたところ
定規を使って、布と芯の間の空気を抜く
余った布を切る
切り終えたところ
布の端を内側へ折り曲げて貼る。
中身にしおりを付ける。

本当は、寒冷沙を貼るときに同時に付けるといい。
花布を付ける。
表紙と中身を貼り合せる
定規で溝を作って出来上がり。

本を開くのは、一晩以上置いて、接着剤が完全に固まってから。
小さなサイズの本でも作り方は基本的に同じ。

小さい方が作りやすいところと、小さいとかえって難しいところがある。
表紙
中身
完成した豆本
ケースも作る