まず塩ビパイプを切り出します。この塩ビパイプの内径は、スロットルスリーブの外径と同じ径のモノを選びます。 塩ビパイプの削り出す幅は、スロットルスリーブのワイヤーが掛かる部位と同じ幅になります。 こんな塩ビパイプを買ってきます。 近所のホームセンターで50円でした。(切削後に撮ったので削りカスが写ってますが・・・) こんな感じに輪切りに切り出します ワイヤーのタイコ部分が引っ掛かる部分と干渉する個所をニッパー等で切ります。 つまり「C]みたいな形になります。 ここで現物合わせでスロットルにはめ込み、タイコ部分と干渉しないか確認します。 また「C」部位の2箇所の先端はワイヤーが当たりますので、斜めにカットしヤスリで仕上げます。 この工程を怠るとワイヤーが切れる危険性がありますので、出来る限り滑らかに仕上げます。 ある程度仕上がったらスロットルにはめ込んで動作確認をします。 恐らくスイッチ側のボディと干渉する部分が出てくるので、干渉する部分を削り込みます。 基本的にハイスロというものは、スロットルを捻った時により多くのワイヤーを巻き取る事が目的ですので、ワイヤーが掛かる部分はなるべく削らないようにします。 自分の場合は、それを念頭に削った結果、下図のような形になりました。 かなり歪な形ですがこれがベストです。 赤線の部分をワイヤーが通りますので、なるべく削らないよう厚みを残します 実際にスロットルにハメるとこんな感じです。 あとはキレイに組み込んでスロットルの回り具合が重くないかを確認します。 スロットルの回り具合が重い場合は、さらに干渉部分を削りこみます。 仕上げにスロットルと塩ビパイプの削り出し部位を両面テープで接着して完成です この自作ハイスロで、YZF-R1のスロットルよりアクセル開度が少なくなりました。 |