Profile Photo Bikes Blog
Topics

2008/07/13 もて耐 予選

長い事Topicsの更新をしていなかったんだけれども、一概にサボっていたわけでもなく、本当に今年は走行に行く回数がめっきり減って、ただ単にネタが無かっただけなのでした。

7/13に開催されたもて耐の公式予選ですが、数日前の公開練習に乗っただけで、全然マシンに慣れていませんが今年はオープンクラスをグース250で走ります。普段GSX-R1000に乗っているだけにビックリする位遅い感じ。このマシンに慣れたら1000が怖くなるかも。数日前にグースの持ち主であるb310が、成田モーターランドで各種テストをしていたんだけど、その際に転倒しまして右アンダーカウルはバキバキです。予選走れなくなってたらどうすんだヲイ。それと第3ライダーのYu1がバックステップと点火時期変更の機械?を購入してきまして、それらを走行前に装着。正直バックステップはいらないんじゃないかなーとは思うものの、とりあえず見た目はいいから何も言わずこのままで。それにしても点火時期の変更なんか予選中にして大丈夫なんだろうかーっていう一抹の不安。エンジン壊れなきゃいいけど。


アンダーカウルがバキバキです

バックステップやらなにやらを付け終わった状態

走行前に、オレの要望でもあるラップショットの取り付け。コレがないとペース配分出来ないダメライダーです。サインボードだと、どうしても1周前のタイム表示だから走行中に1周前の走りを思い出せって言われてもなかなか出来ないので、やっぱりリアルタイムで分かるラップショットがいいです。特にオレなんかは区間タイムを走りながら観察しているので、これがあるのと無いのでは全然走りが違います。ラップショットが無いと毎周タイムがバラバラになりがちです。

恒例のブリーフィングやら何やらがあって、まずはフリー走行。ここはバイクの持ち主であるb310に走ってもらいます。マシンが新パーツで変わりまくっているので、不具合等のチェック。スタートして数周もしない内に早速戻ってきました。聞く所によるとステップのシフトチェンジバーが吹っ飛んでいった様子。走行前にバタバタと組み立てたのでネジの締め忘れですね完全に。とりえあず代替品を付けて再スタート。・・・バックステップを組み立てたのは自分です、スイマセン。少ない走行時間内で全てをチェックする事は出来ませんが、とりあえずなんとかなった様子。後は予選をガンバルゾー!

車検やら装備検査も無事終えて予選スタート。まずは第1ライダーのb310がスタンバイして走行開始。天気も最高だし路面も万全。これでタイムが出なきゃ嘘でしょっていうコンディション。第2ライダーの自分はb310の叩き出すタイムを指標にイメージトレーニングをします。


グリッドに並ぶb310。暑さでグタッリしてる場合じゃないぞー

バンク角は充分!

30分の予選時間はあっという間に終わり、転倒も無く終了。肝心のタイムは[2'42.010]で第1ライダーの中では64台中54位。ヤバイんじゃね?b310は1年半前のQ耐で36秒台を出していたのに、このタイムは一体・・・マシンが退化してる???

そんな事を言ってても仕方無いので、第2ライダーの自分は自分の仕事を完遂する為に頑張ります。走行前に柔軟をきっちりやって、ウイダーを補給して走行開始!点火時期の変更の為にピットインもしましたが、ほとんどみっちり30分走行です。ストレートは眠れる位遅いバイクですが、どう走ってもフロントのチャタが止まらない。元々リア加重で曲がる自分なので、フロントの倒立が剛性強すぎるみたい。どんなに手を抜いてもコケる気はしないバイクなのであまり気にせずバンキングしますが、それにしても酷いチャタです。去年のZX-10Rより酷いかも。ブレーキは極力掛けないように最小限に抑えてコーナーに突っ込み、立ち上がりは滑りもしないので早め早めに全開です。サインボードにもラップショットにも36〜37秒位の表示。ひとまずはb310のタイムを大幅に更新出来てホッとしますが、このタイムじゃ全然ダメだし、まだまだ自分に余力があるのでここからスパート開始!


パワーが無いので伏せても大して変わらんです

曲がらないバイクだなー

基本的にフロントとリアの剛性がメチャクチャなb310のグースですから、コーナリング中はリーンインにしないと曲がりません。なので、まずは思いっきりリーンインに。これでひとまず35秒後半。もう少し頑張りどころはあるかな〜って探して、全コーナーのブレーキングをさらに10m奥に。これでやっとこさ35秒前半。それでも粘って粘って極力ブレーキングをせずに走って、とうとう予選終了間際にサインボードに34秒の表示が!ピットに戻った時は思わずみんなにハイタッチ!このタイムなら誰も文句は言えまい!

第2ライダーの自分の予選タイムは[2'34.866]で64台中31位。まずは真ん中より前で。でも、第1ライダーと第2ライダーの合算タイムで決まる総合予選順位は、64台中42位でした。なんか決勝前から暗雲立ち込める順位です。最後に第3ライダーのYu1が走行をします。第3ライダーのタイムは予選に直接関係ありませんが、それでも[2'36.709]を叩き出してまずまずのタイム。予選ライダーの選別間違えたかも・・・

b310よりも速いタイムを叩き出してしまった・・・
 

さて次は決勝です。課題がたくさん見つかった予選でしたが、それらを後1ヶ月ちょっとで消化出来るのかな・・・?


2008/01/20 ツインリンクもてぎ フルコース

ホテルツインリンクに滞在して年明け茂木合宿の2日目です。そういえば、ホテルツインリンクの部屋が今回初めてサーキット側でしたので、朝になると部屋からパドックを見渡せるんですが、朝8時になってもピットは半分も埋まっていません。普段なら朝8時ともなればピットは満員状態なんですが、さすが1月です。今から向かっても余裕でピットを確保出来そうです。着替えて朝食会場のレストラングリーンベイに向かいますが、途中で「○○家様 結婚式披露宴会場」なる案内看板が出ております。ここホテルツインリンクでは結婚式を行う事が出来るんですが、本当にここで式を挙げる人っているんですね。よっぽどのサーキット好きか変わり者、はては地元の人だとは思いますがなんかビックリしました。やっぱり花嫁を乗せてサーキットランするのかな。それはそうと朝食会場ですが、いつもはそこそこ居る客も今日に限っては3〜4組程度。寒いからって事も影響してるとは思うけど、よくこんな客数で潰れないなぁ。年に数回しか利用しないホテルだけど、無くなったら無くなったで困ります。


部屋からの全景はこんな感じ

ピットがガラガラです(解像度落としたら見えづらい)

朝食を食べて準備をしチェックアウトをしたんですが、支払いの際に茂木のライセンスカードを提示すると10%OFFになるんですが、今回はとあるプランで宿泊した為に割引は適用されないようです。まぁ2000円ちょいの割引なので大した痛手はありませんが、割引出来ると思ってたので少々残念です。ホテルを出てピットに向かったんですが極寒です。バイクや荷物を降ろす為に外で作業をしますが、あり得ない位に寒いです。嫁はずっと暖房を効かせた車の中でぬくぬくと待機です。自分もマシンを整え準備が出来たところで車へ非難。ヤバイ、今日走れるのか・・・。でも時間は容赦無く迫ってきており仕方無く走行券を購入していざコースインしようと思った時に、ラップショットの設定が前日の北ショートのままである事に気付きましてね、設定が分らないのでとりあえず前まで使っていたMyLapsは区間タイムが4つ表示されていたので、磁気ラインは4つなんだろうなっていう安易な考えの基に、ラップショットも磁気ラインを4で設定します。よーし、これでフルコースでもタイム計測出来るかなーって意気込んでコースインしました。


寒いので準備をしたら車へ非難!

寒いけど行ってきまーす

ところが、実際にはラップショットを気にするどころの騒ぎでは無く、メチャクチャタイヤが滑る。コースイン時に軽くアクセルを半開程したら直ドリしました。おかげで念には念を入れ3周ほどタイヤを暖めましたよ。それでも怖い。で、肝心のラップショットの表示を見るとタイムが表示されていない・・・?意味分りません。たしか風の噂で、北ショートよりもフルコースの方の磁気ラインは弱いとか聞いたんですが、まさかその影響で磁気を拾えてない?それとも設定ミス?色々と頭の中がグルグル回り、とりあえずピットイン。ラップショットを装着して正常にタイム計測が行えているb310に連絡をする為、バイクに跨りながらb310へ電話。まず磁気ラインの設定はいくつなのかを聞くと2本との事。それとタイム計測を開始するライン本数も2との事。ラップショットを言われるがままに設定し、再びコースイン。


計測されねーぞー!(って騒いでます)
 

タイヤが暖まっているのでそこそこのペースで走りますが、1週目で早くもタイム計測されません。うーん、どうなってるんだろ???って首を捻りながらもう1周。今度は計測結果が表示されましたが、タイムは4分台です。もう意味分らねーって思いつつ、GSX-R1000の時間を見るとあと5分程で走行終了のようです。しょうがないので正常に計測出来ないまま残りラップを周回しチェッカー。ピットに戻り、もう一度計測が出来ない理由を考えます。4分台で計測されたのは2周分のタイムで計測されている可能性が高いので、やっぱり磁気ラインの本数がおかしいのは明白。で、隣のピットにいた人に磁気ラインの設定を聞いてみると、P-LAPではデフォルトのまま走っているとの事。古いP-LAPは磁気ラインの設定が出来ないらしく、デフォルトでは磁気ライン本数が1本のようです。それで正確にタイム計測が出来ているとの情報なので、自分のラップショットの磁気ライン本数を1本にし、タイム計測を開始するライン本数も1本に設定。

寒いので次の走行が開始されるまで車で待機。少し寝ようかと思ったんですが、ラップショットの事が気になって眠れません。そうこうしている内に次の走行枠となりコースイン。今度はタイム計測ちゃんと出来るかなーって思いつつ1回目のコントロールライン通過。ところが、普通は計測カウンタがパラパラと動くのにさっぱり反応無し。あれ?やっぱりダメなのかなーって1周してコントロールラインを通過するとタイム表示が!!!おぉ計測された。でも相変わらずタイム表示はパラパラと動かず前回のタイムがずっと残ったまま。なんか設定変えちゃったかなーって心配になり、またピットイン。ラップショットの説明書を見ると、リアルタイム計測表示モードと、前ラップタイム表示モードというのがあるらしい。きっとこれだ!って思いましてね、モードをリアルモードに設定して再びコースイン。するとみるみるとタイム計測がパラパラと動いていきます。おぉ!これでバッチリだ。走行時間も残り10分程に迫っていたので、タイムアタックはせずに12秒台で周回し走行終了。ちゃんと計測出来るようになりました。いやー、b310には嘘つかれた。


やっと動くようになったラップショット
 

今日の走行はこれにて終了なので、嫁とパドックカフェJで昼食。嫁が野菜カレーを頼んだんですが、結構な辛さでビックリしました。辛い食べ物が苦手な人は野菜カレーに要注意です。何度も水を入れに行くハメになりますよ。で、走行が午前中で終了したので、今まで行ってみたかったHONDAコレクションホールへ行ってきました。歴代のGPマシンやF-1等が展示してありかなり感動もの。マクラーレンMP4/5や4/6が展示されていましたが、最近のBarHondaなんかも展示されており、最近のF-1のカウルを初めて間近で見たんですが凄いデザインになってました。いやー技術の進歩は凄いです。自分が昔乗っていたVFRや、b310が昔乗っていた初代NSR250等が展示されており嬉しかったです。なかなかコレクションホールも楽しいです。頻繁にマシンの入れ替えを行っているそうなので、また今度来てみようかと思います。嫁は初めてF-1マシンを見たらしく、その大きさにビックリしておりました。F-1って結構デカいんだよねー。


カラーは違うけど昔乗ってた懐かしいVFR

b310の宝物だったNSRです



2008/01/19 ツインリンク茂木 北ショートコース

結婚式を終えてから走る暇を見出せず、約3ヶ月ぶりのサーキット走行になりました。しかも年明け初走りです。今回はGSX-R1000にラップショット2を装着したので、その稼動テストが主な目的です。取り付けの際に磁気センサーを鉄ステーで車体へ固定してしまったんですが、よくよく調べてみたら鉄ステーを使用すると磁気センサーが誤作動を起こす可能性があるとの事。でも既にラップショットを装着しているb310やcbrは鉄ステーで固定しても反応するとの事。一体どの情報を信じればいいのやらって事で、今日の走行が午後からなので茂木の近くにあるホームセンターが営業を開始する時間を見計らって、のんびりと家を出ました。ラップショットの公式ページによると、ステーはアルミかプラスチック製を使って下さいとの事なので、アルミのステーを購入し一路茂木へ。昼丁度位に着いて早速ステーをアルミへ換装。さてさてこれで計測出来るんでしょうか。


本体はメーター脇に装着

アルミステーに換装

走行の方はいつもの2L枠より少し台数が多く、7台位走るみたいです。ほとんどがモタードですけどね。ラップショットが正常に作動しない事を考えて、念の為コントロールタワーでトランスポンダーを借りました。北ショートはトランスポンダーの貸し出しが無料なのでありがたいです。さて早速走行開始ですが、約1年ぶりの北ショートなので慎重に走ります。そういえば、今日コースインする時にオフィシャルの人にフルコース同様の走行券チェックをされたんですが、以前までは走行券チェックもしてなかったので「管理が適当だなー」って思ってたんですが、北ショートもやるようになったんですね。やっぱり走行券を買わずに不正走行する人がチラホラいたんでしょうかねぇ。何周かしている内にラップショットにタイムが刻まれていきます。おぉちゃんと計測されてる!ひとまず北ショートではバッチリ計測出来るようです。で、そろそろタイヤも暖まって来たかなぁって思いタイム狙いの走りに切り替えようとしたら、コントロールラインで黒旗を準備しているオフィシャルが・・・。


久しぶりの北ショートです

ちゃんと計測出来るかなー

誰かマナー違反とかパーツが落ちかけてるのかなって一周してきたら、自分の事を指差しながら黒旗を振ってるじゃありませんか!「え?オレ?」って自分で自分を指指してオフィシャルに確認したらウンウンって頷いております。念の為、黒旗の意味をご説明すると退場を意味するレッドカードです。「はて?何か他のライダーに妨害するような事でもしたかなぁ?それともマフラーの音量?それとも何かパーツが落ちかかってる?」と、色々と頭の中で考えながら一周してきてピットに入ったらオフィシャルの人が仁王立ちしていたので聞いてみました。するとどうやら走行枠が違いますよって言ってます。は?と思いつつ自分の走行券を見てみると07グループとの表示が。確かに今の走行枠は06だけど、さっき自分はコントロールタワーで05グループが走っている最中に「次の走行券を下さい」って言って買いました。つまり、走行券を売ったオフィシャルが間違えて07グループの走行券を売ってしまったようです。黒旗を持ったオフィシャルの人も理由が分ったら笑顔で謝ってくれました。まぁ人には間違いがありますから、あまり気にしませんが、それにしても人生初の黒旗にはビックリした。

気を取り直して走行再開です。感触を掴みながら徐々にバンク角を深くして走りますが、いかんせん今は1月です。S字ではズリズリとタイヤが滑るし、寒くて体は素早く動かないしでタイムは散々な48秒台後半。1年前に出したベストタイムよりも1秒以上も遅いです。ダメだこりゃ。で、走行が終わってピットに戻ると、またオフィシャルの人が出てきて先程の走行券販売ミスについて、また謝ってくれました。まぁこういう行き届いた教育は関心ですかね。嫁の所に戻ったら、先程の黒旗事件をしっかり見ていたらしく、心配そうな顔で「どうしたの?」って聞かれましたが、事情を話したら笑われました。そりゃ面白過ぎだよね。走行後にラップショットの取り付けボルトが緩んでいないかや、ラップショットの配線が熱で融解していないかをチェックして、次の走行券を買う為にコントロールタワーへ。今度はちゃんと[08グループの走行券下さい」って言って買いました。ていうか、買える走行券がもう08しかないのでどうでもいい話ではありますが。


このバンク角でも滑りますよ

ほとんど貸切状態???

最後の走行枠が始まる頃に、あれほど居たモタード軍団が撤退していきどうやら08グループは自分を含め3台だけなようです。日も傾きコース上には日陰が多々出来てしまい、おおよそ攻める環境ではなくなってましたが体を慣らす為に走行。そこそこいい感じで攻めると、すぐにタイヤがズリズリです。最終コーナー手前のヘアピンなんかはモロに日陰なので危険です。でも、そこそこに攻めた割には47秒台が連発出来たので満足です。ベストタイムには及びませんでしたが。走行も5分を残した頃に、寒さで指がかじかんでしまい、思うようにブレーキレバーの操作が出来なくなってきたので、走行を終了しました。いやー寒いです。今度来る時は厚手のレーシンググローブ必須な感じです。


とりあえず47秒台出たからいいや

こう見るとR1000ってやっぱり1000ccなのね(デカイ)

明日はフルコースの走行があるので、今日は事前にホテルツインリンクを予約しておきました。で、ホテルに行く前に「四季彩館」へ行き温泉を満喫。足が伸ばせる風呂で北ショートで疲労した筋肉をほぐします。いい湯でした。風呂を出てホテルツインリンクへ行きチェックイン時に夕食の時間を決めます。今回は「登谷」という和食処にしました。ここの寿司を食ってみたかったのです。で、フロントで19:30に夕食を予約したんですが、部屋に入るやいなや、部屋に設置された電話が鳴り響きまして、出るとフロントから「夕食の時間ですが20:00に変更して頂いても宜しいでしょうか」との事。どうやら団体が居るらしく、時間の都合が合わないそうです。仕方無いので20:00で了解しておきましたが、ちゃんとチェックイン時に確認しといて下さいな。で、夕食までまだ時間があるのでビールを飲んでいたんですが、嫁は相当腹が減っているらしく夕食前なのにカラムーチョをバリバリ食ってます。これが後の夕食時に響いた事は言うまでもありません。

「登谷」の味ですが、かなり美味しいです。きちんとした職人さんが作っているようで、味は茂木内でダントツの一位じゃないでしょうか。ボリュームは相当多めで、女性には少々キツイと思います。しかも、なぜだか出てくる料理の順番が変で、[お通し]→[サラダ]→[お刺身]→[鍋]→[天ぷら]→[寿司]→[デザート]の順番で、何故[寿司]がそのポジション?って感じです。普通に腹が一杯で食うのに苦労しました。しかも7カンも出てくるんですよ。とまぁ変なところもある登谷ですが、味は絶品なのでオススメです。そういえばレジのところに4輪&2輪の有名ドライバー&ライダーのサインが多数飾ってありました。中には故 ノリックや故 大治郎のサインなんかもあり少し感慨深いものがありました。ロッシのサインもあったので、きっとここで「OH!スシー!」とか言いながら食べたんでしょうか。いや、ロッシはイタリア人だった・・・



2006/12/03 ツインリンクもてぎ Q耐

前日はチームメイトのYu1がコケてマシンが走行不能になってしまい、まったく走れなかったみずぴ〜ですが、やっとQ耐で走れるようです。今日は昨日のうっぷんを晴らすぞー!昨日のフリー走行で今回Q耐で使うスパーダに乗ったんですが、アクセルが0度状態でも逆に捻ると(普通は捻れません)アクセルON状態になってしまう不具合がバッチリ直ってました。原因はただの組み間違えだったそうで、何やってんだかなーって感じです。「このアクセルじゃ明日のレース出ないぞー!」って言っといたので必死になって直してくれたようです。 そういえば、b310のチームはcbrが仕事でQ耐に出れないのでb310とtkmがライダーだったんですが、ご存知の通りtkmは昨日のフリー走行で骨折してしまったので、相方ライダーをどうするのかなーって思ってたら、コントロールタワーに嘆願しに行き一人で耐久レースに出るってお願いしたそうです。まぁ当然の事ながら一人で耐久レースに出てもいいレギュレーションでは無いのですが、オフィシャルからは「君が一人でレースに出るかどうかは茂木側は知らないから(知らない事にしておくから)、一人で出るならこっそり出て下さい。ただしライダー交代はレギュレーション上必須なので、発覚時点でペナルティが課さられますので、そのつもりで」と言われたらしく、b310は一人でQ耐に望むようです。相変わらず無茶苦茶だなぁ。予選はYu1に任せてみずぴ〜は観戦モード。ひとまず[2'36.256]を出して総合18位のクラス5位です。でも同クラスのチームは下に3台しか居ない事を考えると、下から数えた方が早いので大丈夫なのかなぁって少し不安です。


フリー走行で作戦会議

上位狙っていくぞー

いよいよスタートです。まずまずのスタートでYu1は一気に2台位パスしたようです。みずぴ〜はピットのモニターを見ながら自分の走行ペースを考えます。スタートライダーはどのチームもトップライダーを起用したらしく結構なペースで走行しています。という事は、Yu1とほとんどタイムの変わらないみずぴ〜なら、他チームの第2ライダーと比べても速い部類に入るはずなので、全開走行を続ければかなり上位に食い込めると計算し、それなりのペースで走る事をイメージしながらイメトレします。イメトレしつつお菓子とかをバリバリ食いながら待っていると監督からライダー交代の合図。Yu1は13番手位まで上がったようです。ここで一気にケリをつけるぜー!って感じでライダー交代です。Yu1がピットイン、給油しつつマシンの状況を聞きます。練習時から走行時間がある程度経つと発生するブレーキが奥になってくる現象以外はほぼ順調らしい。よーし、一気に表彰台目指すぜって気持ちでコースイン。コースイン時点で順位は総合18位。


果敢に攻めるYu1

イッテキマース

たしかにブレーキは奥になってきているが、走行に支障は無い程度なので、かなりの全開走行でペースを上げます。毎ラップ毎にタイムを上げ、ペースは予選タイムを上回る35秒台前半でずっと周回し、毎ラップ毎にリアルタイムで順位が表示されるタワーモニターをチェックし自分の位置を確認します。おぉ10位まで上がってるじゃないですか。このままのペースでいけば余裕で表彰台だなって思い、ここで欲が出てきてしまいました。もしかしたらクラス優勝も夢じゃないかもって思い、一気にペースアップ。本当はクラストップを走っていたチームは全然ペースが異なり25秒とかで回っていたらしく、優勝は絶対に有り得なかったんですけどね。で、表彰台のテッペンを目指してひた走っていたら、いつのまにかサインボードには33秒台の表示が。オレ速くね?ところが、ここ周数でどうもエンジンから異音がするのです。ガチャガチャだとかバチバチだとか、そういう普通は聞こえない音で、しかも高回転域がただ回っているだけのイメージで、全然トルクを発生させていない感じ。 クラッチが滑りだしたかなって勝手に思っていたんだけど、実はもっと症状は深刻でした。残り4Lap目の5コーナーでシフトダウンしたら突然「カキーン」という音と共にリアタイヤがフルロック。 成すすべも無くロックしたまま車体姿勢だけは保ってグラベルへ。生まれて初めてグラベルへ突入したんだけど、結構な抵抗に合いマシンをなすがままにそっとグラベルへ倒します。この瞬間に頭の中で「やっちまったー!ブレーキングミスったー!表彰台むーりー!」と頭の中を駆け巡りました。


一気に順位上げるぞー

なんか異音がするなー

グラベルで停止したマシンから逃げるように離れタイヤバリヤの内側へ避難し、とりあえず呼吸を整えます。一体全体何が起きたのかさっぱり理解出来ていないんですよ。もてぎのオフィシャルの人が「体は大丈夫ですかー?」って心配して聞いてくるので「あぁ大丈夫です・・・」って受け答え。内心リタイアか!?っていう思いだけで、頭の中はパニックでした。そこへ茂木のオフィシャルの人が何やらゴツイ鉄の塊を持ってくるじゃないですか。コブシ大位の大きさの鉄の塊を僕に見せ「これライダーさんのバイクのパーツですか?」って聞いてくるので、よく見たらセルモーターでやんの。なんでセルモーターが吹っ飛んでるんだ???って余計に頭の中が真っ白になりまして、一人考え込んでいるとポスト員が赤旗を振るじゃないですか。それに続けてオイル処理班の車がロードコースを突っ走ってきて、先程スパーダが突っ込んだ航跡である5コーナーまでの150m付近をオイル処理し始めました。この光景を見てやっと事態が飲み込めました。つまり、スパーダがエンジンブローしたのでした。アチャー。

どうやらレースは終了らしく「はぁーリタイヤかー」って落ち込みながら、恐らくピットのモニターでさっきの光景を見ながら仲間が心配しているであろうピットに人生初のドナドナカーで戻ります。ドナドナカーって結構乗り心地悪いんですね。記念に誰か写真撮ってくれればよかったのに(怒)。ピットに戻ると当たり前のようにみんなが心配してくれて、プチ感傷に浸っていたら、チームメイトのYu1が「2位だよー!」って叫ぶので、「は?b310のチームが?」って聞き返したら「いやいやウチラ」って言うじゃないですか。全然事態が把握出来ていないのをよそに、メカニック達も僕の無事が確認出来たら喜びの笑顔です。どうやら赤旗でレースが終了すると、その前周の順位が最終結果になるそうで、その時点でウチのチームはクラス2位を走行していたってのが実際の真相。それらの情報をYu1から聞いて初めて「マジでー!」ってビックリしました。前回のQ耐に引き続き連続でクラス2位です。


オメデトー

彼女には心配掛けました

表彰台に行ったら1〜3位まで昨年と同じ顔ぶれ。お互いある程度顔見知りになったので、「おつかれさまでしたー。おめでとーございまーす」なんて声を掛け合います。自分のせいでレースを止めてしまってクラス2位というのも納得がいかないんですが、とりあえず素直に喜んでシャンパンファイトを楽しみました。何度やってもシャンパンファイトは楽しいねー!表彰式も終わりピットに戻ってスパーダのエンジンを見るとエンジンに無数のクラックと穴が空いていました。たぶんコンロッドが折れてピストンが粉々なんだろーなーっていう予想通り、後日エンジンを開けたらその通りだったそうです。あれだけ頑丈なイメージがあるVT系エンジンもブローするんだねー。


穴空いてます

クラックだらけのエンジン


2006/12/02 ツインリンクもてぎ ST-600耐久

いよいよ待ちに待ったST-600耐久の日がやって参りました。今回みずぴ〜はYu1とGSX-R600で参戦し、仲間内のb310、TKM、cbrはCBR600RRで参戦です。1週間前のスポーツ走行で何周かGSX-R600に乗ったんですが、どうにもこうにも体で覚えている自分のGSX-R1000と同じ場所でブレーキングを開始してしまい、全コーナーで失速しそうです。タイムもヘボヘボで20秒を切るのがやっとでしたので本戦はマジで気合を入れないとヤバそうです。それにしてもYu1は何を勘違いしたのか、この真冬のレースにハードコンパウンドタイヤを選んだんですが、それはちょっと〜!って感じで、この後それが理由でとんでもない事が起きます。程なくしてフリー走行が始まる時間となり最初はYu1に走ってもらいます。自分は走行前にトイレへ行くのが御決まりなのでいそいそとトイレへ。スッキリした顔でピットへ戻り、Yu1はどんなタイム出してるかな〜って思ったら、GSX-R600が早くもピットに戻ってるじゃないの。あ〜、足回りのセッティングかな?って思ったら彼女から一言。「そこで転んだの・・・」はい?そこって言うとホームストレートで? そんな馬鹿なぁって思ったらピットロードでした。さすがハードコンパウンドです。ピットロードでさえグリップしません。メカニックがワラワラと集まってGSX-R600を囲んでチェックしてますが、どう見てもハンドル折れてますが・・・あと目の錯覚なら良いのですが、クランクケース割れてませんか???周りのピットに行ってハンドルをお借りしに行きなんとかお貸し頂ける方を見つけましたが、どうやらクランケースが割れているのは目の錯覚では無かったらしく、ここでST-600はリタイヤとなりました。


ワラワラと集まるの図

ピットロードに転倒傷を残してしまいました

色んな意味で最速だったST-600だったので、今日は仲間内のCBRの応援でもするかーって彼等のピットに行ったらこっちも何やらバイクを修理中。どうやらCBRもコケたらしく、ステップが無くなってまーす。ダブルリタイヤか!?と思われたST-600ですが、こっちはライテックのカリスマ店長がスーパー応急処置を施して、なんと直してしまいました。しかも車検にも通っちゃうし。すげーなヲイ。それにしてもコケたライダーは誰なの?b310?cbr?TKM?ヤッちまったのはTKMだったようです。メディカルセンターから戻ってきたTKMは痛々しく松葉杖を着いてるよ・・・骨は大丈夫だと思うって言われたらしいけど、大事を取ってみずぴ〜が病院へ連れて行きます。なので予選、決勝共に彼等の走りを見る事は出来ませんでした。病院へ行って2時間位診療した結果・・・骨折でしたよ。骨は大丈夫って言ってた茂木のメディカルって大丈夫なのって、今度もしコケた時の事考えたら心配になってきました。茂木に戻って気になるCBRチームの順位は9台中8位でした・・・まぁしょうがないか。フリー走行でリタイヤの自分達からすれば上出来です。いいなー。

ここからはサーキットの食卓様が撮影された写真を掲載して、自分は見れなかったST-600の雄姿を載せます。


ほのぼのピット風景

黒で統一されたCBR600RR


b310も慣れないCBRで頑張ります

いい感じでバンクしてます

レース後はピット内で晩飯です。みんなで鍋を囲んでおつかれ〜。明日のQ耐もガンバロー!みずぴ〜と彼女はホテルツインリンクで就寝です。車中泊のみんなは風邪引かなきゃいいけど。


レースおつかれ〜

ホテルツインリンクでお休み〜


□■□過去TOPICS一覧はコチラから□■□
Twitter
今後のサーキットスケジュール
ありません

※サーキットで見かけたら声掛けて下さい
(喜びます)


更新状況
08/09/21 Topicsに7/13もて耐予選を追加
08/05/15 Topicsに1/20もてぎスポ走(フル)を追加
08/05/07 Topicsに1/19もてぎスポ走(北)を追加
08/02/14 Bikesページに各パーツ写真を掲載
Bikesページに自作ハイスロ作成方法を
掲載
Linkページを廃止
TOPの写真を変更

お気に入りのリンク


お世話になっているカリスマ店長のショップ


いつもお世話になってるバイク屋さん。
千葉でバイク買うならココがおススメ。
イタリアンとKawasakiバイクしか買えないかと思いきや・・・



栃木県にある国際サーキット「ツインリンクもてぎ」
ここに行けばmizu-pのヘタれな走りが見れます
2つのコースがリングのように交差しているのでツインリンク
と名付けられたとか・・・



福島県にある「エビスサーキット」
メインストレートが急勾配なのが特徴のテクニカルサーキット



日本モータサイクルスポーツ協会(MFJ)のページ
サーキットをよく走る人はライセンスを取得しよう!



         Produced By mizu-p