ぶらり旅日記 〜東京南国旅情編〜 その5
南の島
今朝は4時に起床…っておい。
誰だ、こんな時間にバタバタやってるやつは。皆既月食か?
というわけで、変な時間に起こされたためもう一眠り。
次に起きた時間は7時過ぎだった。
今日でここの宿はチェックアウトとなるため、朝食後に荷物を整理する。
今日は、父島の南西部にある無人島「南島」に行くツアーの予約を取っており、ちょっと早めに港まで送迎してもらう。
港に着くと、ちょうどそこにツアーの船が停泊していた。ツアーの人に渡された乗船名簿に名前を書き、船に乗り込む。
話を聞くとこのツアー、南島だけではなくイルカとクジラの見学もできるようだ(というか、こっちがメインか?)。
船は出港し沖へと向かう。そこそこ大きい船だが、潮が速くかなり揺れる。
しばらく進んでいくうち、なにか海に影が見えた。イルカだ。
野生のイルカは初めて見たなー。
何人か、船から飛び込んでイルカと一緒に泳いでいる。羨ましいような、おっかないような…
イルカの後は、クジラも現れた。もうお腹いっぱい。
しばらくクジラを眺めたあと、自分的には本命の南島に上陸。
海の状態によっては上陸できないこともあるらしいが、今日は行けそうだ。良かった。
この南島、環境保全のため、1日に100人までという入島制限をしているらしい。
ガイドの人に従って南島を見学したが、なるほど、これは入島制限をしたくなるのもわかるような眺めだ。
中でも、扇海岸(だったっけ?)と呼ばれる場所は、上陸初日に見た大村海岸を上回る、いい眺めだった。
そんなわけで、今回のツアーは個人的には大成功。いい思いをさせてもらいました。
白船来襲
南島から戻ってきたときに、見知った船が港に停泊していた。
おがさわら丸だ。
今日は、東京からの便がここ父島に到着する日。そして午後には再び東京へと出港する。
その船を横目に、今日からお世話になる宿へと向かい、チェックインを済ませる。
そこでしばらくくつろいだあと、もう一度港へ行ってみることにした。
さきほどは比較的静かであったが、乗船する人、見送りに来た人と、港はごった返していた。
さらに近づいてみると、沿岸に横断幕が掲げられ、太鼓や踊り、音楽演奏など、さながらお祭風景。
折角なので、自分も高台に上がり、船を見送ることにした。
こいつにお世話になるのはまだ先のことだが、船の出港を見ることができるのは今回だけだろう。
船の内外から多数の人が手を振り、建物のスピーカーからは蛍の光が演奏される。大々的な見送りの儀式だ。
船を見送ったあと、レンタル屋に向かう。今日から3日間、電動自転車を借りることにしているのだ。
レンタル屋に到着し、自転車を借りる。電動付きは初めてなのでちょっと楽しみだ。
とりあえず、試運転を兼ねて機能までの宿があった扇浦海岸まで行ってみた。
電動といっても自動で走ってくれるわけではないので、登りがちょっと楽になるという程度。
また、電源のオン/オフを切り替えられるのだが、オフのときはただの重い自転車と化すので要注意。
バッテリーの残量には気をつけないと。
というわけで、明日以降は自転車での旅が続くことになりそうです。
・・・でわでわ( ̄▽ ̄)ノシ