ぶらり旅日記 〜東京南国旅情編〜 その3
亜熱帯「東京」
朝の7時に起床。まだ眠い。
朝食をいただき、しばらくくつろいた後に出かける。
特に目的はないので、地図を片手にぶらぶら歩いてみることにする。
近くの海岸を歩いたあと、小笠原神社に行くことにした。
少し山道を登り、神社に到着。ここは、戦国時代に活躍した小笠原長時の孫にあたる小笠原貞頼を祀った神社らしい。
どうやら、この貞頼という人はここ小笠原諸島を最初に発見したということで、
「小笠原諸島」という名もこの人から付いたんだそうだ。
神社を出た後は、近くの小笠原亜熱帯農業センターというところで、熱帯地方の植物を観賞した。
それにしても、やはり本土とは気候が違うためか、そこらに生えている植物の形が実に妖しい。
まるで異国の地にいるような感覚の中、所々に見える「石原慎太郎」という文字に、東京を感じる今日この頃である。
その後は森の喫茶店という所で休憩。
この喫茶店、その名の通り座席はすべて屋外。森の中にテーブルが点在しており、自然を堪能できる。
昼になったが、ここはちょうど宿に近い場所だったので一時帰還。売店で弁当を買い、海岸で食事を取る。
次はどこに行こうかな。
海から海
昼食後、再び移動を開始する。
ここは「扇浦」という、大体島の真中あたりに位置する場所である。
昨日は北の方でうろうろしていたので、今日は南の方でぶらぶらすることにした。
地図を見ながら、道を進む。そしてしばらく歩くと「コペペ海岸」という場所に到着した。
綺麗な砂浜が広がるところで、海水浴には良い場所だ。
また人が少ないので、泳ぐには絶好の場所だろう。泳いでないけど。
ここから800メートルほど離れたところに、また海岸があるらしい。
時間はまだあるので、行ってみることにした。
「遊歩道」と地図に書かれている道を、ゆるゆると進む。
ところがどっこい。
これがまた、大変デンジャーな道なのだ。
急な階段に細い道。特に下り道には、狭い階段に乾いた赤土が覆い被さっているような、危険な道もあった。
そんなこんなで、道中へなへなしながら移動。あまり人には見られたくない格好である。
ようやく「小港海岸」に到着したころには、もうへろへろな状態。
海岸から戻るときは「遊歩道」を避け、舗装道路を歩いた。
扇浦に戻ったがまだ少し時間があるので、ちょいと足を伸ばし2キロほど北にある「境浦」に行き、その後宿に戻った。
ああ、くたびれた…
明日は、昨日おがさわら丸が到着した港辺りに、もう一度行ってみようかと思います。
・・・でわでわ( ̄▽ ̄)ノシ