ぶらり旅日記2001 その2
関東脱出計画
2日目の朝。ちょっと眠い。
まずは、朝ご飯(和食)を食べに、ホテルのレストランへ向かった。
出されたご飯を食べつつ、今日行く場所を考える。
まだ今日の目的地を決めていないのだ。
朝ご飯を平らげあと部屋に戻り、路線図とノートPC内の駅すぱあとを眺める。
とりあえず、関東からは抜け出したい。
今いる場所から行けて、関東以外の観光地っぽいところ。
というわけで、福島へと向かうことに決めた。
そうと決まれば、イチロ福島。さっそく、行動を開始した。
敗れ去る文明の力
電車に揺られること約3時間と30分。電車は福島に到着。
さて、ここでちょっとした事件。
事の発端は、溯ること1日前。
横浜中華街へと向かう途中の橋本駅で、駅員さんがイオカードを売っている現場に遭遇した。
今までイオカードは使ったことがなかったが、いくつもの電車を乗り継ぐ今回の旅。
持っていれば何かと便利だろうと思い、その場で5000円のカードを買った。
関内駅以降は、ずっとイオカードを使って行動していた。
そう、この時までは。
いつものように電車を降りて、自動改札機に向かう・・・はて、自動改札機が無い。
しかたがないので、駅員さんのいる改札口へと向かい、イオカードを提示する。
そのとき、駅員さんは一言。
「そんなもの持ってこられても困る。」
そ、そんなこと言われても。おいらだって困る。
しかたがないので、財布を取り出し、現金を支払う。
カードの説明書きをよく見ると、東京近郊でのみ使用可能とのこと。
うーむ、知らなかった。全国のJRの駅で使用可能なわけじゃないのね。
常識なのかな、こんなこと。
うつくしま ふくしま
さて、時はすでにお昼過ぎ。
行動を開始する前に、ドトールへ入り軽く腹ごしらえ。その後、宿探しに出かけた。
観光案内所によると、温泉街の宿はどこもいっぱいであろうとのこと。
しかたなく、市内の地図を頼りに、宿探しを開始した。
昨日とは違い、有力な情報が少ないので、時間はかかったが、駅から離れたところにあるビジネスホテルに無事チェックインできた。
とりあえず今日寝る場所も決まったので、福島を探索してみることにした。
温泉街に行ってみたかったが、宿が取れていないのでパス。
というわけで、市内を探索することになったが、いかんせん、めぼしいところが無い。
歩いていけそうな場所にあり、興味を惹かれる場所。ということで、福島競馬場へと向かうことにした。
しばらくブラブラと歩いているうちに、福島競馬場へとたどり着いた。
・・・ううむ、デカい。
さすがは、東北一の人工建造物。
競馬は開催されていないし、はじめて来たわけでもないので、それほど驚くことはなかったが、それにしてもでかい。
福島競馬場を後にし(いくら歩いても後にはできなかったが)、しばらくブラブラと歩いていると、阿武隈川にたどり着いた。
川にそってまたブーラブラと歩く。そしてたそがれる。
うーむ、目的の無い旅ってのも良いなぁ。
・・・しかし、それにしても暑い。お風呂に入りたい。
ホテルにはちっこいユニットバスしかないので、途中で見つけた風呂屋に行ってみる。
が、タオルを持っていないので、わざわざ買う羽目になり、石鹸も持っていないので、ロクに体も洗えず。
うーむ、なんだかなぁ。
風呂上りにビンのコーヒー牛乳をあおり、風呂屋を後にした。
それからまたまたブーラブーラし、市内の焼肉屋で夜ご飯。
ホテルに戻ったときには、すでに日も暮れていた。
今日は歩いてばかりだったなぁ。
とっても疲れたけど、面白かったなぁ。
明日はどこに行こうかなぁ。
そろそろ、海が見たいなぁ。
海といえば、日本海かなぁ。
まぁいいか。てきとーで。
・・・でわでわ( ̄▽ ̄)ノシ