ぶらり日記2001 その1

 

旅の始めは関帝誕

8月13日朝、旅の始まりの朝を迎えた。

特に当てのない今回の旅だけど、1つだけ、当初から予定されていたイベントがある。

横浜中華街でかの有名な関羽さんの誕生日を祝う行事「関帝誕」。

それに、会社の同僚の人たち数人と一緒に参加しようということになっている。

朝ご飯を食べる時間はなかったので、旅支度を整え、集合場所である関内駅へ向かうことにした。

昼頃、関内駅に到着し、外に出てみると、すでに参加メンバーは揃っていた。

まだ集合時間前なのに・・・早いね。

 

まず、お昼ご飯を食べに行くことになった。

お店の場所は押さえてあるので、その行動は素早かった(調べたのとは違う店に入ったけど)。

店に入り、食べ放題(1500円コース)でお腹を満たす。しかし、相変わらずすごいボリューム・・・

そしてその後、本日のメインイベント(だと思う)である「関帝誕」へ参加することになった。

 

「関帝誕」が行われている関帝廟に入り、受付らしきところで500円(高っ)を払い参拝許可証とお線香を買う。

本堂(でいいのかな?)はひときわ高いところにあるので、階段を上って中に入り、礼拝(なのか?)をする。

現役時代は豪腕で鳴らした猛将・関羽さんも、今では商売の神様をやっておられるらしい。

商売繁盛を願うっていうのもアレなので、今回の旅の無事を祈ることにした。

いくつかある壇の前で膝をつき、祈ること数回・・・

 

後でわかったことだが、参拝の手順や方法など、かなり間違ったやりかたをしていたらしい。

ただでさえ専門外のお願いをされていたところにこれじゃあ、関帝様もさぞ困惑されておられることでしょう。

 

さて、これで当初の目標は達成されたわけだ。

参拝が終わった後、他の人とも別れ、本格的にぶらり旅が始まった。

 

都会を離れて

今日は昼過ぎからの行動となるため、移動にあまり時間も取れない。

泊まる場所も確保していないため、あまり遅くなると最悪野宿ということにもなる。

とりあえず、手近なところで観光地っぽい場所ということで、那須方面へ向かうことにした。

桜木町駅から電車に乗り込み、上野駅から普段耳にしないような電車へと乗り継いだ。

しばらく電車にゆられていたが、気が付くともう日が落ち始めていた。

目的地である那須塩原よりはだいぶ手前だけど、この辺りで一泊したほうが良さそうだ。野宿するよりはマシだもんね。

というわけで、泊まる場所がありそうな駅、宇都宮で下車した。

観光案内所で宿泊所の場所が書かれている地図と1枚の白い紙っぺらをもらう。

そして今日の寝る場所を探しに、宇都宮の町に繰り出した。

 

地図とは別にもらった紙には、ホテルの宣伝が書いてあった。

見てみると、ここは創業15周年記念で、今の期間は1人4000円(税別)で泊まれるとのこと。

これはラッキー。さっそく、地図に書いてあるホテルへと向かった。

 

ホテルに着き、ロビーに向かう。聞いてみたところ、部屋に関しては問題ないらしい。

ということで今日の寝るところは決まり。明日の朝食付きで、占めて5000円(税込み)なり。

部屋の鍵を渡され、部屋に向かう。安いだけあって、部屋は狭かったが、1人だしそれほど問題にはならない。

 

フロントのあんちゃんの話によると、お盆の期間中は晩御飯が出ないらしい。

仕方ないので、夜のご飯を求めて、再び街中へ繰り出すことにした。

 

餃子の都、宇都宮

フロントに部屋の鍵を預け、外へ出かける。

さて、旅先の食事ということなので、やはりその土地の名産というものを味わってみたいもの。

ふむ、宇都宮の名産とはナニカ・・・

 

そうだ!

 

あるではないですか。

そう、それは「餃子」

 

宇都宮といえば餃子。餃子といえば宇都宮(偏見)。

ということなので、餃子のお店を探すべく、散策を開始した。

 

しばらく歩いているうち、駅の近くに店の名前らしき文字の書かれた垂れ幕が目に付いた。

そこには「餃子」の2文字がひるがえっていた。あれこそ餃子のお店に間違いない。

予想通りそのお店は餃子の専門店で、いろいろな種類のものが揃っていた。さすがは餃子の町(偏見)。

店に入り、焼き餃子とスープ餃子を注文してみた。

で、出てきた餃子を食べてみる。うむ、どちらもなかなかに美味しい。

餃子にうるさい宇都宮市民(偏見)も、これなら満足でしょう。

 

食べ終って店を出てみると、辺りはだいぶ暗くなっていた。

もうやることもないので、デザートにハーゲンダッツのアイスを食べた後、ホテルに戻った。

 

うーむ、有意義な1日だったなぁ。

明日はどこへ行こう。まだ決めてないや。

まぁいいか。てきとーで。

 

・・・でわでわ( ̄▽ ̄)ノシ

 

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