【山行名】  :白山東面台地
【日程】   :2008年4月20日
【山域】   :白山山系
【メンバー】 :伊能さん、のーきょーさん、あいかわさん、ごましお

【行程】   :林道ゲート 3:50〜間名古谷 5:06 〜 大白水湖 6::0 〜1700m 8: 16 〜 1900m 8:55 〜 稜線 10:50 〜山頂 11:40、          12:25 〜 1700m 13:16 〜 大白水湖 14:10、14:40 〜 林道ゲート15:20

山スキーで検索すると、白山の報告がたくさん見受けられる。以前は別当出合から登るルートが多かったが、最近は岐阜県側の大白水湖まで林道を詰め、そこから山頂を往復した報告を目にする。
前回は、5月に砂防新道から山頂小屋に泊まって万才谷を滑ったので、前から行きたかったこのコースに挑戦した。

早朝林道ゲート前には数台の車とテントが一張りある。車から自転車を降ろして準備開始だ。
伊能さん、のーきょーさんは、スキーに靴を付けた状態で板を自転車に括り付けている。あいかわさんは、靴を自転車のキャリヤーに収納でき板だけ担ぐ。私は、板も靴もザックに入れて担ぐという一番原始的な工夫の無い方法を取るしかなかった。

暗闇の中出発、ヘッ電の明かりしかない状態で自転車を漕ぐとバランス感覚が乱れそうになる。
重い、肩にズッシリ重い。まぁゆっくり行くしかない。
のーきょーさんが直ぐに遅れ出す。最近仕事が混んで運動不足なのが原因のようだ。

1時間程するとヘッ電が要らない明るさになった。遅れ気味ののーきょーさんは、どうやらサドルの高さ調節を誤ったようで漕ぎ難いらしい。再調整のため休んだ。私は心配した肩より腰の方が痛くなってきた。



5時半、漸く朝焼けに染まる白山山頂が遙か彼方に現れた。まだまだ随分遠いなぁ〜



途中先行者のタイヤ跡があった、一人のようだ。この日は、他に山スキーで有名なH、Fコンビも我々より先に出ていたようだった。
腰と肩の痛みに耐えながら延々と漕ぎ続け、最後に押して大白水避難小屋手前の取り付きに着いた。
漸く重荷から解放され一息つける。自転車を纏めてデポし藪を漕ぎ分け一段上の台地に上がって大休止、眼下に白水湖と前方に山頂が望める。



最初は緩やかな斜面が続く、先行者のトレースがあり、我々はその左側の谷に入った。
快晴無風の絶好の山スキー日和だ、今日登れないようでは何時来ても無理だろうと全員一致する。



一段上の台地に登るとき、あいかわさんが踏み抜き深い穴に落ちてしまった。何も無く直ぐ復帰できた。
小さな台地が続き一汗掻く、この辺りから疎林の斜面が増え始める。



最後の台地に上がると、前方に大きくなった山頂が現れる。振り返ると雲海の奥にアルプスが見え始めた。




しばらく平坦な台地を進むと、最後に稜線に向かって急登が始まる。
やっと稜線、ここは風の通り道で強風が吹いてくる。汗が冷たくなり体温も下がってくる。寒いのでアウターを着込んだ。



稜線沿いに上がりかけたが急なため、南側斜面から山頂を目指した。
室堂の小屋は雪の下、2名のスキーヤーがこちらを目指している。別山方面も真っ白だ。




11時40分山頂到着。8時間掛かってたどり着いた。ふう〜やっと着きました。二度目の白山も雪の上、一度雪が無い時に来ても良いだろう。
すでに山頂には真新しいトレースが刻まれている、H.Fコンビの足跡だったようだ。
遠く北アルプスの雲は上がって、槍の穂先も望める。真っ青な空と雪だけの世界、こんな日に登れて幸運だった。

 



稜線沿いに滑降することにした。急な斜面だが、この陽当たりで表面が溶け快適に滑られる。各自思い思いのターンを決め気分良く滑り降りた。



谷を快適に滑る。振り返ると私だけのシュプール、う〜ん止められませんなぁ。
途中スキーヤーと遭遇した、6時半にゲートを出たそうで、山頂まで登ると明るい内には帰れないだろう。時間を見て引き返すと話していた。
台地の末端で山頂と最後のお別れ、名残惜しい。



昼を過ぎかなり雪が重くなってくる。でもそれに負けず末端まで下りてきた。
標高が下がり暑くなる、朝は堅かったいた林道取り付きの雪は柔らかく、滑らないよう慎重に歩き林道に降り立った。
自転車をデポ地から降ろすと、あいかわさんの自転車がパンクしていた。チューブを取り出すとデカイ穴が開いている。林道は荒れているのでパンクには注意が必要だ、私のタイヤはこの時は大丈夫だった。あいかわさんは慣れたもの、素早く換えのチューブと交換して難なく終えた。

帰りの道は楽勝。板を担いで下りるだけ、各自飛ばすして下りる。だが、トンネルに入ると急に暗くなってバランス感覚を失いそうになる。1カ所のーきょーさんと伊能さんが一瞬衝突しそうになり肝を冷やした。林道を歩く釣り屋さんの横をかっ飛ばすがそこそこ時間が掛かってしまった。
ゲート周辺はすっかり春の陽気でサクラが真っ盛りだった。大白川の湯で汗を流し、定番のトロロステーキで締めて帰阪。
今期チャレンジシリーズ第3弾も無事終えることが出来た。解散した時、私の自転車もパンクしていたのはオマケだった。

笈ヶ岳は敗退したが焼山と白山東面は登頂して2勝1敗、企画してくれた伊能さん有り難うございました。よく頑張りました。