成田・バンコク間は全日空のB777。この機は初の搭乗だった。快適だとの前評判であったが、6月のこのルートはかなりの激しい揺れが繰り返しおこり、つらい6時間だった。バンコクにてラオス行きの爆弾ロケットのような飛行機に乗り換えた。バンコクの巨大空港の1番ゲートから出発し、近代的できれいなビエンチャンの空港へ到着した。
ビエンチャンの一等地、東京で言えば銀座にあたる位置にあるホテルについて荷物を下ろすと、早速夕食をとりに街にでた。町中に街灯は少ないのでとても暗く、人もまばらだ。道路はいたる所工事中で、未舗装も多い。ここが首都のど真ん中だなんて信じられない。多くのアジアの中心街では、夜遅くまで屋台が町中に出ていて食事に困るなんてことないのに。とりあえず喫茶店みたいな店を見つけてラオス初の食事をとった。
宿に戻ってテレビを見ると、何と「GTO」をやっていた。ラオ語を喋る反町隆史と松嶋菜々子。生徒もワイワイとラオ語を話している。なんか変な感じで、いまいち落ち着かない。それにしても日本の生活を描いた学園ものであるこのドラマが、文化の違うラオスで放送されていることに驚いた。 |