と・のぐさ  その名前がうまれるまで

・へんな名前ですね。とよくいわれます。名前のいわれを聞かれて、口をにごしていたのですが、そろそろ神秘のベールをはがしましょう。(というほどではありませんが)

・まだ、internetは普及してなく、PC通信がはじまったころです。niftyserve と PC VANに加入して,いくつかのSIG(special interest groupこの言葉を知っているひとも少なくなりました)や forum に参加してみると、みなさんは、ハンドルネームというのをつかってます。わたしも、と T.NAGASE を発音すると 「とながせ」となります。
そのままでは、おかしいので、子音か母音を変更して「ものぐさ」とし、漢字で「物草」と表記しました。当時、仕事が物流関係だったので、それとの関連もつけたつもりでした。

・「物草」という名は、非常に気に入り、PCーVAN、Niftyserve あちこちで使いました。ところが、あるとき、nifty でしたが、「物草日記」というサイトを発見し、niftyでは、使用を自粛するようにしました。 ひらがなで[ものぐさ]とすると、個人を特定することができません。

・そこで、考えたのが、原点にちょっと戻って、「とのぐさ」 漢字をあてると、「殿草」になってしまいますが、これは、嫌いですね。ということで、漢字は使いません。
「との」という語感が嫌いなので、「と」「のぐさ」と離してつかいます。 原義にもそのほうが一致しています。

・「のぐさ」 野草は、好きな言葉、好きなものです。 昭和天皇は、「雑草という名の植物はない。」といわれたそうですが、人知れず咲く花、生き抜いていく草の生命力には敬意をいだきます。その名にあやかりたいと、(理由は後づけですが)考えました。 「と」というのは 接続詞。  「・・・」と のぐさ。  「あとからおまけのようについていく野草」という意味合いがあります。

・と・のぐさ  を ラテン語風にしたのが 「え・ぐらみな」
 et cetra というように and は ラテン語では et となります。 草: grass は ラテン語で gramin 複数形で gramina だと(勝手に)おもう。
 で、 et gramina 「えとぐらみな」 となるのですが、 フランス語風に et を 「え」 と発音して、 「え・ぐらみな」

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