コアイベント「心の狭い人間になるな」


001【瀬戸口/初対面】 …PC男性に対してもこれ。

「俺、瀬戸口 隆之(せとぐち たかゆき)。
 美少年だ。お嬢さん方、よろしく。
 野郎は、どうでもいいや。
 そんな顔するなよ。
 さすがに初対面じゃ、いただくことはないな。
 俺は美味しいものを後にとっておく主義でね。
 ま、よろしくたのむわ。」


002【瀬戸口/愛の狩人】

「愛の予言者。
 いや、愛の教師こと愛の狩人、メンター瀬戸口に用かな子羊よ。
 なんだ。違うのか。
 残念だ。」


003【瀬戸口/女子校生】

瀬戸口「…仕事ご苦労さん。
 がんばってくれよ。」
女子校生A「瀬戸口くーん!」
瀬戸口「お、来たな。
 …俺もちょっと、がんばって来るか。
 …ということで、俺の仕事、よろしく。」


004【瀬戸口/人妻】

瀬戸口「よお。」
 瀬戸口からは女物のコロンの香りがした。
瀬戸口「そんな思いつめた顔してると、いいひとまで逃げるぞ。
 たまには笑って提案するのはどうだい?」
人妻「瀬戸口さーん!」
瀬戸口「またお呼びか。
 みんな、最近は愛に飢えているのかね。
 じゃ、ちょっと行ってくるわ。
 あ、そう、代返しといてね。」


005【瀬戸口/幼稚園児】

瀬戸口「いよう。不景気そうだな。
 幸運の一つでも分けてやりたいが、その顔じゃ押し付けられる運も可哀相だな。」
幼稚園生徒「タカー! タカー!」
瀬戸口「やれやれ、またお呼びか。
 …言っとくが、こいつは趣味に伴う義務だぜ?
 俺だけいい思いするのはなんだしな。
 恵まれない人に幸福の利息配分さ。
 ま、それに。
 子供の頃には遊び相手がいるもんだ。
 じゃあな。」


006【瀬戸口/自分の可能性を狭めてないか?】

「…お前さん、自分の可能性を狭めてないか。
 なにも、殺し合いやその手伝いをするだけが、人生じゃないだろう?
 人には人の人生がある、だから、なるべく介入せんようにしてるがね…。
 お前さん、俺から見ると、間違ってるぜ。
 人から言われることを守るだけが、生き方じゃないだろ。
 …人生は工夫と、ちょっとした想像力さ。
 お前が機体をぶっこわす。
 それを他のパイロットや整備士が修理する。
 そんな気のいい奴に、どう接するか?
 視野が狭い。
 もっとまわりを、観察してみたらどうだい。
 お前さんが考えているよりもっと、世界はいろいろ出来るし、いろいろなことがらがある。
 クッキー焼くのも、クスリ配るのも、カップルに注意しまくるのも人生さ。
 整備するのも、そいつに工具箱を贈るのもな。
 答えはどこにでも転がっている。
 重要なのは、そのおめめが開いているかどうかじゃない。それでなにを考えるか、さ。
 人から言われたことを、言われた通りやるだけのロボットになるなよ。
 俺は、そういうダチは持たない主義でね。
 んじゃ、そーいう、ことで。
 …もっと楽しく、生きなよ。」


007【瀬戸口/絢爛舞踏という化け物】

「絢爛舞踏って、化け物を知っているかい?
 …世界で一番、幻獣を殺した人間さ。
 終身撃墜数300以上っていうから、息をしているように幻獣を殺すんだろうな。
 …どんな人間になれば、そんな勲章を貰えるんだろうな。
 頭がいいからか…それとも能力が高いのか。
 俺には、想像もつかんね。
 いや想像できるが、考えたくない。」

[選択1-1]
 (どんな奴?)
「どんな奴だって? …お前に、毛の生えた奴。
 お前さんに限らんがね。思うに、化け物とそうでないのと違いはほんの少しだろうさ。
 ほんの少しだけ、普通より武器を使い分けて、
 ほんの少しだけ、普通より移動して、
 ほんの少しだけ、普通より作戦会議してる…。
 そんなところじゃないかって思うのさ。
 いやだね。…そういうのは。自分が化け物飼ってるって想像は好きじゃない。
 こういう話は、これっきりにするか。」

[選択1-2]
 (そうだね。)
「まったくだ。
 人間、出来るからって、何をしてもいいって訳じゃないからな。
 …なにがしたいんだろうな。
 それだけ殺してまで、なにか守りたいのか。
 それとも、単に殺すのが好きなのか。
 …やめとこう。
 こういう話は、これっきりにするか。」


008【瀬戸口/1人も死なずに】

「それにしても、一人も死なずにどうにかすることはできんのかな。
 みんなと、仲良くすることはできんのかな。」


009【瀬戸口/心の狭い人間になるな】

[選択1-1]
 (忠告するが、女遊びが過ぎるぞ!)
「なに? 俺に気があるの?
 …。
 …俺は、俺のそういう所も含めて、お前さんは俺と付き合っていると思ったんだがな。
 …気のせいだったか…いやあ残念残念。
 …。
 …俺は、お前が嫌いじゃないよ。
 お前がどうなるか楽しみにしてる。
 都会で働く孫を見る気でね。
 だがそれに俺を巻き込むな。
 お前さんの価値感で、人を計るな。
 真実を知りもしないで説教するな。
 人間がみんな同じ方向向いて同じ顔してたらヘドが出る。
 愛は違いを埋める努力から始まるが、それは同じになることじゃない。
 愛は違っててもいいやと満足することだ。
 心の狭い人間になるなよ。
 視野の狭い人間になるなよ。
 そうなったら、陰でお前を観察する楽しみがなくなる。
 …それと自慢じゃないが、俺は一人も不幸にさせたことはないぜ。それだけ。
 じゃな。」

[選択1-2]
 (なんで、真面目に仕事しないんだ!)
「なんで、真面目に仕事しないのか、かい。
 能力をあげることが好きじゃなくてね。
 俺は傍観者でいいのさ。
 適当に生きて、適当に他人の世話を焼いて、適当にそいつがどうなるか見て…、
 適当に死ぬさ。
 あきらめてるんじゃなくて、俺の趣味でな。
 俺は俺の趣味で、俺のやり方で、俺に何かを押し付ける奴等に嫌がらせしてるのさ。
 幻獣を殺せっていうスローガンは好きじゃない。世界に愛を、特に未亡人に。…の方が好きだね。俺は。
 …俺は、お前が嫌いじゃないよ。
 お前がどうなるか、楽しみにしてる。
 都会で働く孫を見る気でね。
 だがそれに俺を巻き込むな。
 俺は、愛に生きる。お前さんとは価値観が違うほうが、長くつきあえると思うしな。
 人間がみんな同じ方向向いて同じ顔してたらヘドが出る。
 愛は違いを埋める努力から始まるが、それは同じになることじゃない。
 愛は違っててもいいやと満足することだ。
 心の狭い人間になるなよ。
 視野の狭い人間になるなよ。
 そうなったら、陰でお前を観察する楽しみがなくなる。
 …たのんだぜ。」


他人のコアイベント関連


010【瀬戸口/1人ぐらい友達がいても】

「あん? いいんじゃないかな。
 俺も一人くらいは芝村のダチが居ても良いと思ってるがね。ふふっ。」


011【瀬戸口/石津がいぢめられている】

「心痛むことだ。
 俺達の原女史あたりが、最近、石津をいぢめてるという話だ。
 …お前は石津の方、たのむわ。
 俺は、原その他を黙らせるからな。
 え? ふふっ、もてる男ってのは、俺みたいな奴なんだ。」


012【瀬戸口/猫としゃべる友達】

「お前さん、猫ともしゃべれるのかい?
 ま、そういう友達も悪くないけどな。
 ははっ。」


絢爛舞踏


013【瀬戸口/愛は許すことだ】

「忘れるなよ。ラブ、だ。
 愛こそすべて、愛こそ幸せ。
 愛が世界を覆うとき、愛は個人のものから、みんなのものに生まれ変わる。
 平和と言う、そりゃ立派な名前にな。
 ラブだ。
 いいか。最後の最後にお前を助けるのは、ラブだ。
 ラブがあれば、お前のラブが、みんなを包んでいれば、最後の最後の土壇場で、愛は、答える。
 愛は貯蓄じゃないが、贈り物だからな。
 いつか巡り巡ってこっちに届くもんだ。
 すべからく、人は愛という木にせっせと水をやる農夫のようなものだ。
 木が育ち、皆が憩うために、人は息をするように水をやり、世話をする。
 …お前の強い力を、愛のために使ってみろよ。
 いいか、一生に一度しか言わない。
 愛は、許すことだ。
 お前の力を、お前の敵を、お前と一緒に居る者を、お前の知らない人を許すために使ってみろ。
 …万物の精霊は、お前に殺させるために、お前と契約したわけじゃない。
 お前がすべてを許すように、契約したんだ。
 …ん、なんで俺が万物の精霊を知っているかだって?
 さてね、他にもお前みたいな奴がいたんだろ。愛を知らず、失敗した…な」


その他


014【瀬戸口/幻獣には愛がない】

「…幻獣には、愛がないと思うぜ。俺は。
 だからああも、悪夢のような形をしているのさ。
 …だが悲しいかな。罪を重ねた俺の愛では奴等を溶かすことなんて出来やしない。
 それが出来るとしたら、本来的な意味で幻獣にうらみをもっていない…、
 そう、別の世界の人間だけだろう。」


015【瀬戸口/みんなの秘密】

「俺くらいのボンクラともなると、頭がついてないと皆思うのかね。面白いようにみんな、秘密と言う秘密をべらべらしゃべるのさ。
 なんなら、ひとつやふたつやみっつやよっつくらい、話してやろうか?」

[選択1-1]
 (きく。)
「貸し1だな。
 なにが聞きたい?」

[岩田]
「岩田ねえ。ありゃ、本物のアレじゃないな。
 時々、まともなこと言ってる。
 なにか狙ってると思うね、俺は。」(以下に続く)

[狩谷]
「んー、あいつ?あいつ、ヤバイんじゃないか。
 …なんともな。世界全部をうらんでいる。
 周りの愛が見えん奴は、結局自滅するだけさ。」(以下に続く)

[舞]
「芝村一族のお姫様だな。
 あいつがここに来ているということは、裏でなにかが動いてるはずだ。
 ま、本人は知らんだろうがな。
 ああ見えて、純情みたいだからな。」(以下に続く)

[ののみ]
「俺達の幸運の女神だな。
 この世がどうなるか、あの子次第だ。
 せいぜい、ごますっておきなよ。」(以下に続く)

[速水]
「速水か。あれは将来、出世するよ。
 あとはいつ、その気になるかだ。
 今後の友人関係しだいで大化けするな。」(以下に続く)

[善行]
「士官学校出だがそれ以上じゃないな。
 真実は知っているが、本当の真実には遠い。それより撃墜数あげたほうがいい。」(以下に続く)

[壬生屋]
「古い血筋だそうだ。
 体力が高くて、見えるものが見えれば、ちと違う顔をするようだ。」(以下に続く)

[萌]
「前の学校じゃ、色々あったようだ。
 それと、なにか、俺には見えないものが見えるようだな。ホントに。」(以下に続く)

[田辺]
「がんばりやさんだな。
 ついてないが、いい子だ。
 あいつを見てると、がんばりたくなる。」(以下に続く)

[原]
「最近、家で漬物つけてるらしいぜ。
 いや、士魂号の設計陣の一人だから少しは重要人物だな。
 アレがなんで作られたか、なんの秘密機能を持っているか知ってるくさい。
 俺は漬物の方に興味あるけどな。」(以下に続く)

[森]
「士魂号について、かぎまわってるようだ。
 注意しとけよ。教官の一部が、奴の動きを監視している。」(以下に続く)

[遠坂]
「ひねくれてるぼっちゃまだな。
 変な力を持ってる。…幻獣共生派じゃないか?
 ま、俺にはどうでもいいけどね。」(以下に続く)

[来須]
「…イタリア出身の男の中の男って奴さ。
 俺は男きらいだから、どうでもいいがね。
 実戦組みなら、仲良くしとくんだな。」(原文のまま。「み」は要らんだろう。)

[選択1-2]
 (きかない。)

「じゃ、今日はここまで。
 またな。」


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