加藤「あ、あの…狩谷…くん?
う、うち、前、狩谷君が事故に会う前に一緒だった…加藤、 加藤 祭(かとう まつり)だけど…。
お、覚えてへんよね…前、色々もててたし。」
[選択1-1]
(いや、覚えているよ。)
加藤「ほ、ほんと? う、嬉しいわ…。」(以下※に続く)
[選択1-2]
(で、その加藤がなんのようだい?)
加藤「…え…あ…いや…ごめん。
うち…その、元気出してって…。
ごめん…。」(以下※に続く)
※
加藤「…あ、あんな、狩谷くん、家族一緒に事故になったって、それからすぐ転校で心配してん。
…それで…会えて嬉しいなって思って…。
うち…頭悪いから、その、命くらいしか売り物にならんと軍にきたんやけど、そやけど、そこで狩谷君いて…嬉しくて、そ
あ…、ごめん…。」
加藤のことを思い出そうと努力しますか。
[選択2-1]
(加藤を思い出す。)
狩谷「そういえば…前に、僕の周りをうろちょろしてる奴がいたな…。
あいつか…? 加藤は。
…名前が思い出せない。
あの頃は、周囲に女の子ばっかりだったからな…。」
[選択2-2]
(努力しない。)
狩谷「そんな奴、中学にいたっけ?」
「あ、あの、何か困ってない?
狩谷君。…なんでも言ってね。
狩谷君、ネクタイ、まがってるで。
あっ、ちょっとまって…。
はい、これでええわ。
…ええと。あんな。前、うちにノート貸してくれたやろ?
あ、覚えてないなら、ええん。
別に、大したことない…。」
加藤「えー、えーとな。
なっちゃんって呼んでええ?
昔、事故にあう前、みんなにそう言われてたやろ?」
[選択1]
(勝手にしろ。) / (別にいいけど…。)
加藤「…へへへ。
なっちゃん。
なんか、ぴったりや。
なっちゃん、前の学校でうちが後ろの席だったって、覚えてる?
…覚えてへんやろなぁ。
あの時な…。
…。
あー、うち、実はカンニングしてたん。
おおきに。
…えへへへ。」
加藤のことを思い出そうと努力しますか。
[選択2-1]
(加藤を思い出す。)
狩谷「…あの声、覚えているぞ。なっちゃんだって?
…どこだったか…僕は、ひどいめにあったような気がする…。どこだ…。」
[選択2-2]
(努力しない。)
[そのまま終了]
「…なっちゃん。」
[選択1-1]
(うるさいな、一人にしておいてくれ!)
「…なっちゃん…。
………。
ごめん、うち、気がつかんと…、ごめん…。」
[選択1-2]
(お前もバカな奴だな。)
「…いつもうち…なっちゃんからバカって言われてばっかりやな…。
たまには、別の言葉も聞いてみたいわ。
スキスキーとか、かわいいねとか…。
…。
なんちゃって。
今のギャグや。おもしろ…なかった?
…ごめんね。」
「…ごめん…。
あっ、でも、なんか困ったら、なんでも言うてな。な?」