岩田「フフフ、ハハハハハハ。
イーヒッヒッヒッヒッ!
ククク…。
その通り、私がこのゲームのラスボスです。
さあ、カモン! カモン!」
[選択1]
(とりあえずパンチ。) / (あの…ゲームって一体…。)
※
岩田は壮絶に血を吐いて倒れた。
動かなくなった…。
[選択2-1]
(恐くなって逃げる。)
訳の分からないことを叫んで逃げました。
岩田「ちょっと、まともに反応してどうするんですか!
そこはフフフ、やりますねとか言いなさい!」
○○「ヒィィ!」
一時間後
岩田「…フフフ、やりますね。一時間走り続けるとは…やりますね、ガクッ。」
○○「…………。」
岩田「…フフフ、私は岩田 裕(いわた ひろむ)。
ワタマン、いや!イワッチと呼びなさい!
友よ!
ああ、イワッチーイワッチー素敵な名前ぇー。
ということでよろしくです。
私は疲れました。」[イベント終了]
[選択2-2]
(君はなにが言いたいんだね…。)
岩田「フッ…あなたはどうやら、僕の嫌いな常識人ですねぇ?
あーもう、イヤですねぇ!」
[選択3-1]
(とりあえずパンチ。)(以下※に戻る)
[選択3-2]
(めちゃくちゃ言うなぁ。)
「あなた、常識人過ぎます。せっかく生まれて来たのに、ああもうソンソン!
フフフ、私としては速攻で人生をワタシ風にブリリアントでエレガントに改造することをお勧めします!
以上! 自己紹介終わりぃ、終わりぃ!
アアンフンフンー!」
「フフフ、今、思い付いたンですが…、
人生にはスリルが必要ですね。」
[選択1]
(そうだね。) / (そぉ?)
[「ええ、そりゃもうゼッタイです!
はっ!?」]
岩田は壮絶に血を吐いて倒れた。
動かなくなった…。
[選択2]
(それがやりたかったの?) / (スリル…?)
「ええ、スリル。フフフ、すばらしい。
まさに陶酔の世界。
フフフ、クククアーハッハ!」
岩田は、熱心にノートを書いている。
横目で見ますか?
[選択1-1]
(見ない。)
岩田は、嬉しそうだ。
そっとしておくことにしました。[イベント終了]
[選択1-2]
(見る。)
新作のギャグが、振り付け付きでたくさん書き込まれている。
「ああ! 見てはいけません!」
[選択2]
(とりあえずパンチ。) / (こめかみを押える。)
岩田は、壮絶に血を吐いて倒れた。
動かなくなった…。
「…フッ。
あなたは私の才能にシットしましたね。
…これが、天才の…才能…ガクッ。」
本格的にボコッてみました。
「…今まで黙っていましたが、私は、君の「母」だったのだぁ!」
[選択1]
(最近かなり本格的パンチ。) / (ほほぉ?)
[「嘘です。」]
岩田は壮絶に血を吐いて倒れた。
動かなくなった…。
「見事だ…我が子よ…その右ストレートで…
リングに…ジョー。
ガクッ。」
しばらく生き返らないよう、とどめをさしました。
「フフフ、最近のあなたは、さすがに私が見込んだ男だけはありますね。
うんうん。」
[選択1-1]
(認められても…。)
「フフフ、何を言っているんですか。
「我々」からギャグを抜いたら、何も残らないじゃないですか。
ということでそろそろ私は本格的に、ブロードウェイを考えます。
さあ、あなたも一緒に、ギャグの階段を。」
岩田は壮絶に血を吐いて倒れた。
動かなくなった…。
「見事だ…我が子よ…もうローリングサンダー…
リングに…かけ…。
ガクッ。」
しばらく生き返らないよう、とどめをさしました。[イベント終了]
[選択1-2]
(俺は女だ!)
「ソレ! それです、そのボケぶり、まさに天性! 強いて言うなら、あなたは天性のボケ略して天ボケ。すばらしぃ! すばらしぃぃ!」
[選択1-2-1]
(俺は女だと言ってるだろう!)
「フフフ…ハッハッハッハ!」
岩田は、逃げました。
[選択1-2-2]
(すばらしぃ! すばらしぃ!)
二人で歌いました。
若宮「…。」
坂上「授業の復習ですか?」
善行「新しい装備の話なんですけどね、」
原「…なに、仕事の話?」
本田「おお、景気良さそうだな。おめぇ。」
[選択1]
(無意識に踊る。) / (フフフ、がぴょーん。)
若宮「…人生、踏み外しましたな。」
坂上「最近…、壊れてませんか。」
善行「…岩田くんみたいなことやりますね。」
原「…岩田化してるわよ…。」
本田「おめえ…いや、大丈夫か?」
岩田「フフフ。
最近、ノリが良くなってきましたね。
その息です。」
[選択1-1]
(人生について深く考える。)
岩田「フフフ、みんなに巻き込まれて暗くなってどうするんですか。
我々は、笑いを供給する側ですよ?」
[選択1-1-1]
(それもそうかと納得する。)
(以下※へ続く)
[選択1-1-2]
(ヤダ!)
岩田「フフフ、どんなに嫌がってもアナタはギャグ畑ぇ。我々は同じ畑のポテトとトマトです。
フフフ。まあ、そのうち我々の価値がわかりますよ、きっとね。」[イベント終了]
[選択1-2]
(ええ、そりゃもちろん。)
※
岩田「フフフ、それが重要ですよ。
私たちががんばらないと、みんな…
暗くなるばかりですからね。
岩田「行きますよ!」
○○「おお!」
二人でギャグしました。
「…最近色々かぎまわっていますね、
異世界のプレイヤー…さん。
フフフ…。隠さなくてもいいですよ。
あなたと、私と、坂上は、あなたと同じ介入者ですから。
…もっとも、私は冬休みがてらに青が追う竜を追ってこの世界に介入してきた、ハッカーですがね。
覚えておきなさい。異世界のプレイヤー。
我々と同じ世界から世界を旅する冒険者。
青とは芝村の一族、その本当の名。
竜とは万物の精霊を司る最強の存在です。
青は竜を追い、この世界に来ました。
そして待っています。
最強の幻獣…竜が現れることを。
そしてそれを狩る自動的なる舞踏の者達を。
私はハッカーとして、一人のプレイヤーとして、真実を見るために青と竜を追っています。
あなたが…セプテントリオン系でないのは、データから分かります。おそらく、我々と同系のOVERSを使っているのでしょう。
ということは、我々は少なくとも敵ではないというわけです。
…私は知的好奇心を満足させに来ただけで、青を敵に廻す気はありませんからね。
あなたが青でも、争う気はない…。
とりあえず、それだけです。
…一応、この世界では数少ない介入者同士、礼儀として挨拶しにきました。では。」
「…。
私とあなたが出会うのは、はじめてではありませんね。…どうも、世界と時間がループしているようです。
つまり、我々は何度も4月1日をプレイしている可能性があるということですよ。
いや…実際そうなっているのでしょう。
私は近い世界から介入しているせいで分かりませんが、あなたは、どうですか。」
[選択1]
(ループしている。) / (???)
「…この連続してループする世界が存在する原因は、おそらく最強の幻獣、竜でしょう。
竜がなんらかの理由で時間が流れることを拒否しています。
…時間をループさせているのでしょう。
逆説的には竜が居なくならないかぎり、ループは続きます。
ゲームと物語は終わらないわけですね。
フフフ、
…さすが青が、躍起になって追うわけだ。
…しかし、参りましたね。このままでは我々に未来はない…。
いや、正確には、この世界に未来はない。
永遠に1999年が続いてしまう…。
…。
むう。
いつまでものぞみさんが成長しないのは、かなしいことですね…。
ふむ。
…どうですか。同じプレイヤー同士、手を組みませんか。
私はのぞき専門のハッカーで世界をいじるのは好きではありませんが、この世界、それなりに気にいっています。
未来がないのは、かなしい。
どうですか。どちらかというとあなたは介入専門のようだ。手を組んでループを終わらせませんか。」
[選択2-1]
(はい。)
「結構。私の知っているデータをそちらに贈ります。フフフ、形は…そうですね、攻略本にしておきますよ。
[ガンパレ攻略本を受け取る]
では、よろしく。
冬休みが終りそうなので、私はしばらくの間、このキャラから離れています。
が、また、日曜に…この世界じゃなくてね…になったら、介入します。
それまでにちょっと介入してみて下さいよ。
じゃ、頼み…まし…
[ノイズ]
フフフ、イワタマン誕生!
はっ、私はどこ?ここは誰?」
[選択2-2]
(いいえ。)
「そうですか。残念です…。
まあ、次のループあたりで気が変わることを期待しますよ。」
はじめに
このデータは、私が今迄のループで調査してきた内容です。
この、永遠に終らない日々を終らせるためにあなたの働きに期待します。
(アリアン)
介入勢力の分析
(OVERSを使ってこの世界に外部から介入している形跡があるもの)
あなた…あなたです。
どこの世界の人間か不明。
私(アリアン)…岩田を使ってます。
???…坂上を使う者。どうも青(芝村一族)らしいですね。
現状分析:
このままでは永遠に1999年がつづいてしまう。すなわち、世界がループしている。
調査情報
1.ループをさせているのは竜である。
2.竜とは、青(芝村一族)が追う、最強の幻獣だ。
世界に致命的な打撃を与える存在らしい。
3.ループを無くすには、対策として竜を倒す必要がある。
4.青(芝村一族)は竜を倒す存在を待っている。
5.これを、青は人類の決戦存在とか、人類の規格外とかよんでいる。
詳細不明。
6.人類の決戦存在の出現に対応して、竜があらわれるらしい。
備考:
最後の段階で誰かが死んでいるとループしているようだ。これはなぜ? 竜がこの部隊の死を嫌がっている?? そんな馬鹿な。
アリアン:(すみません、調査不足で私も理由を特定できません。)
PS.色々な人と接触して情報を集めたほうがいいかも知れません。今のところ、坂上や芝村一族、幻獣共生派とか言う2組の生徒があやしいとにらんでいます。
私は警戒されて、情報をききだせなさそうですけどね。
アリアン
「お久しぶりです。
<アリアン>ですよ。
…ハッカーの。
私の世界では1週間たちましたけど、そっちはどうですか?
…いや、すみません。今、仕事中でね。
手早くいきましょう。
こっちの世界での青のコンピュータにハッキングできました。
あの一族は、のぞみさんと来須さんに異常に介入しています。
おそらく、彼女らが秘密の鍵ですね。
…それと、くそ、上司が来た…
決戦存在とやらは、状態のようです。
物じゃない、形あるものじゃありま…
こっちの電源、きります。
幸運を。
[ノイズ]
は、私は…。
フッ、これが新作ギャグっすか?
そんなわけありませんね…あれ?
…私たちは、何を話していたんでしたっけ。」
「…。
ループが、近づいてますね。
このままでは、世界が…戻る。
また次のループを待たないといけないのか?」
「フフフ、あなたは…、」
岩田は、口だけ動かした。
ク・ツ・シ・タ
「の虜。ああ、虜、トリコォォォォ!
なんという私の洞察力…!
恐ろしい! 私は私が恐ろしい!」
たしかに恐ろしい。
「さては生徒会連合の風紀委員ですね!
では、ワイロとしてこれをあげます。」
岩田の靴下を貰った。
「フフフ、これで共犯ですよ!
ごきげんよう!」