あまり横に伸び過ぎても見にくいので、略してます。
公…公園 / 街…新市街 / 図…図書館 / 映…映画館 / ボ…ボウリング / プ…プール
博…博物館・プラネタリウム / サ…サッカー場
それぞれの人物のリンク先から、デート前の一言は外しています。同じだからね。
で、007番としてまとめました。順番が変で、すいません。
さらにへなちょこですが、「みんなで遊びに行こう」も、ついでに、このページ内でまとめちゃいます。
「…どや、見物料は高いで。あとで食事おごってや。」
「…。」
それなりに楽しく過ごしました。
「そうそう、ここや。やっぱり倹約が一番やで。」
それなりに楽しく過ごしました。
「さっさと、歩く。あ、あと、この荷物も持ってや。」
加藤はつぶれるほど荷物を持たせて、
「しっかり働いて腹空かせときや。家に帰ったら、美味しー上に甘い家庭料理をたべさせたる。あー、そう、後、残したら許さへんから。
もちろんうちの美味しい上にあまーい料理やもん、全部食べてくれるのはよぉく、分かっとるけど。やっぱり不安になるんや。」
加藤は、背を向けたあと、いたずらっぽくこちらを見た。
「それから、体力もつけてや。」
「この、サングラス、似合うかな?」
「ひょっとしなくても、俺へのいやがらせか。」
[公園]
[1]いつもの公園には人が少なく、わずかに老人がひなたぼっこをしているだけだ。(デート(1))
[2]公園には人影が無く、ただ、ブランコが所在なげに風に揺れている。(デート(2))
[新市街]
[1]相変わらずの人通りだ。でも、前より確実に減ってきている…。
[図書館]
[1]図書館は結構多くの人でにぎわっている。
学生とお年寄りが多いかな。(デート(1))
[2]今日の図書館はなぜか人が少ない。…なにか、あったのかな?(デート(2))
[映画館]
[1]映画館では、戦意高揚映画とか言う、どうでもいいような映画をやっている。
もっとも、そんなものが目当てじゃないから、いいけど…。
隣を見た。(デート(3))
[2]映画館では学校推薦の健全な映画をやっている。
…はっきり言ってあまりおもしろくない。
隣を見た。(デート(1))
[3]映画館では、たぶん、これが見納めになるだろうハリウッドの映画をやっている。
この間の攻撃で、ハリウッドやロサンゼルスは壊滅的な被害をうけたそうだから、スクリーンに映っている景色も、俳優達も、なくなっているに違いない。
隣を見た。(デート(2))
[ボウリング]
[1]全国であと2箇所しか残っていないという、手書き点数入力式のボウリング場だ。
周りは、恋人や、そんなの目当てのグループばっかりだな。(デート(2)&(3))
[2]全国であと2箇所しか残っていないという、手書き点数入力式のボウリング場だ。(デート(1))
[プール]
[1]今日もプールは目の保養。(デート(3))
[2]元、熊本城の一角だったひときわ高い場所に、その公営プールはあった。
前にはアイスクリームを売る屋台がある。
ここから見る下の眺望はなかなかだ。(デート(1))
[3]着替え所の前で待っていると、真新しい水着に着替えた●●が出てきた。(デート(2))
[4]着替え所の前で待っていると、萌が出てきた。(デート(2)/石津限定? 着替えない人限定かも)
[博物館]
熊本の博物館は、地方都市のしがない博物館にしては立派な所蔵物で知られている。
プラネタリウムもあるんだぞ。(デート(1))
[プラネタリウム]
[1]今日は、プラネタリウムに行ってみた。
阿蘇の方に行けば、本物が見れるが、昼間にまあ色々、なんだ。そういう時はここがいい。
人も少ないし。(デート(3))
[2]今日は、プラネタリウムに行ってみた。
阿蘇の方に行けば、本物が見れるが、昼間に星を見たいならこちらだろう。(デート(2))
[サッカー場]
[1]今日は、女子サッカーリーグの試合だ。(デート(2)&(3))
[2]水前寺サッカー場は、プロサッカーリーグを誘致しようとして整備したサッカー場だ。
結局、プロはほとんど使う事はないが、何だかんだで近隣からは利用されている。(デート(1))
※行のみデートレベルにより変化
●●は、ずっとカチカチで前を見ている…。
なんだ?
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「そ、そうだ、俺が勝ったらチュー1回ね。」
滝川は、勝手にそう宣言した。
しばらくして、こっちを見た。
「駄目ならいい。」
なんでこれくらいで落ち込めるのかなと思って微笑んだら、滝川は驚いた顔で顔をあげて、次に嬉しそうに笑った。
「やるぜ、こっから先は全弾ストライク!」
滝川は、こちらを見た後、ボールを投げてガーターした。
「こんなんじゃ駄目だ。…俺が見たあの銀色の幻獣には、全然かなわない。」
そんなことを言ってつぶやくと、滝川はもう、何も言わなくなった。
「よーし、応援するぜ!! ついてこい!」
「おまえ、ビンボだなぁ。普通遊びにくるって
…いいけど。」
それなりに楽しく過ごしました。
「あ、新型。へへぇ。ねえ、遊ぼう。」
滝川は、返事を聞かずに新しいゲームに座った。
「はやく! 出撃する」
なにが出撃だか。
「馬鹿、そっちじゃないって!」
滝川は、こちらの手の間から胸の方に手を伸ばすと、ハンドルについているボタンを押した。
「ほら!」
一瞬だけ、胸を触られるかと思って、ドキドキした。
「なんだよ、水かけるぞ。…ほらっ! あははは! やーいやーい。」
「…フン、いいんだぞ。僕なんかには、気を遣わなくても。」
気を遣ってくれなきゃぐれてやると言わんばかりに、狩谷はそう言った。
一瞬だけ迷うと、狩谷は手を伸ばした。
「手を、握っていてくれ。君があきるまでで、いい。」
それなりに楽しく過ごしました。
「…それじゃあ、勉強でもしましょうか。」
「…。」
全国であと2個所しか残っていないという、手書き点数入力式のボウリング場だ。
今回は、チームを作って対戦することになった。
速水は、はぐれ気味の人のところに行っては、元気付けようと話をしている。
舞は壮絶に下手な腕前を見せて、それから後、ずっと黙って座っていた。
壬生屋は、えいっ、と、かわいい声をあげてボールを転がした。
滝川「スパイラルクラッシャー! よし!」
善行「私はうまいですよ。知りませんでした?」
瀬戸口「なんなら俺が教えてやろうか?」
ののみよりボウルが大きそうだ。それでもなぜか、落としたへろへろボウルが、結構いい点数をあげている。
若宮はボールを直接投げてストライクを連発している。あれは反則だ。
来須は帽子をかぶりなおした。遠くに立つ栗色の髪の女性をにらんでいる。
萌は、猫を抱いたままずっと下を見ている。
加藤「…なっちゃんじこみの技、見せたる!」
原「変な筋肉がつかなきゃいいんだけど。」
遠坂「やれやれ、僕のキャラには似合わないんだけどな。」
田代「なんだよ、俺がそんなの…できるわけないだろ?」
岩田「フフフ、計算どおり。」
そういいながら無茶苦茶下手だ。
田辺の上にボールが落ちてきた。血を流して倒れている。
新井木「なんのぉ! ストライクゥ! 見ました!
先輩? 愛の力です!」
茜は、ストライクを取っては誰かの目を見て薄く笑っている。
狩谷「一応、応援だけはしておいてやる。」
森「間に合ってます。
教えてくれなくても結構です。」
ヨーコは熱心にルールを聞いている。
中村「きちー、早く帰って寝るばい。」
ブータは、連続でストライクを出している。
周りの客も、手を止めて見ているようだ。
坂上は漢弾と書いたマイボールで、並みの成績を出した。見かけ倒し。
本田は残ったピンを銃でぶったおして、無理矢理点数をあげた。
芳野は、はりきってボールをなげている。
実は、ああ見えて得意らしい。
「よし、そーだ! ゲーセン寄ろうぜ。」
「たまには公園でのんびりもいいな…。」
それなりに楽しく過ごしました。
「星は槍。人は槍をその瞳に受けるためにうまれる。
馬鹿な言葉だが、偉い詩人が適切なタイミングで喋ると人に感銘を与えることもある。その顕著な例だな。」
茜は細い少年の身に英知をたたえて言った。
抱き寄せられて鈴の鳴る音で笑う。
親しい関係になればなるほど茜はこの世の全部を馬鹿にしているのではないかと、そんな気がしてくる。
「…いやらしいんだな。…そのさわり方…野蛮だ。
…そういうのに身をまかせるのも悪くはないけど。」
茜はもう一度笑うと目を薄目にして星を見た。
細くて長い指で首筋を触ってくる。
茜は足を組み詩集を読んでいる。
その際だって整った横顔はどこかの誰かが作った彫刻のようだ。
「図書館では静かにするもんだよ…。」
そういったあとで茜は本を片手で閉じた。
「といっても、デートで僕が一人本を読んでいても仕方がないな。
唇、荒れてるよ。…あはは、これくらいで照れるんだ。」
●●は、こちらを見ると、困ったような顔をして微笑んだ。
…ま、いいか。
「水着ばっかり見てないのっ。あっち見なさいよ。」
「どんまいどんまい。次のゲームがあるわよ。」
「ふーん。でも、なんか、もう少し刺激が欲しい…なんちゃって。」
それなりに楽しく過ごしました。
「…ねえ、この服、似合う?」
「フフフ、この公園でダウジングですか。イィ。
それはイィ!」
それなりに楽しく過ごしました。
「フフフ、昔の舞を思い出します。」
「フフフ、実験材料がたくさん歩いていますね。
イィ、すごくイィ!」
●●は、泣きそうになって映画を見ている。
手に持ったハンカチがしわくちゃだ。
…ま、いいか。
「…おっしゃあ! これでターキィィ! だっ!!」
「…。」
困った笑顔を浮かべている。
※行のみデートレベルにより変化
●●は、悲しそうにスクリーンを見ている。
自分と同じことを考えているのだろうか。
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「…教えてやるよ。ほら、こうだ。」
瀬戸口は上手に腰にさわったり手を握ったりしてきた。
かなり、手慣れている感じが、ショックだった。
「…。」
苦笑いしている。
「…あのお嬢さん、美人だな。…痛い…なにするんだ。冗談に決まっているだろう。まったく、シャレの分からない」
瀬戸口は、突然あせって抱きついてきた。
「俺が悪かった。そんなに怒るんじゃない。ほら、まったく…なんで俺は自由を放棄しようとしているんだかな…。」
瀬戸口は、こちらを見下ろした後、微笑んでぎゅーした。
「まあいいか、百年したら考えよう。」
「なんなら、もっと近くで見せてあげようか。」
茜はそう言った後、こちらの表情を読んで口を開いた。
「スケベ。冗談に決まっているだろ?」
「…おっしゃあ!
これでターキィィ! だっ!!」
どうも、全部を忘れてゲームに熱中しているようだ。
加藤「…あんたとおると、いつもハラハラドキドキさせられるわ。
賭けと同じやな。こういうんが、良ぅなってきたら、人間終わりや。…もう、」
加藤は、抱かれた瞬間に、身体に電気が流れたように震えた。
加藤「…落ちるしかないやんか。今までずっと、危ないところは行かんようしてたのに。」
加藤は、恥ずかしいのか胸に顔を押し付けたまま、片目で、こちらを見上げた。
加藤「もっと良ぅして。」
○○「…。」
加藤は、タオルで汗を拭いている。
「なんや、あんたも濡れとるで。ふいたるさかい。じっとしとき。」
どうもこちらを子供と勘違いしているのだろうか。
「あ、ははは…
こら! 息があたるやないかっ、じっと。
じっと。」
そんなこと言われてもと息を止めている間に、加藤は色々細かい事をいいながら、こちらの身だしなみを直している。
萌は、暗い中で、不意に胸のボタンをはずすと、肩を見せた。
何かをおしつけられて出来た、火傷の跡。
「…これでも…いい…。」
萌は、こちらを見上げた。袖を握っている手が、小さく揺れている。
うなずいてみせると、
萌は、○○の肩に身を寄せて、目をつぶった。
泣いていた。
「あっあぁ、なんか、眠ぅなってきたわ。」
「…なんや、どうせハッピきるなら縦縞にせんかい!
…い、いやちがう、
うちはそういう人やないで、ただ、ちょぉっと言いたいことがあっただけや。」
「…なんや、辛気臭いところやな。」
※行のみデートレベルにより変化
石津「…。」
萌は、映画も見ずに、ずっとこちらだけを見ている。
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「…。」
「これ、今のミサイルの原形だよな。<大乱>の頃のやつか。」
「そちらも、良く似合ってますよ。
じゃあ、二人で泳ぎましょうか。」
※行のみデートレベルにより変化
「…こうやって見ると、結構面白いですね。」
※…ま、いいか。(1)
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「…あまり自信はありませんが、足を引っ張らないようにがんばります。」
「…なんだか、眠くなってきました。」
「…私たちも、応援しましょう。」
「こうやっていると、戦争前を思い出しますね。」
善行は、ベンチに座ると、組んだ手の上にあごを乗せた。
隣に、座る。
「…昼寝がね、好きだったんですよ。大昔は。
よく授業を忘れていました。
時々思います。目をつぶって、目をあけたら、戦争なんてやってなくて、私は普通に年を取って、普通に生活して居るかもしれないと。」
善行は、笑った。
「どっちでも、そばに、あなたがいるのは一緒なんですけどね。」
それなりに楽しくすごしました。
「…公園です…か。…い、いえ、なんでもないです。」
壬生屋は早々と本を閉じて、組んだ手の上に顔を乗せたまま、ずっとこちらを見ている。
「…はい?」
壬生屋は、少しだけいたずらっぽく笑った。
「なにを、恥ずかしがっているんですか?
うふふふ。」
なんだかずいぶん、幸せそうだ。
「…は、恥ずかしい…。」
壬生屋は転んだ。慣れない洋服では、スポーツは難しそうだ
※行のみデートレベルにより変化
「…こうやって見ると、結構面白いですね。」
●●は微笑んだ。こちらに手をのばそうかと、色々考えているようだ。
結局、何もしなかった。いくじなし。
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
靴を履いているので、いつもより背が高い。
…壬生屋は、かなり真剣そうな顔でボールを持って歩いてきている。
というよりも、真剣にしなければならない事情らしい。
足がもつれた。
「…申し訳ありません。」
壬生屋は抱き寄せられたようにして支えられた格好で言った。
その言葉は支えられた事か、それとも○○の足の上に落ちて、今転がっていったボールのことを指しているのかはわからない。
「…あまり、慣れていないのです。靴も…殿方に抱き寄せられるのも。」
言葉は良く聞こえなかった。痛みが足を突き抜けて、脳天から空に上がっていった。
「あの…痛い…です。…そんなに強く…しないでください。」
壬生屋は目を軽くつぶって言った。小さな肩が震える。
長い黒髪が、顔にかかっている。
「…。」
痛みで、涙が落ちた。骨にひびが入ったような、そんな気がした。
壬生屋が、落ちた涙を受けて、目を開ける。
「…あ、…あの…嬉しゅうございます。私…果報者です。…この上は婚約の儀を…え?」
足を踏まれた○○は、のけぞるようにして倒れた。
両手を、頬に当てる壬生屋。
それだけだった。
「フフフ、計算どおり。」
舞は、暗い中でもはっきり分かるぐらいに、顔を赤くして身を硬くしている。
次の瞬間には、舞は、髪を大きくゆらして、こちらを見た。目を強くつぶって、分かるかどうかくらいに唇を突き出す。
キスした。
柔らかくもなければ、ぬれているとも言えなかったが、ほのかにセッケンの香りがした。
○○「…。」
「…。」
舞は黙って怒ったまま、壮絶なまでに下手なボウリングをしている。あわわ。だんだん険悪になってきたぞ。
「見るな! 絶対に見るな! 見るなと言っているだろう!」
舞は、まっすぐ、人工の星を見ている。
表情を全部消して、星を見ている。
誰にも聞こえないように、舞は、多目的結晶でメールを送ってきた。
「私の父は、星が好きだった。地上に落ちた堕天使が、いつも星を見ては、帰りたいと願うように。
…それを思い出しただけだ。気にするな。」
「…馬鹿が。あれが私ならオフサイドトラップをかける…。」
「…休みぐらいは寝ていたらどうだ。」
それなりに楽しく過ごしました。
「その台を押さえておくがいい。」
舞は、さっさと台にあがると、本棚から本を取り始めた。
舞は、不意に持った本と本の間から、こちらを見下ろした。
自分の足を見る舞。
舞は、肩を震わせると、怒りを一瞬顔にうかべたが、次に泣きそうな顔になって、何も言わずに台を降りた。
「…。」
舞が変になった!
「…くだらん。」
「…なんだよ、せっかくのデートなのに。まったく俺の…あああ、なんでもない!」
いつも人が少ないことで有名なこの公園は、今日という日だけは、人でごった返していた。
なぜならここでお弁当を食べようなんていう奴がいるからだ。
速水はさびしそうにしている人の隣に座って話し掛けている。
舞は一人離れて食事している。
滝川はカラオケ装備を持ってきてみんなの喝采を浴びたが、直後にアニメの主題歌しかないのを指摘されボコられた。
壬生屋は、黙って日本茶をすすっている。
時々、お茶をおくと服が汚れていますよと、面倒を見てくれた。
善行は、ぼぉっとしている。休日はいつもそうらしい。
瀬戸口「たまにはこういうのもいいもんだ。」
ののみ「ふぇぇぇ。あの雲。ねこさんみたい。」
若宮はまだ食べている。周りの人間が唖然とした表情をしているのに気づいていない。
来須は、食事もほとんどせずに辺りを警戒している。
石津はカード占いをして、周りに受けている。
少しだけ、恥ずかしそうだ。
加藤「そんな急いで食わんでも大丈夫や。
ぎょうさん作ってるさかい。心配せんといて。」
原「あら、これ美味しいわ。
どうやって作ったの?」
遠坂「人間嫌いがなくなりそうで恐いな。」
田代は、ここに居るのが場違いだと自分で思っているようだ。
小さくなっている。
岩田は陰陽の気を操るという妖しい体操をしている。
田辺の上に鳥が落ちてきた。
新井木は早々と食べ終わると、あたりを走り回っている。
嬉しそうだ。
茜は詩集を読んでいる。
狩谷「…そんなに僕に親切にしなくても結構だ。
…それなりに楽しくやっている。」
森はこの風景を鉛筆をスケッチしている。
今、にっこり笑った。
ヨーコはにっこり笑って、みんなの皿に料理を載せている。
中村「料理しているときにつまみぐいしたけんねぇ。
俺もう腹一杯だけん、お前らもっと食ってええばい。」
ブータは気持ちよさそうに昼寝している。
坂上はサングラスをとって目の辺りを押さえた。笑っている。
本田「遠くまで行くんじゃないぞ。」
芳野は時折ブルーになって、勝手に立ち直っている。
それなりに楽しく過ごしました。
「…彼は私に何をさせるつもりなのか、時々、そう思います。」
岩田はそれだけ言うと、もう何も言わなかった。
風に吹かれて、こちらをずっと見ている。
それなりに楽しく過ごしました。
※行のみデートレベルにより変化
「フフフ、あなたもつまんないと思ってますね!
イィ、それはイィ!」
岩田はその直後に缶を投げつけられて轟沈した。
※…ま、いいか。(1)
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「フフフ、私の水中殺法をとくとおがみなさい!」
「フフフ、イィですね。」
ののみは行儀よく瀬戸口の隣りに座ると、こちらを見てにっこり笑った。
ののみ「きっとね、周りから見たら、ふーふに見えるのよ。」
○○「…。」
それなりに楽しく過ごしました。
「えへへへ。えっとね。あそこのお店はなんのお店?」
「みんな…静かだね。あ…しー。」
ののみは、くいいるように映画を見ている。
いかん、デートを忘れてる。
○○「…。」
ののみは肩車されながら、にっこり微笑んだ。
「えっとね、ののみがね、○○ちゃんのお嫁さんになってあげるね。
今、花嫁修業中なの。」
ののみは幸せそうに○○の頭につかまった。
ののみは白いウエディングドレスの夢を見ていた。
ののみは途中で眠くなったのか、膝の上で丸くなって寝ている。
時々、服をかんできたり、抱きついてきたり、うなってみたり、暑くなったのか転げ落ちそうになったり、色々見せてくれる。
「がんばれー!」
「ふぇぇぇ。みんな力もちだねぇ。
ののみも抱っこできる?」
「…騒がしくて良いところですね。」
「…昔の人たちは苦労していたんですね。」
善行「空から私たちを見ている者が居るとしたら、どう思うでしょうかね。」
善行は、黒い月の説明を聞きながら、そうつぶやいた。
善行の顔を見ると、善行は、微笑んで肩を抱き寄せた。
善行「あなたのことは忘れませんよ。それだけで、勘弁してください。」
○○「え?」
善行は、眼鏡を光らせ表情を消していた。
※最初の善行のセリフ、声は「どう思うでしょうね。」
若宮「向こうに、人だかりがあるな。…なんだ?」
若宮は、こちらを見下ろした。
若宮「分かった分かった。」
若宮は、○○を軽く持ち上げる
と、肩車した。
○○「…。」
頬が、赤くなったのが自分でも分かった。
○○「…あ、…あ、…◎×△○□!」
若宮「日本語か、それは? おい!」
若宮は、頭をぽかぽかやられた。
若宮「じっとしていてください。」
若宮は、瀬戸口辺りから教わったのか、薔薇を一輪持ってきていた。
胸に、さされる。
若宮「良く、似合う。」
顔が大崩落寸前だ。汗をいっぱい浮かべているのが、映画のスクリーンからの光に照らされている。
胸の薔薇に触れて、Hなんか、言ったら、きっと倒れるに違いない。
[倒れる音]
実際、倒れた。
○○「…。」
「…あんまり得意じゃないんだ。言い訳じゃないけど。」
「…日焼けでも、してみる?」
「…人工だね。」
若宮は6ミリ秒でハッピとメガホンを持った。
「しまった、条件反射で!」
若宮は、ウェーブをしている。そのうち応援団をしきりはじめた。
すごく盛り上がった。デートになったとは言えないけど。
「フフフ、良く分かりましたね。
私が…いや、我が一族が、サッカーフリークだと言う事を!」
岩田は絶叫した。
テンションの高い他の観客が、手をあげてウエーブした。
どうでもいいが、このノリには、今だついていけない。
「ということで、あなたは私の心をゲットです。」
岩田は、不意に舌を出して上を見た。表情を変える。
苦々しい顔。
「運命か。第6世界と同じ過ちを私はやろうとしている…認めたくないな、人が、そんなものに動かされているということが」
「フフフ、私は二人ともあなたが好きなようです」
「…そうは思っていない。この世界に介入する事は禁止されている。」
「フフフ、私はいつもそうやって逃げているな。」
「私は責任を取らなければならない。
私が作った娘達にかけて。」
「…運命よ、私たちは君が私に近づく事を恐れている。…悪いことは言わない。…好きだ。」
岩田はそれだけ言うと、腕を伸ばした。
「七つの世界にかけて。私はあなたを好きなのだ。どの世界にあろうとも。いつか、かならず、この距離を縮めてみせる。世界を越えて。」
[倒れる音]
岩田は、直後にぷっつんという音とともに倒れた。
※「今だついていけない」は原文のままです(正しくは「未だ」)。
「わ、私、お弁当もってきたんです。…家庭菜園で、トマトがなったんで…。」
田辺は、不安げにトマトを抱きしめて、こちらを見た。
つぶれる音。
「あ…あ…。」
何かで自分のシャツを拭こうとした田辺は、ハンカチを取り出そうとして転んだ。
こっちに抱きついてくる。
「すみません、すみません。すぐどけますから。
いや、その前に拭かなきゃ。」
こっちに馬乗りになったまま、パニックになっているようだ。
周りから見たら、どういう関係に見られるか、そんなことを思った。
「フフフ、計算どおり。」
岩田は下手だ。
坂上は態度の悪い客に教育的指導をはじめた。
大騒ぎになった。
サッカーの試合より盛り上がっている。
「…へえ。」
「奇麗ね。それに、みんなごみ拾ってるし。」
原は、べったり身体を預けて腕をからめて来た。
「ねえ。あそこに売ってる、ネコミミでも買ってみようかしら。寝るときにつけるの。うふ、にゃーん。
…ふぅん。そんなのが趣味なんだ。…じゃあ、今度見せてあげる。ふふふ。」
※行のみデートレベルにより変化
●●が、腕につかまってきた。見ると、頬を赤くしたまま、映画を見ている。
今、すこしだけこちらを見た。
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「…まいったな。…こういうの、弱いんだから。」
「いくわよ、絶対に勝たせるんだから!」
原はハッピを着て、ペットボトルを叩きまくった。
「なにぼおっとしてるのよ! …こんなことでもしてなきゃ、整備主任なんかやってられないんだから! 勝てぇ!」
点が入った。
「ほら! ほら!」
原は飛び上がってこっちの手をにぎってきた。
※セリフ、当時の職業に関係なく「整備主任」固定。
「笑わないでくださいよ。」
遠坂はまたガーターだった。隣りに座って、こっちに手を回そうとして、そのまま頭をかいたりしている。
見た目よりずっと、純情かもしれないと思った。
原「やるわね。…私についてくるなんて。」
原は、肩越しに後ろを見ると、まっすぐこちらを見た。
そういう意味じゃないんだけど…ひょっとしたら、この人分かってないのかも。
…だんだん不安になってきた。
原「いくわよ、○○くん。絶対に勝たせるんだから!」
○○「はい。」
原は、今までで多分、一番シリアスな顔で振り向いて、にっこり笑った。
原「そうね、勝ったら、その後でもっと恋人らしいことしましょうね。」
いかん、完璧に手玉にとられとる。
原は、前を見ると、笛を鳴らした。
「…ここは…すき…静か…だから…。」
それなりに楽しく過ごしました。
「…ここは…嫌い…たくさん…欲望があるもの」
「…怪談…好き…ですか…。」
「…帰って…いいわ…。私と…一緒…が…いや…なら…。」
…ま、いいか。
「…えい…。」
「…肌…見せたくない…から…ごめん…なさい。」
「…ここは…この土地を霊的に守っているわ…。そう…感じる…。」
「…。」
萌はうつむいている。
萌は、おそるおそる手を伸ばすと手を握ってきた。
「…占い…したの…手を握っても…嫌われないかって…。」
萌は、不安そうにこちらを見ている。
微笑むと、萌は、初めて、嬉しそうに、泣きそうなぐらいに嬉しそうに、微笑んだ。
それなりに楽しく過ごしました。
「フフフ、いいですね。そう、すごくイィ! やはりサッカー! ボランチボランチ。」
萌は、暗い中で熱心に恋のおまじないの呪文を使っている。
森はさっきから、手帳に数字を書き込んでいる。
「…見て分からないんですか。
あなたが、よそ見した数です。」
うわわわわ。
「言っておきますけど、私は甘くないですからね。最初が肝心だってお母さんも言ってたし。」
森は、頬を膨らませて歩いていった。
立ち止まって、こちらを見る。
「どうせ、ズンドウです!」
どう思ったのか知らないが、怒ったようだ。
「…がんばれー!」
「これや、これや。よし、甘いもん食お! な?」
「なんやねん。金の分だけはきっちり見んと損やで。」
…ま、いいか。
「なんや、金かけへんの?」
「…入場料80円は安い。うん、安い。
今度からばりばり使うで。」
「なんや、えらい古いもんばっかやな。なあなあ、売ったら金になるやろか?」
「く、暗いのもなんだか、な。いや、あれやけど。まあ、その足くらいなら。」
加藤は照れまくっている。
…。まあまあかな。
「ロマンチックですね。」
田辺は、首をかくんと倒して、身を寄せた。
「幸せです…」
田辺はそれから、何かを言おうとして、結局何も言わずに、○○を見た。
透明な眼差しで、微笑む。
「今、分かりました。私がなんで、運が悪いのかを。…私はきっと、あなたに会うために、運を使い果たしていたんです。…きっと。」
「あれが、アルデバラン。あれが、…ええと、カシオペア。…私、星は好きなんです。ただで見れますから。」
田辺が眼鏡をずりあげた瞬間、天井が落ちてきた。
大惨事になった。
「…そこ、気をつけろ。」
来須は、こちらに肩をまわすと、ひどく悲しい顔をして、人工の星々を見上げた。
なんで悲しんでいるのか、良く分からない。
でも、本当に悲しそうだった。
※行のみデートレベルにより変化
「…。」
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
「…。」
「…転ぶな。」
来須は、静かに、勉強を教えてくれた。
来須「…こちらを見るな。顔を見ても、知識は身につかない。」
○○「…。」
来須「…。」
来須は、帽子を深くかぶり直すと、○○の背中を軽く叩いた。
映画館では、学校推薦の健全な映画をやっている。
…はっきり言って、あまりおもしろくない。
みんなの方を見た。
速水はモゾモゾしている。トイレにでも行きたいのか。
芝村は寝ている。
寝顔は、とてもかわいらしい。
滝川は握りこぶしを握って映画のキャラクターに声援を送っている。
壬生屋は正座して映画を見ている。
善行は周りを見た後、少しだけ笑った。
瀬戸口は黙って隣にお菓子を薦めた。
ののみはただでさえ大きな目を全開に開けて映画を見ている。
若宮は腕を組んだまま寝ている。
来須は黙って目をつぶったまま、周りの気配を探っている。
萌は、下を見てじっと座っている。
加藤は、チケットの分だけ見なければ損だと思っているようだ。
原はあくびをかみ殺しながら、胸元を開けて風を送っている。
遠坂は表情を消して脚を組み、まっすぐスクリーンを見ている。
田代はハンカチで涙を拭きながら映画を見ている。
鼻をならした。
岩田は身体をくねらせて隣りの奴に嫌な気分を振りまいている。上機嫌そうだ。
田辺の上に、照明が落ちてきた。
新井木はまっすぐ好きな男を見ているようだ。
茜は、しきりに脚を組み替えては、隣の女の子をドギマギさせている。
狩谷は皮肉そうな表情のまま、映画を見ている。
森は整備のマニュアルを読んでいるようだ。
ヨーコは、自分の髪を結って遊んでいる。
中村は懐からだした靴下を嗅いだ瞬間に意識を失って椅子からずり落ちた。
ブータは、従業員から追いかけられている。
捕まらないように、座席と座席の間を走りまわっている。
坂上は小声で演歌を歌っている。
本田は、なぜか熱くなっているようだ。銃を抜こうとして押さえつけられている。
芳野はみんなが気になっているのか、キョロキョロ周りを見ている。
「なあ、そろそろ、俺達、呼び方を変えないか。…そう、やっぱりさ、こういう関係だし。」
田代は、すこし照れて頭をかきながら、こちらを見た。
「ダーリン…。
笑うな。…くそ、もういい、お前なんか、○○ちゃんで十分だ。
…笑うな!」
「フフフ、昔の熊本城の復元模型です。屋敷が一杯あるでしょ?」
「どうだ、みんなガサツだとか言ってるけど、ナイスバデーなんだぜ、俺。だろ?」
田代は、胸を大きく反らして見せた。
直後に水着のひもがずれて、大騒ぎになった。
「…な、なんなら…いや、やっぱり、なんでもない。…なんでもない。」
「うわっ、せまいっ。」
●●は、押されてこっちに抱きついてきた!
「いっとくが、俺のせいじゃないからな! バカ、どこ触ってる!」
※行のみデートレベルにより変化
中村「なんや? …そんな顔すんな。面白い映画じゃにゃあや。」
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
中村は、天井を見て、ピンを見て、最後に周りを見た後で、○○の耳元でささやいた。
中村「…。」
○○「え?」
中村「馬鹿、一度聞きたいって、いいよったろうが。」
○○「もう一度。」
中村「駄目だ。一生に一度言えば十分だ。」
○○「聞こえなかったっ。」
中村は、嘘か真か見極めてやるといった感じで目を細めた。不意に横を向く。
中村「…好きだ。以上、終わり。」
[ボールが転がる音]
中村は不機嫌そうに、ボウルを投げた。
「かー、冷たかー。俺、このまま浮いていたい。」
「…コンペイトウをくいちゃあねぇ。そうは思わんや。…だろ?」
中村は、ガソゴソと紙袋から、コンペイトウを出してきた。
「昨日思ったとたい。きっとプラネタリウムに行ったら、そう思うだろうと。」
「熊本人は、すぐ、場内に踊り込むけんねぇ。
ほら、見ろ。もう出たばい。」
「…で、どこに行くかと思えば公園かい。
…とほほ。」
それなりに楽しく過ごしました。
中村は、上機嫌に本を広げている。
「まってろよ、うまいレシピば、探しよるけんね。…きっと泣いて喜ぶばい。」
良く分からないが、上機嫌のようだ。
「相変わらず人がおおかねぇ。
なんばしにきよっとだろか。」
(先制)「え、ちょっと化粧してる?
…いや、色っぽいなって。」
(後発)「行こうか。…ハハ、手をつなごうか?」
[友人以下の異性]
(先制)「先に来てたの?」
(後発)「じゃあ、とりあえず歩こうか。」
[同性]
(先制)「待った?」
(後発)「じゃあ、行こう。」
[恋人同士]
(先制)「…何を笑っている! さっさと、行くぞ。」
(後発)「…今日はお前に任せる。…早く行くぞ。」
[友人以下の異性]
(先制)「…待ったか?」
(後発)「…まあいい。行くぞ。」
[同性]
(先制)「待たせたな。」
(後発)「行くぞ。」
[恋人同士]
(先制)「今日は仕事を忘れて、楽しみましょう。」
(後発)「今日は二人きりなのだから、ゆっくりしましょう。」
[友人以下の異性]
(先制)「ああ、すみません。遅れました。」
(後発)「…ええと、何処へ行きましょう?」
[同性]
(先制)「お待たせしました。」
(後発)「では、行きましょう。」
(○)「あなたにはいつも、前へ進む力をもらっています。
…ありがとう、愛しています。」
(△)「また、明日。今日は楽しかったですよ。」
(×)「…明日も仕事ですよ。帰りましょう。」
[友人以下の異性]
(○)「…たまには、デートもいいですね。」
(△)「では、おやすみなさい。」
(×)「…えっと、もう帰ってもいいですか?」
[同性]
(○)「良い休日でした。では、また。」
(△)「では、これで失礼します。」
(×)「…帰りましょうか。」
(先制)「あのね、今日はずっと手をつないでいてもいい?」
(後発)「ののみねぇ、ぶらいだるふぇあってのに行きたぁい。…だめ?」
[友人以下の異性]
(先制)「わぁ、ののみが先だと思ってたのに。」
(後発)「えへへっ。ののみ楽しみにしてたんだ。行こっ!」
[同性]
(先制)「おはよ! 待った?」
(後発)「おはよー! えへへ、行こっ!」
(○)「…家まで送る。」
(△)「…用心して帰れ。」
(×)「…。」
[友人以下 & 同性]
「…。」
(先制)「…こうやって会うの…楽しみにしていたの…」
(後発)「…待ち遠しかったの…会いた…かった。」
[友人以下の異性]
(先制)「…早かったの…ね。」
(後発)「…本当に…今日は…私でよかったの?」
[同性]
(先制)「…おは…よう。」
(後発)「…行き…ましょ。」
(先制)「あはっ!
今日、ナチュラルメイクして来てん。
かわいい?」
(後発)「なんやの? そわそわして。
そーゆーのは、日が暮れてからや。
ほら、行こ!」
[友人以下の異性]
(先制)「うわー。デートやからって、そないに早ぅ来たん?」
(後発)「何やねん。ウチとデートすんやから、もっと嬉しそうな顔しいや。」
[同性]
(先制)「ごめんごめん!
自分、随分待ったんちゃう?」
(後発)「ほな、行きまひょか。」
(○)「なぁ、今日泊まって行かへん?…冗談や。
ほな、また明日な。」
(△)「ほな、明日な。はよ寝ぇやー。」
(×)「…自分、もうちょっと気ィきかせや。
…帰るわ。」
[友人以下の異性]
(○)「なんか充実した一日やったわ。ほな、おやすみ。」
(△)「ほな、学校でな。おつかれさん。」
(×)「…はー、しんど。ウチ、帰るわ。」
[同性]
(○)「ほな、またどっか行こーなー。」
(△)「ほな、またなー。」
(×)「…もうええわ。…自分、帰りや。」
(先制)「今日は、…いっぱい甘えていい?」
(後発)「ねぇ。手、つなぎましょ。
見られたって構わないじゃない。」
[友人以下の異性]
(先制)「やだ、待った? ごめんね!」
(後発)「えーと、そうね。歩きましょ。」
[同性]
(先制)「待ったぁ?」
(後発)「もう、来ないかと思ったわよ。さ、行きましょ。」
(○)「帰りたくないけど、明日の為に仕事もあるしね。
…後で電話するわ。」
(△)「楽しかったわ、バイバイ。」
(×)「…つかれたー、帰って寝るわ。」
[友人以下の異性]
(○)「ふうん。結構頼もしいとこあるじゃない?
じゃあ、またデートしましょ。バイバイ。」
(△)「じゃあ、明日学校なんだから早く寝るのよ。」
(×)「…帰りましょ。あなたも早く帰りたいんでしょ?」
[同性]
(○)「ん、じゃあね。今日は楽しかった。」
(△)「じゃあね、また学校で。」
(×)「…何か、今日は最悪。」
(先制)「今日、家帰んなきゃいけないの?
…って、な、何でもない。」
(後発)「…ほら、腕組んでやるよ。手、出せよ。」
[友人以下の異性]
(先制)「あー…、待たせた。ゴメン。」
(後発)「じゃあ、行こうか。…あ、朝食食べた?」
[同性]
(先制)「ああ、待った?」
(後発)「寝坊したのか?」
(○)「…まだ、帰したくないな。」
(△)「じゃ、なんかあったら電話しな。」
(×)「…帰ろうぜ。疲れた。」
[友人以下の異性]
(○)「お前って、なかなか楽しい奴。じゃあな。」
(△)「じゃあな、風呂入って寝ろよ。」
(×)「…なーんか、つまんなかったよなぁ。…なあ?」
[同性]
(○)「じゃあな、また遊ぼーな。」
(△)「じゃあな。」
(×)「…楽しかった? そお、あんまり楽しくなかったから。」
(先制)「フフフ、今日は私がエスコートします。」
(後発)「フフフ、今日はあなたを羽交い締め、いや一人占めします。」
[友人以下の異性]
(先制)「フフフ、メイクに力が入って遅れました。」
(後発)「フフフ、お待たせ。行きましょう。」
[同性]
(先制)「フフフ、お待たせ。」
(後発)「フフフ、お待たせ。行きましょう。」
(○)「しばらく抱きしめてもいいですか?
こうしないと、私の心に穴が空きそうなんです。」
(△)「フフフ。また二人で会いましょう。」
(×)「私はもう、帰ります。
あなたも早く帰りなさい。」
[友人以下の異性]
(○)「フフフ、今夜はあなたを想って寝ます。」
(△)「フフフ。では、おやすみなさい。」
(×)「…見たいテレビがあるので帰ります。
ああ、あなたもお帰りになったらどうですか?」
[同性]
(○)「フフフ、楽しかったですね。」
(△)「フフフ。では、おやすみなさい。」
(×)「…もう、しばらく誘わなくていいです。」
(先制)「…お…、今日、何か可愛いかじゃにゃあや。」
(後発)「…んー。今日は、好きなだけ甘えてもよかばい。」
[友人以下の異性]
(先制)「おっす、待たしたね。後で何かおごるね。」
(後発)「…あ、ああ。こういうの馴れとらんけん。
…行こうか。」
[同性]
(先制)「よう、待ったね?」
(後発)「腹減ったばい。はよ、行こう。」
(○)「家まで送るよ。…いや、そのくらいさせてはいよ。」
(△)「明日も仕事ばい。ゆっくり休みなっせ。」
(×)「…キチー、そろそろ帰らんね。」
[友人以下の異性]
(○)「…今度のデートはいつにする…って、なんでもない。…そいじゃ。」
(△)「気をつけて帰らんといかんばい。」
(×)「…キチー。とにかく疲れた。」
[同性]
(○)「なかなか楽しかったね。じゃあ、おつかれ。」
(△)「ふんなら、またね。」
(×)「…キチー。帰るばい。」
ヨーコは、にっこり笑うと、腕をからめてきた。
「私は、大和撫子で、よかったでス。そう、思いまス。」
それなりに楽しく過ごしました。
「人、多いでス。嬉しいでス。」
「…。」
ヨーコは、微笑みながら静かに絵本を読んでいる。
ヨーコは、身をこてんとこちらの肩に預けてきた。
…。まあまあかな。
ヨーコは、教えてください、と言って、熱心に話を聞いている。
ヨーコは、こちらを見た。
「感謝でス。お礼するでス。」
不意に、ヨーコは頬にキスした。
微笑んで、次にはボールを投げている。
「わお、おヤ、どうしました? 顔、赤いでス。」
「…奇麗でス。」
「女子リーグは、私、私の日本ではじめて見るでス。」
(先制)「お待たセ、ダーリン。」
(後発)「ダーリン! 会いたかっタ、今日ハずっト一緒でス。」
[友人以下の異性]
(先制)「ソーリー、遅れましタ。」
(後発)「ハヤク行くデス。今日ハ楽しみまショ。」
[同性]
(先制)「待っデスカ?」
(後発)「サ、出発デス。」
「…ダーリン、また明日…。」
「そろそろ帰りまショ。マた明日…。」
[友人以下の異性]
(○)「楽しい休日ヲありがとうデス。」
(△)「疲れたでショ?
今日ハ、ハヤクお休みするデス。」
[同性]
(○)「楽しかったデス。バイバイでス。」
(△)「バーイ。」
(×)「…アナタ、テンション低い。
無理して遊ばなくテモいいデス。」
ブータは丸くなって寝ている。
それなりに楽しく過ごしました。
ブータは尻尾を立てて人込みの中を歩いている。
ブータは郷土史の本を読んでいる?
ブータは、おとなしく丸まっている。
…ま、いいか。
ブータは華麗にボールを転がしてはストライクを取った。さすが第1次ブームで鳴らした口だ。
ブータは準備体操をしているところで職員に連れて行かれた。
ブータは、なぜか懐かしそうに周りを見ている。
ブータはサポーター達にかわいい! と言われてもみくちゃにされている。
※行のみデートレベルにより変化
ブータは、膝の上で、おとなしく丸まっている。
※…。まあまあかな。(2)
※○○「…。」(3)
ブータは華麗にボールを転がしてはストライクを取った。さすが第1次ブームで鳴らした口だ。
デートも種族も全部忘れて、一匹のボウラーとして立ち向かっている。
ブータはシマシマの水着と水泳帽を自慢気に見せたところで職員に連れて行かれた。
ブータは、丸くなって寝た。
ブータは例によってサポーター達にかわいい! と言われてもみくちゃにされている。
(先制)「ニャーウー、ゴロゴロ…。」
(後発)「ゴロゴロゴロゴロ…。」
[友人以下の異性]
(先制)「ニャハン!」
(後発)「ニャーオー。」
[同性]
(先制)「ニャウン。」
(後発)「ニャッニャーン。」
(○)「ゴロゴロニャーオー。」
(△)「ニャン、ニャーン。」
(×)「ネフッ…。」
[友人以下の異性]
(○)「ニャウゥーン。」
(△)「ネーゥ。」
(×)「ブニャー。」
[同性]
(○)「ニャーゴ。」
(△)「ニャオ。」
(×)「ゲフー。」
「…公園です…か。…あ、いえ、なんでもないです。」
「…そんなに見つめないでください。」
芳野は、体をかばうように自分を抱いた。
(○)「…好き。…何処にも行かないでね。」
(△)「…楽し…かった。…あり…がと。」
(×)「…。」
[友人以下の異性]
(○)「…私…今日…楽しかった。」
(△)「…バイ…バイ。」
(×)「…私、…帰る。」
[同性]
(○)「…今日は…楽しかったわ。」
(△)「…またね。」
(×)「…もう、…帰っていい?」
「…歩くの、速すぎますか。…すみません。
…だいぶ、これでも落としていたんですが。」
遠坂は、細々とこちらに気を遣ってくれている。
「…僕はね、思いますよ。本当に好きなら、気遣うべきだって。
…僕の父はそういう人じゃなかったんで…特にそう思っています。
男らしくなくてもね。
…いや、男らしいなんて気にしている自体、僕は歪んでいるのかもしれないな。…気になったら、言ってください。直します。」
「遅いじゃないか。…まったく、昔の事を、思い出しそうになるところだった。」
瀬戸口は、しばらく考えた後。後ろから背中を抱きしめると静かに言った。
「離れるな。今度同じ想いを耐えられるほど、俺は強くない。いいか。」
瀬戸口は、力を入れた。訳が分からないが、瀬戸口の声は本気だ。
「いいな。」
うなずくと、瀬戸口は微笑んで軽く頬にキスした。
「それならいい。」
(○)「楽しそうでよかった。じゃあ、家に着いたら電話して。」
(△)「じゃあ、またね。」
(×)「…じゃ、帰るよ。」
[友人以下の異性]
(○)「…いや、意外と可愛いとこあるなって。え、あ、おやすみ。」
(△)「じゃあ、気をつけて帰って。」
(×)「…帰ろう。」
[同性]
(○)「今日は楽しかったよ。」
(△)「じゃあな。」
(×)「…疲れた。…帰ろう。」
速水は、さっきから、本をみているのか、こっちを見ているのかと言った雰囲気だ。
中々、話すきっかけを見つけきれないらしい。
ついに観念したのか、速水は、頬を赤らめて告白した。
「本を読むのは、本当は嫌いじゃないんだ。
今まで知らないことが、色々分かるから。
いつか、僕も本に書いてあるような人生を送りたいな。…子供みたいな夢だけど。…誰かに好かれたい。」
「み、見ないでよ。恥ずかしいじゃないか。」
速水は、真っ赤になった後、プールの中に飛び込んだ。
「…なんだ、本家のプロリーグは中止になったのにこっちはやってたのか。」
速水は、にっこり笑って大きく身を乗り出した。
不意打ちだっ!
唇があたった瞬間、そう思った。
次の瞬間には手を引かれて胸の中に抱かれている。
速水はそれからずっと、髪をなでていた。
楽器を弾かれているようで、気持ちがいい…。
○○「…。」
速水はこちらを見ると、ウインクした。
…ま、いいか。
「140いってみよー!」
「どのプールに入る? 4つもあるぞ。」
「まだ、サポーターなんて生き残ってたのか。」
森「うちがこういうの嫌いなの、知っているくせに。」
森は、そう言いながら、プールサイドで体育座りしている。顔をひざに埋めた。
今日も被害妄想モードのようだ。
プールの中から森を見上げて、頭をかく○○。
視線を目に合わせようとしたら、横を向いた。
反対側に回ると、また横を向く。
頬が紅かった。
○○「…?」
顔を見ずに、もっと下の方を見た。
おお。
森「…?」
森は事態に気付いて、肩を震わせた。脚でふみつけて見えないように沈められた。
「えへへ、ずっと掴まってていい? えっとね、泳げないの。」
「…つくづく思うけど、僕たち似合ってるよね。
そう、絶対あってる! はっきり言ってもう運命! ね? へへん。
僕を大事にしなきゃ駄目だからね。
なんと言っても運命なんだもん。誰にも逆らえないよ。逆らったら、許さないんだから。」
えらいことになったと、そう思った。これは、本気の目だ。
「じゃ、これ、忘れないように。」
新井木は、○○の指をかんだ。
「よし、やったぁ!」
新井木は、ストライクを取るたびに、抱きついてきた。
一回一回、ぎゅう、と力を入れてくる。
新井木「ねえ、僕の水着って、すごい大胆だ。…よね。」
○○「…。」
新井木は、頬を膨らませた後、鼻で笑って横目で見た。
新井木「まあいいか。最近、どんどんおっきくなってるし。」
○○「なにが。」
右パンチ。
新井木「つくづく一言多い。」
○○「だからなにが。」
新井木「ほら、ほら! わかったか。わかったか!」
新井木はウメボシをかけながら、胸を押し当ててきた。
芝村は寝ている。寝顔は、とてもかわいらしい。気付いたら、なぜか○○の袖をしっかり握っていた。
…。まあまあかな。
「…。」
来須は、また遠くを見ると少しだけ首を動かして、独り言をつぶやいた。
しばらくした後、こちらを見る。
その背の向こうで、遠くに栗色の髪が揺れた。
「すぐ、戻る。」
来須は、こちらの表情を伺って少しだけ口の端を動かした。
「勝利のおまじないだ。」
頬にキスする。
来須は、その後、来須の頭をさわると、すべてを忘れたかのようにいつもの冷たい表情を浮かべて、走り始めた。
なぜだかすごく不安になった。
もう戻ってこないのではないかと。
ヨーコは、手を握ってきた。
…ま、いいか。
「…感謝でス。ここには、古い神様、一杯いるでス。」
「イタリヤにも、あったでス。でも、私の日本、まだまだレベル低いでス。悲しいでス。」
「感謝でス。今日は、一日良い日のような気がしまス。」
遠坂「…この世には、永遠なんてない。人でも、星でも。…永遠が手に入らないなら、そんなものは要らないと思っていた。
普通になんか、なりたくない。運命を受け入れたくないと。」
遠坂は、それだけ言って、殺気をこちらにむけた。
微笑む。殺気を消した。
遠坂「なかなか、斬新な体験ですよ。だんだん、普通になっていくのが。」
遠坂は、手を伸ばして○○の腕をつかんだ。
遠坂「そういうのも、いいかも知れませんがね。料理と洗濯は得意ですが、嫉妬深いので今のうちに言っておきます。」
○○「????」
遠坂は、とりあえず誰でも理解できるように、抱きしめてみた。
(○)「ねぇ、しゃがんでくれる?
バイバイのチューするの。」
(△)「ちゃんと早く、おねんねするのよ。
じゃあね!」
(×)「…帰る。またね。」
[友人以下の異性]
(○)「あのね、今日は楽しかったのよ。」
(△)「じゃあ、学校でね。」
(×)「…ののみ、もう帰る。」
[同性]
(○)「えへへ、楽しかったね。じゃあ、またね。」
(△)「バイバイ。」
(×)「…あんまり面白くなかったね。」
「えっとね。ののみはおべんと持ってきたんだよ。たべよ。」
ののみは、くいいるように見ている。
「ふぇぇぇ。みんな力もちだねぇ。」
「…うわぁ、これ、大きいね!ねえ、抱っこして。」
狩谷「この程度では、負けない。」
○○「え?」
狩谷「脚が、どうした。まだ全部が駄目なわけじゃない。」
○○「…。」
狩谷「脚が悪くても星を見る事は出来るな。
プログラムすることも。最近、君に教わったよ。
そんな顔をしないでくれ。感謝しているんだ。
違うな。うらんでる。
…後ろ向きな生活より、ずいぶん苦労しそうだ。」
…。」
狩谷は、○○の手を取った。
狩谷「努力するよ。僕は君を手に入れる。…というのは駄目かい?
チャンスぐらいは欲しいと思っているんだが。
…泣かなくてもいいじゃないか。
…周りの人が見ている。」
狩谷は○○をしばらく見つめて、口を開いた。
狩谷「泣くのはやめよう。もう少し別の未来があるはずだろ?
たとえば、君と僕がキスをするとか…
あー、キスをするとかだ。」
「…見上げる事だけは、みんなと一緒に出来るな。」
狩谷はそれだけ言うと、星を見上げた。
田代「…あのな、おい。」
○○「?」
田代「だから、その…」
田代は、胸を押さえたまま、水の中に、そのままもぐった。
恥ずかしかったらしい。
頭を半分だけをだして、こっちを見ている。
※原文のまま。天然誤字です。
(先制)「…行きたいところは、お前に任せる。」
(後発)「…行くぞ。」
[同性]
(先制)「…。」
(後発)「…行くぞ。」
「…いい心がけだ。」
舞は、静かに本を読んでいる。
「わ、私は、いい。今日はその、泳ぎたくないんだ。」
「…私の点数がそんなにおかしいか! 言っておくが、こんなもの上手いからといって実生活ではなんの役にも立たないのだからな!」
「…馬鹿な奴だ。私が球蹴りで喜ぶと思ったのか?
…なんだその顔は!」
芝村は寝ている。
寝顔は、とてもかわいらしい。
「…それは細川家の紋章だ。九曜という。日、月、火、水、木、金、土、の当時知られていた太陽系すべての星に加えて、ラゴと計都という二つの魔術的な架空星をくわえている。」
(○)「…今日は正直、側にいて欲しかった。感謝している。」
(△)「…私は帰る。お前もゆっくり休むがいい。」
(×)「…私は疲れた。もう帰るぞ。」
[友人以下の異性]
(○)「…なんなら、また付き合ってもいいのだぞ。」
(△)「…早く帰って、今日の疲れを癒すがいい。」
(×)「…私は不機嫌だ。帰る。」
[同性]
(○)「…私は帰る。
また何かあったら、呼ぶがいい。」
(△)「…私は帰る。」
(×)「…くだらん事に時間を潰した。」
ヨーコは、にっこり笑って、近づいてきた。
「これは、勝利のおまじないでス。」
頬にキスする。
「それから、これは、恋のおまじないでス。」
もっと別のところにキスされた。
ヨーコは、頬のあたりを少しだけ紅くすると、一歩下がって後ろを向いた。
「…なんだよ、せっかくのデートなのに。まったく僕の…あああ、なんでもない!」
※他の乱暴口調チームと一人称(僕)が違うだけです。
「…日焼けでもしてみる?」
「私、あまりうまくないでス。教えてくださいでス。」
「きちー、早く帰ってねるばい。」
…ま、いいか。
「そうそう、料理のレパートリーば増やさんといかん。手伝ってくれ。」
「おい、点数の付け方なんか…俺には、分からんばい!」
「…ここにきたけんが、ついでに美術館にも行くばい。隣りだし。」
「まかせろ、だいぶ点数の付け方が分かってきたばい。」