001【映/第1種接近遭遇】 []内はPC男性時限定

「…あなた、プレハブの人?」

[選択1-1]
 (はい)
「きゃほ、やっぱり。
 [といっても、女子校に居る男の子なんて、君たちしかいないから、外れようもないか。
 服も変だし。]
」(以下に続く)

[選択1-2]
 (いいえ、違いますが。)
「あはは、嘘。
 そんな服着て歩いてる子なんてここらへんじゃいないもの。
 [それに、ここは女子校よ?]」(以下に続く)


 女子校の生徒は、にっこり笑うと、何かを思い出したように手に持っていた可愛い袋を差し出した。
「そうだ。…これあげる。」
 手作りクッキーをもらった!
「さっき調理実習で作ったの。
 校庭で料理作ってたでしょ。
 みんな貧しいの?」

[選択2]
 (はい。) / (いや、そんなことないですけど。)
「そうかあ。…まあいいじゃない。
 何かいいことあるよ。
 私みたいな綺麗なお姉さんと会うかもしれないし。」
「映(あきら)、いくよ」
「うん。…じゃあね、ばいばい。」
 …行ってしまった。
 映の特製クッキーをゲットした。


002【映/第2種接近遭遇】

「あれあれ、いつか会ったね。元気にしてた?」

[選択1-1]
 (はい、あきらさん。)
「あたり。どうやって調べたの?
 コンピュータに侵入でもした?」
 ○○は、首を振った。
 ただ覚えていただけだと伝える。
「へえ。すごいんだ。その記憶力、YESだね。」(以下に続く)

[選択1-2]
 (はい。ジャッキーさん。)
「だれ? その人。私は映。あきらって言うの。」(以下に続く)


「男の子みたいな名前でしょ? 私の親、私が来るまで男の子だってずっと思ってたのよ。」
 映は、しばらく表情をうかがうように見た後、にっこり笑った。
「合格。笑わないなんてYES。友達になろ?」
 映はにっこり笑うと、窓枠に背を預けながら微笑んだ。
「私、今、整備してるんだけど、そっちの戦車って人型だよね。
 どう? やっぱり手間かかる?」

[選択2]
 (やっぱり可動部分が多いから。) / (うん、生体部品がね。) / (ごめん、良く分からない。)
「…ふうん。…ま、いっか。…でもやっぱり整備より戦車兵をしたいよね。」
 映は、微笑んだ後、窓の外を見た。
「だれかに守られるのって好きじゃないし。
 …あははは。なんてね。
 …何を会ったばかりの君に言ってるんだろ。
 そうだ、ひょっとして君、魔法使いでしょ。
 私に魔法かけた?」
 へんな人だな。
 左手の多目的結晶を見ながら、映は時間を調べているようだった。顔をあげる。
「…いけない、そろそろ時間だね。
 そっちもでしょ。
 じゃあね、また会えるといいね。
 魔法使いさん。」
 …行ってしまった。


003【映/第3種接近遭遇】

映「…あ、また会ったね、魔法使いさん。どう?
 これから暇?」

[選択1-1]
 (あいにく。)
映「…そう。
 …ま、いいか。…今度あったら、デートしてね。…話したいこと、あるんだ。」[イベント終了]

[選択1-2]
 (ええ、大丈夫ですけど)
映「うん。その態度、YESだね。
 見て。」
○○「…戦車章。」
映「そう。」
 映は、胸につけた徴章を、誇らしげに見せた。
映「これでもう、ね、自分が守られているとか、自分の代わりにだれかが死んでいくってことから逃げられるのよ。
 食事の時ごとに、押しつぶされることもないの。
 …この勲章って、ちっぽけなやつだけど、そう考えると、価値、あるよね。」

[選択2]
 (胸を見たままうなずく。) / (顔を見て微笑む。)
○○「う、うん。」
映「…あ、その態度、YESじゃないっ。」
 映はそう言った後、少しだけ頬を赤らめた。
映「嘘、ちょっとYES。
 君って本当に魔法使いだね。
 …今度はゆっくり見せてあげる。
 …もう行かなきゃ。訓練するの。…じゃあ。」
 映は一度振り返ると、そのまま走っていった。


004【映/戦車ごとミノタウロスに】

女子校の生徒B「映? ああ、あの娘ね。…死んじゃったよ。
 ミノタウロスに戦車ごと潰されてね。
 …死体収容するのに苦労したわ。
 …元々、整備員がパイロットの真似なんかするから…。」
○○「…。」
女子校の生徒B「そうだ、あなた○○って言うの?」

[選択1-1]
 (はい。)
女子校の生徒B「…そう。映がよく話してた。…あいつの分まで、出世してね。…ううん。
 出世はいいから、生きたほうが、喜ぶよ。
 それだけ。じゃあね。」

[選択1-2]
 (いいえ。)
女子校の生徒B「…そう。…悪いけど、その○○に会ったら、伝えといてくれる? 映、ずっとそいつのこと話してたって。…じゃあね。よろしく。」


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