犬っこまつり 


 「犬っこ」とは「犬」に湯沢地方の方言である「〜っこ」をつけたものです。2月の第3土曜・日曜日に、雪を固めて犬を形作って飾るお祭りです。その起源を以下に紹介します。(これは湯沢市のホームページからの引用です。)

 犬っこまつりは、元和の昔より約380年もの長い間続いたと言われる湯沢地方の民俗行事です。  その昔、白昼堂々人家をおそう“白討”という大盗賊がいましたが、湯沢の殿様がこれら一味を退治し再びこのような悪党が現れないようにと、米の粉で小さな犬っこや鶴亀を作らせ、旧小正月の晩に、これを家の入口や窓々にお供えして祈念させたのが、この犬っこまつりの始まりとされています。  また、夜になると、子どもたちが門口に雪でお堂っこを作り、その中に犬っこを餅や甘酒などとともにお供えして、夜が更けるまで遊びあかす風習がありました。  この日、夕暮れになると、町内の広場や市役所前の中央公園につくられた雪のお堂っこにローソクが灯り、メルヘンの世界へと誘います。

 私が犬っこまつりに行ったのは91年の2月で、この写真はその時のパンフレットの写真である。

 犬だけでなく、様々なものが雪で作られて飾られていた。寒いけれどもとてもあたたみのあるお祭りである。

 雪で作られたお堂の中で甘酒を一杯。お隣の横手市のかまくらも、行ったことはないがこんな感じでは。

 このときは、結婚する前であったが、私の家内と一緒に湯沢を訪れた。(二人とも若い!)


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