平和祈念公園 


 次に訪れたのは、沖縄戦最後の激戦地であった摩文仁につくられた平和祈念公園。

 さまざまな平和を願うためのモニュメントが並ぶ。

 ここは、沖縄戦などで亡くなった国内外の20万人余の全ての人々に追悼の意を表し、御霊を慰めるために作られた「平和の礎(いしじ)」。

 戦没者の名前が、沖縄県出身者は市町村別にあいうえお順で、県外出身者は都道府県別にあいうえお順で刻まれている。

 米国の軍隊の戦没者もアルファベット順でその名前が刻まれ、敵味方関係なく、戦争で亡くなった人を慰霊し、世界の恒久平和を願っている。

 平和の広場。円錐形のものは平和の火で、沖縄戦最初の上陸地である座間味村阿嘉島で採取した火と、被爆地広島市の平和の灯と長崎市の誓いの火を合火した火を、1995年の慰霊の日にここに移した。

 平和の広場は、断崖絶壁から海岸線や波打ち際が一望できる。

 沖縄戦の最後、北からは上陸した米軍に追われ、海上からは艦砲射撃を受け、挟み撃ちにされて海岸線をひたすらさまようしかなかった。

 きれいな赤い花が咲いていた。ハイビスカスかな?

 最後は平和祈念堂。祈念堂の入り口の横には開堂時に全国公募した平和論の入選作3点を刻んだモニュメントがある。

 祈念堂の中にある高さ12mの記念像。

 また、沖縄戦の時の生々しい映像を流していて、修学旅行生がそれを見ていた。

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