首里城 


 次は首里城。首里城の入り口では琉球の民族衣装を着た人たちがいた。何かとよく見てみると、民族衣装を着て写真をとる商売ための呼び込みであった。

 これが有名な「守礼門(しゅれいもん)」。二千円札に画かれている門である。「守礼之邦」と書かれているが、これは琉球は礼節を重んじる国であるという意味。

 世界遺産に指定されている、「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」。国王が出御の時、道中の安泰をこの石門前で祈願した。

 首里城の城郭内に入る第一の正門である「歓会門(かんかいもん)」。中国皇帝の使者である冊封使などを歓迎するという意味でその名がつけられた。

 立派なめでたい泉の意味の「瑞泉門(ずいせんもん)」。門の手前にある湧水「龍樋」にちなんで名付けられた。

 これがその「龍樋(りゅうひ)」。龍の口から湧水が出ていることから名付けられた。王宮の飲料水として利用された。

 「漏刻門(ろうこくもん)」。漏刻とは中国語で水時計という意味。ここに水時計が置かれていた。

 正殿のある御庭(うなー)のある場所への入り口である「奉神門(ほうしんもん)」。花で「首里」と書かれていた。

 これが首里城の正殿。1712年頃に再建されものが1945年に消失。現在の正殿は1992年に再建されたもの。

 正殿の中の国王が座る玉座である「御差床(うさすか)」。朱塗りのきらびやかな造りである。

 南殿には琉球王朝時代に製作された工芸品が展示され(写真撮影禁止)、北殿は展示・売店・休憩コーナーとなっている。

 通用門として使用されていた「右掖門(うえきもん)」。

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