玉陵 


 二日目はまず、琉球王朝歴代国王の墓である玉陵(たまうどぅん)に行った。

 玉陵は1501年、尚真王(第二尚氏第三代国王)が父である尚円王(初代国王)の遺骨を改葬するために築かれた。

 第二尚氏の琉球王朝は初代の円王が1470年に王位についてから、1879年に沖縄県として日本に組み入れられるまで、19代にわたり約400年間続いた。

 この玉陵は沖縄戦で大きな被害を受けたが、3年余りの歳月をかけて修復工事を行い、往時の姿を取り戻して今日に至っている。

 墓の内部までは入ることはできない。墓室は3つに分かれていて、それぞれ役割があるとのこと。

 玉陵は国の重要文化財に指定されているとともに、2000年には世界遺産に指定されている。

 これは入り口の門。首里城から歩いてすぐのところにある。

 400年間続いた王朝の墓の割には、中国の陵墓や日本の古墳などに比べてこじんまりしている気がした。

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