岸和田 


 だんじり祭りで有名な岸和田は室町時代からの城下町。1334年に楠木正成が「岸」と呼ばれていたこの地方に「和田」氏に命じて築城したのが始まりとのこと。

 江戸時代は岡部氏が13代にわたって支配したが、1827年に落雷によって五層の天守閣が消失。現在の天守閣は1954年に再建したもの。

 天守閣から眺める岸和田の街並み。建物の中は武具・民具・古文書・美術品などの展示をする郷土資料館になっている。

 これは天守閣の前の庭。「八陣の庭」と呼ばれ、諸葛孔明の八陣法をテーマに、中央を大将として天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の各陣を配したもの。

 岸和田といえばだんじり祭り。岸和田の町を勇壮なだんじりが猛スピードで走り回る姿は圧巻である。

 岸和田には約80のだんじりがあるとのこと。だんじり会館には昔のだんじりを含めていくつかが展示されていた。

 だんじり祭りのハイライトは猛スピードで走っているだんじりの上で、うちわを持って右に左に飛び回ることろ。ここではそれが体験できるようになっている。

 27面ののマルチスクリーンでのだんじり祭りの上映や、紀州街道の町並みを再現してものも展示されている。

 旧紀州街道には今も昔ながらの町並みが残ってる。

 だんじり祭りの時には、この狭い道をだんじりが通っていく。

→戻る


→その他いろいろ   →最近のトピックス   →内容(目次)