2005年に開催される愛知万博のマスコットといえば、「モリゾーじいさん」と「キッコロ」であることは、すでに、ご存知の方も多いでしょう。 NHK教育テレビで放映されていたアニメーション番組で、お馴染みのキャラクターです。 この「モリゾーじいさん」と「キッコロ」が登場している「もりのこえ」という絵本が人気です。
森で迷子になったキッコロが、「もりのこえ」に導かれ、森の中を進んでいくというストーリーで、愛知万博のテーマである「自然の叡智」に沿った内容となっています。 ただ、「自然の声は、理性を持ち、心で聞きなさい」というような主題が根底にあって、子供にはちょっと難解な絵本かもしれません。(04/11/09)
モリゾーじいさんが、キッコロに、森に行けば「もりのこえ」を聞くことができると教えます。 キッコロは森に行きますが、なかなか「もりのこえ」を聞くことができません。 そして、奥へ奥へと進むうち、とうとう迷子になってしまいます。
モリゾーとキッコロはアニメそのものですが、背景の森は、とても綺麗に描かれていて、清清しさが伝わってきます。 木霊のように聞こえる「もりのこえ」も神秘的で、短いながら、独特の雰囲気を醸し出している絵本です。
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