■特別企画 NSXの製作

ひょんなことからロッソ社製の1/12スケール NSXを入手しました。
せっかくの珍しいキットなので、少しご紹介したいと思います。

Rosso R GE’ARシリーズ
HONDA NSX

ドアやエンジンフード、ボンネット、リトラクタブルヘッドライトが開閉可能となっている他、ステアリングがタイヤと連動するなどのギミックがあります。また、アルミホイールの取り付けは本当にナットによるものになっているなど結構凝ってます。


組立説明書
組み立て図1番。エンジンブロックです。基本的にTAMIYAのエナメルとラッカーしか持ってないので、その辺でなんとかしていきたいと思ってます。部品が大きいので、塗料の使用量が凄いぞこれは・・塗り分けは楽チンです。
(^^v


とりあえず、エンジンが組みあがりました。
パーツ同士のはめあいが非常に悪く、ほとんどのピンは太すぎてはまりませんでした。塗料で太ってしまったってのもあるかもしれませんが、そんなにギチギチにする必要はないと思うのですが、どうなのでしょうか。もしかして接着不要ということなのか・・・

エンジンにフレームとドライブシャフト、サスペンションを組み付けた状態。ハブのボルトは裏面から本物のネジを組み込みます。ブレーキディスクは2枚張り合わせでベンチレーテッドディスクを再現。もちろん回転します。
エンジンをシャシーに組み込みました。燃料タンクとマフラーも同時に取り付けを行います。この辺の部品は全てビス止めとなっており、強度はバッチシ・・・と思いきや、ビス止めされるほうがヨワヨワなので、バカになりやすいです。エンジンやサスペンションの構造、排気管の取り回しなどがよく解って、非常に面白いです。
フロントのサスペンション周り、ラジエターユニットをシャシーに組み付けました。リア同様、ディスクブレーキの回転とステアリングのギミックの部分です。
ラジエターの配管などもリアルに再現されています。足回りで残念なのは、サスペンション。本物のスプリングを入れて伸縮して欲しかったなぁ・・・
塗装はずいぶんといい加減になってきております。
シャシーが完成しました。
フロントに収まるスペアタイヤやバッテリーなどが再現されております。ステアリングのギミックも思いのほかスムーズに動作します。ただ、ハンドルの角度とタイヤの切れ角の関係がむちゃくちゃですが・・・
現在、デカールがヤバイことになってきました。全部、湿気ちゃって、うまく貼れません。台紙から剥がした瞬間丸まったりします。orz

インテリアは実にあっさりしております。このスケールにしては部品が少ない。まるで1/24と変わりません。塗装もセミグロスブラックを「どりゃ〜〜」とぶっかけました。
全部真っ黒で、寂しいのでオーディオのディスプレイ部分だけアルミテープで飾り付けました。
シートベルトのキャッチくらいは再現したいと思うのですが、過去の教訓から「いらんことはするな」としみじみ思うのでこのまま素組で完了です。
さくっと、飛んで完成間近となりました。
リトラクタブルヘッドライトは可動式です。
ボンネットも開閉可能で、ロッドで開けた状態でもディスプレイできます。
クリアレンズ内に埋め込まれたウインカーランプが透けて見えるとこが、イイ。


もちろんドアも開閉可能。
しかし、全体的にたてつけが悪く、開閉して遊んでると、どんどん塗装が痛みます。(笑)


エンジンフードも開閉可能。
ロッドを立てることにより、あけた状態を保てます。


リアコンビネーションランプはすごい出来です。(もちろんキットが)クリアパーツで構成されていて、とてもきれいに仕上がります。

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