ニッサンスカイラインクーペV35 350GT ニスモS−Tune
キット概要
メーカー:
フジミ模型
スケール:1/24
NISSAN SKYLINE COUPE
350GT nismo s−tune
V35

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■日産スカイラインクーペ350GT V35 ニスモS−tune

V35型のスカイラインです。
先代のR34からのあまりの大きなギャップに驚きました。
しかも当初は4ドアセダンしか設定されませんでした。
スカイラインのアイデンティティとも言える丸型のテールランプも廃止されました。
また、ヘッドライトも歴代は横2灯配置だったのに対し、縦配置となり、顔つきも一変しました。
エンジンはスカイライン初のV6となり、かなりオトナしいクルマとなりました。
4ドアセダンの販売実績や評判が評価されたかどうかは不明ですが、1年半後にクーペモデルがデビュー。
クーペモデルでは丸型のテールランプが復活しました。
また、モータースポーツ色の薄れた35型もニスモバージョンの登場でスポーティになりました。

キットはフジミ製1/24です。
シャシーは汎用ではないものの、部品点数がかなり少なく再現度も低め。
作る楽しみも半減といったところでしょうか。
その分、塗り分けが大変になるはずなのですが、組み立て説明書には殆どその指示もありません。
まぁ、見えない(見ない)部分なので、どーでもいいといえばそれまでですが。

インテリアを見てみますと、これまた必要最小限以下の部品で構成されています。
それでいて、塗装の指示もほとんどなし。実車の写真などを参考に塗り分けるなどの手間を強いられます。
内装での不満と対策
1.アクセル、ブレーキ、クラッチのペダル類が省略されている。
⇒これは見えないから、なくてもいいか・・・と妥協。
2.サイドブレーキのレバーが省略されている。
⇒う〜ん、これは厳しいよな。ジャンクを取り付けて・・
3.ドア周りの小物、モールドがかなり省略されている。
⇒もう、なくてもよしという気になってきた。
※殆ど妥協してるやんっ!
パワーシートの操作ボタンなど、適当にそれっぽく塗装を入れてみた。
また、室内に設置されているハイマウントストプランプもアルミテープをクリヤーレッドで塗装して貼ってみた。

外観
外観については、よく出来ていると思う。
カーモデルは外観に尽きるのでこれが良しなら全てチャラくらいの要素なのだが何点かきになる部分もある。
1.ヘッドライト周りの顔つきがなんだか違う。
⇒ボディのライト下部分を削り取り、形を整える。
2.クーペの特徴でもあるヘッドライト端の縦型スモールランプが省略されている。
⇒ヘッドライトガーニッシュの取り付け位置をずらし、ガーニッシュのエッジを削り、ランプをアルミテープで再現。
3.サイドの窓枠のモールドが意味不明で窓枠塗装ができない。
⇒どーすることもできず妥協
4.フロント下部のインテークダクトがあからさまに閉口メッシュモールド。
⇒刳り貫いてメッシュを貼ればいい感じになりそう(中にはラジエターのモールドもある)
だけど、技量と難度と効果を天秤にかけ、そのままで妥協することに決定。
※こちらも寛大なワタシはほぼ妥協!

ボディの分割を表現しているスリットも堀が深く、墨入れも容易だったのはうれしい。
あ、でも誰が素組で作っても完成度はそれなりっていうよりも
自己満足の域であっても、手間をかけた分良くなるって思えるのは一つの喜びですね。
フジミさんの長所?(ぉぃっ)

リアコンビネーションランプはオレンジが少し目立つように工夫してみたのですがいかがでしょうか。
派手なストライプのデカールはどうしても納得がいかず、貼ってません。(笑)検討中。

やっぱりストライプ貼りました。