7月31日
 出版企画を進めてくれている編集者が「大船に乗った気分で待っていて下さい」といっていたのに、最近になって「あれは大船(おおふな)でした、なんていえませんよねぇ」というメールが来た。「座布団1枚!」と返事をしたら、「座布団を投げつけられないよう、がんばります」と。(^^;
 今日は、例の翻訳書の初校を戻す日である。やっと産みの苦しみが終わってすんなりいくかと思ったら、またまた逆転劇があって、今日の編集者との会議は長くなりそうである。
先日新聞に「日本でも若い人にうつが増えている」という記事が一面に大きく出ていたけど、この翻訳書は「キレない、めげない、うつに陥らない子どもにする方法」を心理学者が書いたものだ。
認知心理学の手法だが、子ども向けのページのまえに、それぞれ大人向けの解説と練習が載っていて、子どもを持つ親だけではなくて、ストレスの強い社会で「自分なんてどうせ」と思っちゃいがちな大人にも役立つ本だ。
と信じているからこそ、読みやすくてわかりやすい本にしたいと、がんばっているのである。9月刊行予定。
今日の会議が終わればきっと……。卵を産むまえのニワトリって、きっとこんな気分なんだろうなぁ。(^^;
 
7月30日
 月末はいつもJFSニュースレターの執筆と英訳で死んでいたが、先月から執筆も英訳も少しずつ分担してもらえる体制になり、だいぶラクになった。うれしいことであるよ。
 今月分は、高知新聞の連載執筆と長野市用の講演準備の合間に、原稿を書き、英訳だけは間に合わなくて、結局、長野へ持っていって、4コマ話す当日の朝2時からホテルでやったのであった。
 というわけで、すでに自分の分担はネイティブチェックに送ったので、月末の2日間、儲けモノをした気分である。(^^;
 先日、高知の方が「ごっくん」を送って下さった。知る人ぞ知る、とても爽やかでおいしい、馬路村のゆず飲料である。
 「ごっくんの正しい飲み方は、まず、足を肩幅に開いて、左手を腰に当て、右手でビンをつかんで、ぐいっと飲む」とハムスターのプチがもっともな顔をして講釈を垂れる。
 確かに、言われたとおりにして飲むと(ちょっと偉そうな格好だ)ごっくん!という感じである。(^^;
 高知を感じつつ、ごっくん!と一気に飲んでしまうので、あっという間になくなりそうである。(とてもおいしいのだ)
 「そうだ、そういえば県の人に教えてもらったっけ」と思い出して、先週末、たまプラーザにある高知県のお店をのぞいてみた。高知県ってすごくて、吉祥寺、自由が丘、たまプラーザ、築地に独立採算制のアンテナショップを置いているのである。
http://www.pref.kochi.jp/~shoukou/antena/index.htm
 たまプラーザのお寿司屋さんに行く途中にお店をのぞいたら、「うつぼのおもうつぼ」もあったので、大喜びで買ってしまった。ビールにぴったり!なのだ。それから柚子ゼリー。
もちろんカツオのたたきもあれば、高知直送の新鮮な野菜や果物も並んでいる。四万十川のウナギを使ったというちまきもおいしそう〜。小さなお店だけど、welcome!という温かい雰囲気でとっても良い感じ。
買い物合計が1000円をちょっと超えたら、「今日はサービスです」って、いろいろな種類の小さなお菓子が入ったカゴから1つプレゼントしてくれるという。どれをもらおうかな〜、とちょっと悩む。こういうのって、けっこう童心に返ったようでうれしい。といったら、プチは「返らないこと、あるの?」とつっこむ。あは。(^^;
 お寿司屋さんへいくまえだったので涙をのんだのだけど、アイスクリームがまたスゴかった。柚子、ショウガ、ミョウガなどのアイスも食べてみたいけど、お米のアイスクリームや焼きナスアイスクリームというのもある。どんな味なんだろう???
「おもしろい〜」と見ていたら、お店の感じのよいお兄さんが「2種類入れてあげますよ」といってくれた(よっぽど真剣な目で見ていたのかもしれない。^^;)。たまプラーザに住んでいたら毎日買い食いしそうである。(^^;
 
7月29日
 いま、21:25である。超深夜だ。(^^;
 長野市での講演から帰ってきたところ。長野市の小中学校の先生方の夏期大学である。
 これがスゴイのだ。朝9:30から午後15:00まで、4コマ、合計4時間である。長野は教育熱心だと聞いていたけど、本当だなぁ〜、と思う。4時間立ちっぱなしで喋り続けるほうはともかく(喋るのが好きでよかったことであるよ)、座りっぱなしで聞き続けるほうも大変な1日である。それでも午後になっても寝ている人もほとんどいなかったようで、よかった。
 実は昨年も同じ夏期大学で4時間喋ってきた。すべての持ちネタを4時間に詰め込んで話したので、終わったときには、全部使い切った歯磨きチューブ状態であった。(もうしぼっても何も出てこない。^^;)
 なので、「大変好評だったので今年もぜひ」と声がかかったときに、うわぁ、と思ったのだった。去年も聞いてくれた人々もたくさんいらっしゃるという。同じネタは使えない。
ということで、またまた「この1年間の総決算、棚卸し大セール」をしてきたのであった。
 「早口スピードを半分にすれば、半分のネタで足りたんじゃないの?」とハムスターのプチがいう。う〜む。そうかもしれない(全然思いつかなかったが)。
 というわけで、ふたたび、全部使い切った歯磨きチューブ気分の今宵である。(^^;
 
7月26日
 昨日の夕方駅へ向かう途中、帰宅途中の友だちに出会った。
 「どこへ行くの? うれしそうな顔して。そのかっこじゃ、仕事じゃないよね」
「うふふ、江ノ島の花火よ!」といったら、「はー、そうだった。好きだったねぇ」と。
何年か前、彼女たちと食事に行った帰りに、花火の音が聞こえてきたとたん、私は「じゃね」とそこで電車を降りてしまったことがある。「話の途中だったのに〜」とあとでいわれたけど。(^^;
しかし、やはり江ノ島は雨であった。それも土砂降り。(_  _;
 昨日の江ノ島は、5,000発だそう。花火の一発一発は、音符のようなもので、大きな音や小さい音、音色のいろいろな音があり、それをどう組み合わせて上げるかで、奏でられる曲がまったく違うものになる。
 その点、江ノ島はひたすら上げている、という感じで、イマイチなんだな〜、と昨年も思ったことを、海沿いの海岸に傘をさして座り込みながら思い出した。
 そういう点で、この近郊でイチオシの花火大会は、多摩川(登戸)で上げられる狛江市の花火である。これは規模が大きくないので、花火大会特集などには載っていないけど、これがいいんだな〜。
花火での盛り上げ方、クライマックスへの持って行き方をよくわかって構成している。知られていないだけあって、混み方もそんなにひどくない(年々人気が出てきて混んできているけど)。
 花火愛好家のために書いておくと(そんなのアンタだけだって?)、今年は7月30日、19時か19時半スタート。小田急線の登戸か和泉多摩川から歩いて10分ぐらいの河川敷である。仕掛け花火は狛江側を向いておこなうので(スポンサーがそちらにいらっしゃるからだ)、登戸側からはあまりよく見えない。(でもいいんだ〜)
 30日はJFSのウェブチームのミーティングがあるから、終わったらみんなで行かないかな? どのへんでビールを買い込んだらいいかもよく知っているから。(^^;
 そういえば、長岡の花火大会は8月2〜3日だそう。これまで行ったことないのだけど、今年は行ってみようかなあ〜。(あら、ハムスターのプチが呆れている。^^;)
 
7月25日
 おとといは、環境教育シンポジウムのパネルのコーディネータだった。終了後、ロビーに座り込んでアンケートを見せてもらう。
講演でもパネルでも、参加者のプロフィールをできるだけ詳しく聞いて(この場合は参加者リストを見せてもらって)、できるだけ関心や興味に沿うように、自分なりのシナリオをある程度用意していく。少なくとも「来てくれた人に何を持って帰ってもらうか」は明らかにして、パネリストにも伝える。
その「自分なりの」が果たしてどうだったのか、これは参加者のアンケートやフィードバックからしかわからないのだ。もちろん、参加者にもいろいろな関心・参加動機の人がいるから、コメントやフィードバックもいろいろなのだけど、それでも「総合点」として、自分が役割を果たせたのか、だいたいの感じはつかめる。話しっぱなしにしないための、私なりのPDCAである。
シンポジウムに知人も来てくれていて、メールをくれた。どこをどう聞いて、どう感じたか、自分にとってどうだったのか、書いてくれて参考になる。「司会役、よかったよ」と書いてくれていてほっとする。
「帰り道につらつら考えていたら……」という下りがあって、ああ、そうか、と思った。
私がいつも講演後などにお願いしているアンケートは「直後」の感想だが、時間が経つと、また違う感想やコメントが出てくることもあるのだろうなぁ、と。聞いてハイおしまい、ではなくて、あとまでつらつらと考えてもらえるような講演やパネルができたらうれしいと思う。
昨日は、同時通訳の仕事だった。ユーコさんと同通ブースで、ゼイゼイと息切れしながら全力疾走をしてきた(もちろん、本当に走り回ったワケではない。頭の中が、ということである)。
パネルの司会2時間と同通2時間。このあいだ久しぶりに会ってお喋りした友人にも聞かれたけど、同じ2時間でも疲れ方が違うのである。使っている筋肉が違うからね、といったら、友人は「筋肉…?」と“筋肉でできた脳”を見るような目で私の頭を見ていた。私は体育会系なのである。(^^;
さて、数日前から、今日の天気を気にしていた。雨はだいじょうぶそうだ、うれし〜!
 今日は何を隠そう(隠すようなモノではないが)江ノ島の花火大会なのである。ついに今年も花火シーズンの幕が切って落とされようとしているのである。わくわく。
 先日、ウミガメを見に行った浜松でホテルから遠方に花火が見えていた。先日、調布の花火も自宅から遠方に見えていた。けど、こういうのは花火ではない。花火が開いてから、ドーンという音が聞こえてくるまで数秒数えられて、確か340メートル/秒だっけ、これを掛けて花火大会会場からの距離が計算できちゃうような距離では、花火は楽しめない。
 私は身体に響いてくるあのドーンという音が好きなのである。そして花火の散り際。
花火を見上げているときは、ふだん使っていない頭や心の部分が一生懸命動いている。「花火人生哲学」ができそうである。(^^;
 というふうなので、かつて友人を誘って平塚の花火大会に行ったら、花火が始まったとたん、一言も口を利かなくなり(だって自分の内の対話で忙しいだもん)、「こんなに真剣に花火を見る人は見たことがない」と呆れられた。そうだと思う(^^;)。それからは、花火はひとりで行くものと決めている。
 江ノ島の花火大会は、だいたいこの時期に開催され、よく雨が降る。何度か夕立に降られ、雨の中で見た経験がある。何度も行っているので、どの辺で見たらいいか、食べ物はどこで手にはいるか、どのタイミングで帰りはじめれば交通規制が始まる前に駅に着いて空いている電車で帰れるかなど熟知している。江ノ島花火大会のプロである。(^^;
 
7月23日
 左右の足首のところが赤くなっているのに気づいた。ヘンだなー、足を組んでいたわけでも、キツイ靴下を履いていたワケでもないのにー。どうも日焼けのようである。
うーむ。このあいだの日曜日、浜松の海岸でウミガメの卵を見たあとに、お天気がよかったので砂浜で3時間ぐらいのんびりしていたのであった。日焼けしないように、長袖に帽子、ジーパンで、砂浜に座り込んでいたのであったが……。
「で、足元は?」とハムスターのプチが聞く。そういえば、素足にサンダルであった。しまった。そこだけ日焼けしてしまったか。
「耳なし芳一ならぬ、足なし芳一だ〜」とプチが笑う。それじゃ、お化けじゃないよお。(_  _;
そういえば、サンマーク出版が「朝2時」その3を企画中で、読者の方々に取材協力をお願いしている。もしよろしければ、こちらからインプットをお願いします〜。
http://www.sunmark.co.jp/topics/20030703/frame_index.html
 今日は8時から朝食勉強会、午後は日経ホールでシンポジウムのコーディネータ。仕上げ中の翻訳書の校正紙を持っていって、その午前と午後の合間にどこかで作業をしよう。
 この本もそうなりそうだが、自分が書いたものにしても翻訳したものにしても、つくっているときにさんざ読み返すからだろう、いったん本の形にできあがってしまうと、自分では読まなくなってしまう。ので「朝2時」もパート2も、「エコ・ネットワーキング」「地球のセーターってなあに?」という本も、私は読んでいないのである。
 先日、国際女性ビジネス会議で、同じ分科会に出ていた人とたまたま名刺交換をしたら、「え? 朝2時の? 新聞とかで知っていますよ!」とびっくりされたあとに、「本人ですか?」と聞かれてしまった。うーむ。
 何と答えるべきか???と目がテンになったが、素直に「はい」といった。帰ってプチにいったら、「影武者です、とか、いいえ、本人ではありません、とか、いえばよかったのに」という。次回はそうしてみよっと。(^^;
 
7月21日
 TBSラジオの番組で、自分の出たところだけ、録音テープをもらった。「録音を仕掛けてくるのを忘れちゃったので、すいません〜」とお願いしたのだが、正確には「予約録音の方法がよくわからないので」であったが。
 ともかく、もらったテープをハムスターのプチに聴かせてあげたら、「よくまあ、これだけ口が回るねー。アナウンサーに負けないねー」と感心していた。(感心ではなく、呆れたのだとプチは言うが。^^;)
 私の声は通りが悪くて、喫茶店や居酒屋などでは、向かいの相手にも届かないほどである。声が小さいワケではないのだが、通らない。よって、10〜20人ぐらいの小さな部屋での講演でも、しつこくマイクをお願いする。でないと、のどを潰しそうになるからだ。
ところが不思議なことに、マイクのノリはいいらしい。通訳をはじめたばかりの頃、大センパイが「アナタの声はマイク向きねー」と褒めてくれたほどである(それしか褒めようがなかった???)。
講演などではよく「聴きやすい」といってもらえる。もっとも、「声がきれいで聴きやすかったおかげで、珍しく一度も眠らずに聞けました」とアンケートに書いてくれる人もいれば、「声がきれいで聴きやすかったせいで、つい、寝てしまいました」という人もいるので、その効果のほどは、相手次第、なのであるが。(^^;
 
7月19日
 昨日はTBSラジオの生放送だった。テーマはペットボトルのリサイクル。20分は短いだろうなぁ、と思っていたけど、思ったよりたくさんのことが話せた。小西克哉さんの引き出し方が自然で楽しかったから。
5分ほどの事前打ち合わせで思ったけど、小西さんは固定観念を自分から離して見られる人だ。だから、問いかけが自由闊達で、受け入れが柔軟で深い。おかげで、普通の20分間の数倍の話ができたような気がする。
終了後に、記念撮影。「日刊ストリーム新聞」の18日号に載ってた。
http://www.tbs.co.jp/radio/st/
 ところで番組中、私はひとつ、ドジをしてしまった。ラジオではわからなかっただろうけど、スタジオの空気がどよっとどよめいて、スタッフが焦っているのが見える。あはは。ごめんなさ〜い。知らなかったもんで。(^^;
 番組を終えて、スタジオから出たら、Oさんが待っていてくれた。「よかったんじゃない」とにこにこ。Oさんには、ときどき、いろいろな話をしながら、TBS最上階のラウンジで生ビールをご馳走になっている。昨日は午後2時半に私の出番が終わったので、さすがにビール、というワケにはいかない時間帯であったが。
 「また相談したいことがあるんだけど、お茶する時間ある?」と聞かれて、「うーん、次の約束があるから、また今度にします」と私。Oさんは「じゃ、今度は夕方に来てね」と。お茶だから断ったと思われてしまっただろうか。(^^;
 事務所に帰ったら、スタッフのひとりが、さきほど商店街でかかっていたラジオで私の声を聞いたという。声だけでわかるとは、さすが。(^^;
 さらに「さすが」なのは、リスナーにはわからなかっただろうな〜、と思っていた私のドジをしっかり認識していたことである。「いいのかなー、と思いながら聞いていました」と。・・・。
 さて、今日は国際女性ビジネス会議。昨年のパネリストだったので、ご招待していただいているのだ。今回は聞く側なのでお気楽である。
その後、移動して1泊。明朝、ウミガメに会えるか、ふたたび挑戦!である。
 
7月16日
 昨日は全国的に講演依頼日和が広がっていたようで。次々に3つも依頼をいただく。
 だいたいどこでも講演が終わると、「ぜひまた来て下さいね」といって下さる。「はい、また呼んで下さいね」とお返事をするのだけど、これはだれが講演しても繰り広げられるご挨拶なのだろうと思う。
 それでも私は、同じところに何度も呼んでいただいているほうだと思う。幸せなことである。
 先週の金曜日は、石川県主催の講演を聞いて、ぜひウチでも、と小松市が声をかけてくれた。月曜日は、高知県主催の講演を聞いて、高知市が声をかけてくれた。聞いてくださった方が声をかけてくれるのは本当にうれしいことであるよ。
 小松市の講演が終わって、「今度は企業向けの話をして下さいね」「ええ、また呼んで下さいね」とお別れしたのであったが、昨日小松市から実際に依頼をいただいた。うれしいほどのすごいスピードである。(@_@)
 昨日、4回の東京造形大学での講義が終わった。30数人の大学1年生に何を伝えられるのだろう?と思いつつ、90分×4回。
 教壇からは学生の反応はほとんど見えない(他の大学で話をしたときも同じだったが)。でも、毎回終了後に出してもらう感想文を読んでいると、いろいろと感じ、考えてくれていることがわかり、ほっとする。
 昨日、最後の感想文をもらった。「枝廣先生の授業を受けたことで、環境問題に対する認識が変わりました。(中略)先生の人生は楽しそうなので、環境問題に対して悲観的になるのはよそうとも思います。ガンバリます」と書いてくれた学生さんがいた。4週連続で時間を空けるのは大変だったのだけど、よかった、と思った。
 
7月15日
 昨日は高知市で講演だった。朝8時からの市長・幹部との早朝勉強会から始まるため、日曜日に高知入り。
 雨の中、海岸通のドライブ。傘をさして、カッパを着て、釣りをしている人たちがいる。雨の中、しかも、釣れる保証はどこにもないのに、本当に好きなんだろうなぁ! そして、使える……と思った。
そのあと、竜宮城へ連れていってもらって、飛び切りの海の幸をご馳走になる。
帰りの飛行機、ある方から贈っていただいた加藤登紀子さんの『青い月のバラード』をぽろぽろ涙をこぼしながら読む。ある環境会議で登紀子さんが歌われたことがあって、その「語り」を英語にする、という同時通訳をやったことがある。竜宮城のおみやげのクッキーの甘さが優しかった。
今日は4週連続で教えに行っている造形大学サステナブル・プロジェクトの最終回。これまで3回とも雨だった。今日も雨かなぁ?
 
7月13日
 そういえば、学習参考書を作っているある会社から、「朝2時からの一節を、国語の読解問題に使いたい」という申し込みがあった。
 「読解問題に採用されるってことは、何が書いてあるんだか、よくわからないってことじゃないのー」とハムスターのプチがからかう。(_  _;
 問題集ができたらきっと送ってくれるのだと思うけど、自分でやってみるのはやめておこう。間違ったら、ちょっと恥ずかしいからね。(^^;
 
7月12日
 昨日は日帰りで小松市で講演だった。小松はおうどんがおいしいそうで、お昼と夕方においしいおうどんをご馳走になった。メールニュースを見て、福井から来てくれた方もいて、うれしかった。
 中日新聞も取材に来ていた。今日あたりの中日新聞・石川版に載っているのかな? 
 中日というと、もちろんドラゴンズである。私はいまはプロ野球には興味を失っているが、中学生の時は熱烈なるドラゴンズファンであった(名古屋に住んでいたのだ)。
 春休みには、選手が自主トレをやっている瑞穂グラウンドまで何度も見に行ったし、一度は、フェンスを越えて、あこがれの田尾クン(新人だった)にサインしてもらって、握手もしてもらって、数日間、手を洗わなかったほどである。
 という、中学生の頃の思い出が「中日新聞の記者ですけど」といわれた瞬間に、走馬燈のように駆けめぐったのであるが、そんなことはおくびにも出さず(出されても迷惑だっただろうが)、おとなしく取材を受けたのであった。
 そういえば、このダイアリーの読者の間で、「野菜スープメーカー」が話題になっているそうだ。「どこで売っているのですか?」と聞かれたので、私が買ったカタログハウスに聞いたら、以下の専用電話へお申込みください、ということ。申込み専用電話 0120−164−164
商品名:全自動野菜スープメーカー
価格:14800円(消費税、送料600円別)
掲載号:『通販生活』2003年春号
 オススメは、ジャガイモ+長ネギ。これはいける〜! あとカボチャもいいし、じゃがタマ人参もいい。
唯一の難点は、最後にすりつぶすときに、モーターがすごい音を立てること。朝2時からは作れないな〜、というほどの迫力ある音である。この仕上げ作業に入る前に、「ピーピー」と可愛らしい警戒音がするのだが、ハムスターのプチはこれが聞こえると、ガバっと跳ね起きて、あわてて巣の奥深くに潜ってしまうのである。
私はいつもたくさん作って、冷蔵庫で冷やしておく。朝2時に起きて、コーヒーの代わりに、つめた〜い野菜スープを飲むのもオツなものである。
 
7月10日
 昨日はやろうと思っていたことも忘れ(したがって、部屋の整理はまだ済んでいない)、ひさしぶりにメールニュース三昧の時間を楽しんだ。出したのは1本だけだけど、数本分の準備を進め、連絡をしたりして、「どれから書こうかな〜」と、まるで迷い箸状態である。
幸せな時間であった。しかし束の間だから、また幸せなんだろうな〜。
「通販生活」の次の「回収ルートを辿る旅」は「水」をテーマにすることにした。楽しみである(いまはまだヒトゴト状態なのだ)。
編集者と打ち合わせメールで、取材は8月に行きましょう、というので、「8月に水の取材って、合っているよねー。ついに、水着デビューかな〜」と書いたら、「えっ!? でも、帽子はヘルメット。」との返事。
乞う、ご期待!である。(カメラマンの中岡さんが逃げ出さなければ、であるが。^^;)
 
7月8日
 上記のお知らせどおり、来月、第3回エコ・ネットワーキングの会をおこなう予定である。前回どうだっけ?と昨年のダイアリーを見ていたら、こんな記述があった。
「それはそうと、締めのはじめに、「第1回をやったあとも、『もう2度とやるまい!』と思ったのを思い出した」と彼女にいった。「第3回をやるつもりはないけど、もしやりたい!と私が言い出したら、『2度目のあと、もうやらない!といってましたよ』といってね」といったら、「いや〜、私はやりたいから、それはいいません」といわれた。で、仕方ないので、忘れないためにここに書いておこう(書いても忘れそうだが……。^^;)」
 そうであった! やっぱり忘れていたのであった。(_  _;
講演とは聞きに行くものだ、と思っていた人間が、自分でこういう講演会を企画・運営するのは、どこか落ち着かないものなのである。
 しかし、今回もまた優秀なる事務局メンバーに支えられて、きっと楽しい会になるに違いない。さっきメールが来ていたが、レスターもとても喜んでいる。「他には例をみない会」だって、いつも言っているから。
 さて、来週、TBSラジオで「リサイクル」の話をすることになった。忘れないように、書いておこうっと。
放送日   2003年 7月18日(金)
番組名   TBSラジオ「ストリーム」
出演者   松本ともこ  小西克哉
番組放送時間   毎週月〜金 午後1時〜午後3時30分
ゲスト出演時間  午後2時〜午後2時20分(生放送)
 
 そういえば、昨夜、もうひとつウレシイことがあった(8月末ぐらいに公開予定)。「七夕ってイイコトがいっぱいあって、いいなぁ!」といったら、ハムスターのプチが「アンタの場合、ほぼ毎日、七夕か棚ぼた状態じゃないよー」といった。かもしれませぬ。(^^;
 そうだ、もうひとつ。月曜から、ewomanというサイトで、「早朝時間の活用」についてのナビゲータみたいなのをやっている。いろいろな人の早朝時間についてのコメントを読んで、私もコメントを書く、という4日間である。いろいろなコメントがあって、面白いナー、と思う。
http://www.ewoman.co.jp/
 
7月7日
 七夕の今日、とってもウレシイことがあった。12人の乙女+私(も乙女。^^;)の思いが、天に届いたのである。
 これで作業にかかれる!(それがウレシイことかい、とハムスターのプチは言うが……。^^;)
 これが動けば、あとはドミノみたいにドンドン動くはずだ。
 たくさんの方にご心配いただいたが、おかげさまで、首も回るようになった。もうほぼ現状復帰(つまり首は回るが肩は凝っている状態)である。今回ばかりはさすがに懲りたので、生活でもいろいろ工夫するようになった。
 そのひとつとして、今朝は野菜スープに昆布とひじきを入れた。あとは、ニラとじゃがいもとタマネギである。(だんだん、世間ではお目にかかれないようなスープになりつつある。^^;)
 恐る恐る作ってみたけど、これが美味であった。またほとんど飲み干してしまいそうになった。
 今度はキムチでもいれてみるかな〜。(ハムスターのプチが、「うぁわ〜、ぎょひゃ〜」といっている。だいじょうぶ、アンタにもあげるわヨ。^^;)
 
7月6日
 先日ついに、翻訳書の原稿を提出した。当日ぎりぎりまでバタバタ校正していたが、それをすぐにファイルに反映させる手伝いをしてくれたスタッフにも感謝!である。おかげで、自分一人でやるより2回は多く目を通すことができた。
 この仕上げの日々を、例によって、野菜スープを飲みながら乗り切っていたのだが、長ネギとジャガイモのスープがすごくおいしいかった。一度に1リットルぐらいできちゃうのだが、ひとりで全部飲んでしまった。(^_^)Y
 原稿提出の日も朝からスープ・メーカーをしかけて、スタッフのお昼にもいっぱい献上したのであった。「3種類の野菜を使っています。さて、何でしょう?」と聞いたら、飲んだあと「うーん、カボチャとトマトかな」といっている。
 ハズレである。ふつう3種類のうち1種類ぐらいは当たるものだが、見事に全部ハズレてる。(_  _;
 こんど、カボチャとトマトのスープを作って献上してみよう。(^^;
 いくつか大きな仕事の〆切をクリアして、日常的な〆切はもちろんあるのだけど、久しぶりの解放感である。
 このスキに体制を取り戻すために、部屋と机の上の片づけをしなくては。それでも以前よりは進歩している。以前だったら、床の上にいっぱい山ができていたところだ。いまはそんなことはないもの。
 といっていたら、ハムスターのプチが「一箇所に固めただけでしょ? ポイ捨てをやめて「とりあえず」と書いたでっかい箱に放り込んでいるだけでしょ?」という。相変わらず口の悪いヤツだ。
 そのとおりである。しかしそれでも進歩なのである。だって、心理的圧迫感が違うもの。これなら自分を責めることなく、今日みたいに時間のあるときに、片づけしていけばいいし、探し物があればここを掘ればいいもん。
 「プチ、『ここ掘れワンワン』ってやってみてよ。『あ、ここにトリュフがあります!』でもいいし」といったら、「ハムスターをイヌやブタ扱いするな! どーせ、そんなイイモン埋まってないよ」だって。
しかたない、自力で掘りはじめるかー。(^^;
 
7月4日
 先週の土曜日に、事務所のベランダにプランターを並べて、「雑穀種まき大会」が開催された。私は全部終わってから、「いっぱい並んでいるねー」と見に行っただけの参加であったが。
 4日後に、「ヒエからもう芽が出ています」と報告があった。ひえ〜!(^^;
 っていっている場合じゃないのだけど、種の生命力は感動的である。
 先日、お風呂場で、びっくりして目が飛び出たことがある。(@_@)
 だって、隅っこに芽が出ていたからだ。こんなふうに。→ _p_
 ハムスターのプチのエサ箱をお風呂場で洗うのだが、そこでこぼれた種がわずかな水と光で、芽を出していたのである。
あわてて、救出して日当たりの良い窓辺に置くと、もやしのようだった白っぽい双葉が見る見る緑色に開いて、そのあいだから本葉が出てきている。
すごいなー。「もっと陽があったたら」「もっと水があったら」「もうちょっと待っていたら、条件が良くなるかも」なんていわずに、どんな不利に見える条件でも、いまある光と水をチャンス!とばかりに芽を出すんだもんね。
 
7月3日
 昨日は、雑誌の取材・撮影、打ち合わせ1件、夕方からキャンドルナイトの呼びかけ人代表の会合があった。今年の総括と来年に向けて。そして打ち上げ。
呼びかけ人たちの予想を超える広がりや展開があった面白い活動であった。毎日新聞によると、500万人が参加した計算になるそうな。あ、まとめのコメントを書くことになったんだっけ。
 今日は、目に入れても痛くない、可愛い可愛い訳書の巣立ちの日である(予定)。昨日も取材の合間、打ち合わせへの移動中など、すべての時間を使って、書き直しを進める。
 本の形式に縦書きでプリントアウトしたものに赤を入れていく(赤字で直す、という意味である)。以前も手伝ってくれた方が「最後まで手伝いましょう」といってくださったので、前半の赤の入った校正紙とファイルを送って、ファイルの直しを手伝ってもらう。並行して、後半の赤入れを進める。
 さきほど、前半の修正済みファイルが届く。ありがたい! あとは後半の朱を反映して、全体をもう一度プリントアウトして読み直し、最後の修正をすれば、編集者へ送ることができる!
 「午後には終えて、カットに行って来なよ。明日も出かけるんでしょ」とハムスターのプチがいう。
そのとおりなのである。ずっと首が動かせなかったので、ヘアカットはこわくて行けなかった。首は回るようになったが、時間の取れないスケジュールに突入していたので、まだ行っていない。かなり悲惨な状況である。
 「でもね、プチ。明日出かけるのは、人前に出るんじゃないからいいんだ〜」というと、「じゃあ、何の前にでるのさ?」と聞く。
「カメ前。」と私。あら、プチの目がテンになってる。(^^;
でも本当なのである。ウミガメの産卵見学なのだから。明日静岡に移動して、昼間見学できるところを見せてもらって、翌朝2時に集合して、浜辺に見学に行く予定なのだ。
朝2時起きは得意である。(^^; 見学のあと、他の人は宿に戻ってから仮眠するらしいが、私はいつもの生活パターンが出先でも続けられてうれしいことであるよ。土曜日は、戻ってからJFSのプロジェクト会合。
やはりぼさぼさ頭は当分つづくのであった……。(_  _;
 
7月1日
 いやはや。6月が終わった。
 土曜日に、例の250ページの専門書の翻訳仕上げをした。3人の訳者と12時から19時過ぎまで、缶詰め、膝詰めで、ひとつずつ確認して仕上げる。「Ad hoc」 なんて見たところ簡単な語の適訳に4人して頭を絞る。終了後、登戸のアリエルダイナーでミニ打ち上げ。
 日曜日は、JFSボランティアリーダーと事務局のミーティング。持ち寄りで食べて飲んで、特別マジックショーのあと、電気を消し、キャンドルでミーティングを続ける。
キャンドル・ミーティングもいいもんだ。ロウソクの光は、人の警戒水域を下げるようで、取り繕ったりせずに、そのままに近い自分でいられるのかもしれない。
昨日は、JFSニュースレターを滑り込みで出し、ある企業から依頼されていた環境報告書の第三者意見書を仕上げて提出。カタログハウスの連載の校正。メールニュース2本。あと、書き直している翻訳書を進めるが、思ったように進まない。このペースだとあと20時間かかることになるなぁ。(_  _;
7月は久しぶりに飛行機に乗れる。楽しみである。(^_^)/