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朝2時起きで、なんでもできる!

(サンマーク出版) 

紹介

朝2時起きで、なんでもできる!

私はいろいろなことをやっているせいでしょうか、よく「何をやっている人ですか?」「本業は何ですか?」と聞かれます。

まさか「メールニュース作家です」ともいえないので(?)、場面にあわせて「通訳者なのですが、環境のこともいろいろやっています」といったり、「環境ジャーナリストなのですが、通訳や翻訳もやっています」と答えたりしています。(自分は動物だとも鳥だともいえないコウモリの気持ちが分かります ^^;)

「通訳者です」と答えると、「帰国子女なのでしょう」といわれるので、「いえ、30才近くまで、英語は苦手でできませんでした」というと、「どうやって勉強したんですか?」と聞かれます。「う〜ん、一言では・・・」

「環境ジャーナリストです」と答えると、「どうやって環境のことに関わるようになったのですか?」と聞かれます。「話せば長い話で・・・」

そして、最もよく聞かれるのは、「いったいいつ寝ているんですかぁ? なんかスゴイ時間にメールが来ますが」(^^;)

これからこういう質問をいただいたら、この本を差し出して勘弁してもらっちゃおう、という本ができました。ちょっとスゴイ書名ですけど(^^;)。

どのような勉強をして29才からの2年間で通訳者になったのか、駆け出し時代、どうやって仕事を見つけ増やしていったのか、その後、どうやって環境関係の活動にシフトしてきたのか、などなど。通訳の失敗談や笑い話も載っています(売るほどありますから! ^^;)。

また、私はいつも「できるだけ楽しく、できるだけラクに生きたい」と思っているので、そのために自分に役立っているコツ?も書きました。

読んで下さった方からのフィードバックを見ると、「英語学習法」「キャリアアップ」「ストレス管理」「タイム・マネジメント」「ライフ・マネジメント」などなど、さまざまな切り口で読んで下さっているようです。書店さんもどの棚に置いていいのか、困っていらっしゃるかも。(^^;

目次

拾い読み (いちばん最後のページより)

キャリア・カウンセリングの通訳をしたときに、「人が仕事に満足する三つの要素」という「ホランドとスーパーの理論」を知りました。

(1) 自分の好きなことをやっている(興味)

(2) 自分にそのスキルがある(能力)

(3) それが大切だと信じている(価値観)

この三つをあわせもった仕事をしている人は、「あと三日の命と宣告されても、今の仕事をしますか?」という問いに「はい」と答えることでしょう。

私自身は、当時は通訳と翻訳の仕事しかしていなかったので、「(1)と(2)は当てはまるのだけど……」と思っていましたが、その後、環境に関連する活動をはじめて、「三つの要素をあわせもった仕事ができて本当に幸せ!」と思うようになりました。

私は、「あと三日」といわれたら、たぶんもっと力を入れてメールニュースを書くだろうなぁ、と思います。一日10本ぐらい出しちゃうかもしれません!

10年前のちょうど今ごろ、私はアメリカに渡ったばかりで、「同時通訳者になるぞ!」と夢だけは大きかったけど、実際にはゴムホースもバニラアイスクリームも満足に買うこともできない状態でした。「10年ひとむかし」といいますが、10年あれば、こんなに遠くまで来ることができるんだ、と思うと、10年後の自分はどうなっているのだろう?何をやっているのだろう?と楽しみになります。

いま、「地球環境問題ほどおもしろい分野はない!」と思っています。そして、残念ながら、10年ぐらいでは状況は好転しそうにないので、このまま環境に関わる仕事をつづけていることでしょう。

「環境問題は暗い」とよくいわれますが、どうしてでしょうね?こんなにダイナミックで創造力や想像力が発揮できて、人間の素晴らしい面が前面に出てくる、楽しくてやりがいのある分野はないのに!

しかし、どういう形で環境に関わる仕事をしているのか?それはまったく想像がつきません!


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