T-34/76(1942) with cast turret

UNIMODEL 1/72 No.325

 

 

余りにも有名なソヴィエトの中戦車T34です。

フジミで発売されているT34は小さいタイプの砲塔で、

こちらは六角砲塔と呼ばれる、少し大きめの砲塔タイプですね。

 

キットは、私としては初めて作る、

ウクライナのメーカー、UNIMODEL製。

初めて作るメーカーは、いつもほんとにワクワクドキドキ。

この胸の高鳴りは何なのでしょう(笑)

 

パッケージは飾り気の無いデザインですが、私は嫌いじゃありません。

パーツは、ランナーの中にぎっしり詰め込まれた感じがします。

モールドはシャープとは呼べないかもしれませんが、

私的には、全然問題ないです。

私の嫌いなエッチングパーツが3点ありますが、

このくらいの量なら全然苦になりません。

デカールは、薄くて、素敵な書体のものなのですが、

水に入れると、バラバラになってしまい、使い物いになりません。

この貼ってあるデカールも、バラバラになった物を、

組み合わせながらの張り込みとなりました。

パーツ分割は、もう少し一体成型できるのでは?

と、思う部分もあります。

バリエーションを考えてのパーツ割りかな?

転輪は、ゴム部分をポリパーツで再現してあり、組み立ては楽しい。

しかしこれ、プラパーツの方が組み立て易いのでは?

たまたまだったのかもしれませんが、

離型剤がべったり付いていました。

おうちゃくして、脱脂剤でパーツを洗ったら、

表面が少し溶け、白くなってしまった(笑)

 

そんな初UMは、少し手を加えないと組みあがらない所もあり、

少し手がかかりますが、大きな達成感がありました。

UM、いいなぁ。気に入ってしまった。

 

私はいつも、塗装前にあーだこーだ、かなり完成予想図を妄想します。

例えば前回作った、工場っぽいチャーチルも、

かなり細かいところまで、完成予想図を妄想しました。

今回の妄想は、数台の戦車を冬季迷彩中、

この戦車を塗るときに、白のペンキが無くなてしまい、

砲塔と、その周辺のみしかペイント出来なかったと言う設定での妄想です。

短調になりがちなT34ですが、

メリハリのある塗装になったと思っています。

 

あと今回は、いつもより気合を入れてペイントしてみました。

チッピングを入れています。

チッピング、めんどくさ〜

おかげで6時間近く時間がかかってしまいましたが、

終わってみれば、それなりの効果がありまして、

頑張ったかいがあったのでした。

 

20091214

 

 

 

 

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