MkA "WHIPPET"

EMHAR 1/72 EM5004

 

 

第一次大戦時の最も活躍したイギリス戦車だそうです。

戦車と言うより、トラクターっぽい雰囲気がなかなかステキ。

二階建てバス「ダブルデッカー」のエンジンを2基積み、

それぞれのエンジンがそれぞれの履帯を独立して駆動する構造らしい。

こう聞くと、なかなか力強いと想像してしまうが、

きっとそれほどでもなかったのだろうなぁ。

それより、左右独立したエンジン駆動ってことは、

操縦難しかったんじゃない?

 

キットは私にとって初EMHAR。

外国製キットにしては値段はお手頃。

印象的なのは、ランナーが角柱って事。

和室の障子を思い出すのは私だけでしょうか(笑)

モールドは普通です。

そしてパーツ点数が非常に少なく、あっという間に完成。

ですが、これはキットがしょぼいからではありません。

驚くなかれ、スライド金型を多用していて、

パーツ点数を減らし、組立てやすくしているのですよ!

これは結構好印象。

がんばれEMHAR!

 

塗装はいつもと同じ・・・ではありません。今回は。

黒い戦車を塗ってみたかったのです。

その場合、いつもの黒立ち上げ塗装ですと、白っぽくなってしまう。

そこで今回は、グレーを塗り、最後に黒を塗っていくという、

いつもとは真逆の「黒倒し塗装?」にチャレンジ。

思いついたら、勢いで塗ってしまう私ですから、

失敗も多々あり、その時は気分が凹みます。

ですが、それに引き換え、

今までの自分にはなかった表現を見つけることが出来た時のうれしさは、

なんとも言えないうれしさです。

今回で言えば、塗る前の私の思い描いたイメージとは違うのですが(笑)

蒸気機関車的といいますか、

なかなか、いかつい感じに仕上がったと思っています。

そうそう、

その他の部分もいつもと違う塗り方(履帯とか)を多々していまして、

また少し表現の幅が広がった気がしてます。

 

20101229

 

 

 

 

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