M3 GRANT Mk.1

HASEGAWA 1/72 MT5

 

 

リーのイギリス版ですね。

不思議な形をした戦車です。

キットの説明文を読むと、

当時の米国には、しっかりとした回転砲塔を造る技術がなく、

車体に主砲を取り付けた形になったと書いてあります。

それでこんな形の戦車になったのですね。

 

キットの内容は

ハセガワ ミニボックスシリーズ初期のキットという事もあり、

デティールはかなり省略されていますし、

お世辞にも、すばらしいキットとは言えません。

が、いつものようにしっかり塗装してやれば、

それなりに見えてきますので不思議な物です。

 

そうそう、どうでも良い事ですが、

箱の文字に誤植を発見。

GRANTがGRAMTになってますよ〜(笑)

 

組み立てはいつもの素組。

履帯上部はスカートに隠れてしまいますので、たるませる必要も無く、

比較的、さくさく完成してしまいます。

 

塗装も、最近の私の、いつもの方法です。

ただし、いい加減な私でも、

出来る事なら、すばらしい作品を作りたいとは思っていますので、

今回は、時間を気にせず、ちょこちょこ冒険をしながら塗装してみました。

かかった時間は4時間。

私としては、飽きずに、それなりに見える塗装というのは、

4時間あたりがちょうど良いようです。

 

私は、いつも言っていますが、スーパーリアルよりも、

それっぽい塗装の方が好き。

なかでも、汚れすぎている方が好き。

今回もそんな感じで(笑)

チャレンジとしましては、

砲塔は、何らかの原因で、

未塗装の鉄むき出しの物に、のせかえられたとの設定で、

サビ色のみの塗装にしてみました。

アクセントになり、単調な塗装にならずにすんだと思っています。

 

最後に、今回のこの塗装で、新たな塗装のコツを発見したような気がします。

塗装は、奥が深いですね。

 

20091113

 

 

 

 

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