電気通信大学 X68000同好会 酒井利治氏作 アクションパズル「φ(ファイ)」の PC9801からの移植版です。
「φ(ファイ)」は、城とも洞窟も言えそうな場所を舞台とし、氷を操って炎を消し、ゴールとなる扉を目指す、アクションパズルゲームです。そこには炎や扉の他に敵や罠も存在し、敵を避け、罠を避けつつ、氷を操る能力だけを頼りに挑まなくてはなりません。あなたの深い思考力と瞬間の直感で、この難関を乗り切ってください。以上、原作のドキュメントからの抜粋です。
iPhi(iモード用ページ)
iアプリ(505以降)なので、ドコモのケータイからでないとダウンロードできません。
実行した初回のみ、画像データをダウンロードしてスクラッチパッドに保存するので、通信を許可にする必要があります。
二回目以降は通信しませんので通信不許可で構いません。
主な操作方法は次の通りです。
←,4,1 →,6,5,3,2 |
左右移動 |
7,* | 「左下」に氷を作る、「左下」の氷を消す |
9,8,0,# | 「右下」に氷を作る、「右下」の氷を消す |
ステージデータは、他の機種のφと違って全100面です。ステージデータ自体を他のものに入れ替えることは出来ません。
また、どのステージも最初から選べるようになっています。お好きなステージからどうぞ(笑)
したがってエンディングははっきり言って無いので、最終面をクリアしても期待しないで下さい(爆)
携帯版φを作ってみたいと思ってiアプリを勉強しました(笑)
Java自体は知っていたので問題なかったですが、iアプリ独自の部分がやっぱり苦労しましたね。特に容量制限が…(涙)
クラスを減らした方がいいなんて、まったくオブジェクト指向から反してますなぁ。でも現在のオブジェクト指向言語は資源を無駄に使って構わないという考えが前提があるみたいで、それがおかしいと言えばおかしいんですけどね…。
当初はステージデータを選んでダウンロードするようにしようと思ってたんですが、iモードでは通信があまり自由にできないことや、iアプリの容量制限で断念しました。
そこでステージデータを通常のφのものとは変えて、クリアに時間がかかるものをカットし、公開されている面データから面白いものと入れ替えさせていただきました。
ステージが最初から全て選べるようになっているのは、好きな面から出来るようにとの考えからです。ある面が難しくて詰まったとしても、他の面を見てほしいし。
順番にクリアしていくより やりたい面だけちょっとずつ出来ればいいというのがケータイゲームの文化かなぁと思います。
画面の両端が半キャラずつ切れているのは、仕様です!(苦笑)
横のドット数が256あれば16x16でちょうど収まるのに、240しか無いから8ドットずつ削るという苦肉の策です。
実行速度は、505iだと遅めです。エミュレーターで動かしていたときは無難な速度だったんですけどねぇ。
でも902iとかだと早いらしいです。当初はウェイトを入れてなかったので、「早すぎる」と文句を言われてビックリでした(苦笑)